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量子論の検索結果1 - 31 件 / 31件

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量子論に関するエントリは31件あります。 研究科学science などが関連タグです。 人気エントリには 『歴史で学ぶ量子力学【改訂版・1】「量子論に出会って衝撃を受けないものは、量子論がわかっていない」 - ナゾロジー』などがあります。
  • 歴史で学ぶ量子力学【改訂版・1】「量子論に出会って衝撃を受けないものは、量子論がわかっていない」 - ナゾロジー

    はじめに 「量子力学」を考える上での注意量子力学が難解な学問という認識は、誰もが抱いているでしょう。 では、なぜ量子力学は難しいのでしょう? その理由は、量子力学が本来は頭の中でイメージできるような概念を持っていないためです。 とはいえ、量子力学に関するさまざまな図解やたとえ話は、誰でも一度は目にしたことがあると思います。 しかし、実のところ、それらはすべて厳密には正しくないのです。 物理学とは、ニュートンからはじまり、目に見える現象の数々を説明する学問として発展してきました。 ところが、あるときこの理論が崩れ去り、既存の理論では一切説明のつかない事実が次々と発見されたのです。 それはたとえば、光が波として見ても、粒子として見てもどちらでも成立してしまう、という問題です。 これは頭でイメージしようとしても(あるいは図に描こうとしても)、思い描くことが不可能です。 そのため、物理学者たちはこ

      歴史で学ぶ量子力学【改訂版・1】「量子論に出会って衝撃を受けないものは、量子論がわかっていない」 - ナゾロジー
    • なぜ物理学で実数を使うことに疑問を感じる人は少ないのですか。現実世界は実数で表すのに適切なのですか?つまり、量子論でも何でもいいのですが、空間にせよ時間にせよ、その"連続性"は担保されているのですか?

      回答 (7件中の1件目) 先人の回答にほぼ尽きているのですが補足を一応しておきます。少し雑多な文章になることをお許しください。 1 まず疑問を感じる人は少なくありません。統一理論への時空を離散化するアプローチ(後述するように単純に格子で離散化するわけではない)はループ量子重力と言います。しかし、現在のところの最有力候補、超弦理論がAdS/CFTという一つ大きな理論(予想?)へのアプローチを産んだのに比べて、これは私の知る限りそんなにうまくいってません。さて、当てずっぽうで離散化したら面白いんじゃないかなぁといって離散化したわけでなく、歴史的には明確なモチベーションがあります。2はそのモ...

        なぜ物理学で実数を使うことに疑問を感じる人は少ないのですか。現実世界は実数で表すのに適切なのですか?つまり、量子論でも何でもいいのですが、空間にせよ時間にせよ、その"連続性"は担保されているのですか?
      • 研究者を親に持つ子供が多いつくば市の小学校では自由研究がガチすぎて先生が困るらしい「量子論を書いてくる児童がいて評価のしようがない」

        中島保寿(古生物学者) @japanfossil 中島保寿 Yasuhisa Nakajima Ph.D/paleontologist at Tokyo City University 古生物学者@東京都市大学准教授/理工学部自然科学科&大学院総合理工学研究科自然科学専攻で古生物学の研究室をつくっています。完成度今80% #TCUPaleoLab fossiljapan.com

          研究者を親に持つ子供が多いつくば市の小学校では自由研究がガチすぎて先生が困るらしい「量子論を書いてくる児童がいて評価のしようがない」
        • 図式で学ぶ量子論 #1 ~量子論の数学的構造~|Kenji Nakahira

          連載の記事一覧: #1 量子論の数学的構造 #2 CP写像の基礎 #3 確率論としての古典論・量子論(前編) #4 確率論としての古典論・量子論(後編) #5 プロセスの表現 番外編 2準位系から多準位系への演繹による拡張は難しい 番外編その2 堀田先生の書籍(中略)演繹的に導けていない 番外編その3 量子もつれ状態と非局所相関について 書籍「図式と操作的確率論による量子論」を22年10月に出版する予定です。本書の紹介を兼ねて,有限次元系の量子論の基礎を数回に分けて紹介したいと思います。 はじめに量子論を理解するためには,その「数学的構造」と「操作的・確率的な性質」の両方を理解することが重要かと思います。操作的・確率的な性質のうち直観的に理解しやすいものから出発して,量子論の数学的構造や他の性質を素直に導ければ都合がよいのですが,今のところ容易に導く方法は知られていないようです。結局,量子

            図式で学ぶ量子論 #1 ~量子論の数学的構造~|Kenji Nakahira
          • 須藤元気 on Twitter: "「量子力学的習慣術/松村太輔」を読みました。精神世界で言われている愛や感謝の大切さを量子論の観点から分かりやすく書かれています。僕たちはその固有の振動数に応じたパラレルワールドに生きています。これからも毎日、感謝して高い振動数で世… https://t.co/dghqeyL61E"

            「量子力学的習慣術/松村太輔」を読みました。精神世界で言われている愛や感謝の大切さを量子論の観点から分かりやすく書かれています。僕たちはその固有の振動数に応じたパラレルワールドに生きています。これからも毎日、感謝して高い振動数で世… https://t.co/dghqeyL61E

              須藤元気 on Twitter: "「量子力学的習慣術/松村太輔」を読みました。精神世界で言われている愛や感謝の大切さを量子論の観点から分かりやすく書かれています。僕たちはその固有の振動数に応じたパラレルワールドに生きています。これからも毎日、感謝して高い振動数で世… https://t.co/dghqeyL61E"
            • 【相対性理論と量子論】一粒で二度美味しい本。光速で動くと、鏡の反射が遅れ自分の顔は見られない?!アインシュタイン少年の夢再び。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

              こんにちは、カタツムリ系です🐌 佐藤勝彦博士という、宇宙物理とか相対性理論では、かなりの大御所がいらして、例えば、雑誌Newtonあたりの監修も手掛けられることもあります。 ただ、いまだに最前線で活躍されているせいか、時間不足気味で、最近は、口述➕推敲という形で本を出版。ポピュラーサイエンスに貢献されているとか。 今回も、そんな一冊です。 図解 相対性理論と量子論―物理の2大理論が1冊でわかる本 作者: 佐藤勝彦 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2006/05/01 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (12件) を見る 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 四コマ漫画じゃないですが、1つ1つのトピックが完全に独立していて、読みやすい 相対性理論や量子論に触れるときに何度となく引き合いに出され

                【相対性理論と量子論】一粒で二度美味しい本。光速で動くと、鏡の反射が遅れ自分の顔は見られない?!アインシュタイン少年の夢再び。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
              • 量子論において初学者が誤解しやすいいくつかのこと|Kenji Nakahira

                量子基礎論の初学者や専門家ではないと思われる方が事実であると誤解しやすい(かもしれない)五つのことがらを挙げてみたいと思います。 はじめに:誤解とは何か?この記事では,「事実とはいえないことを事実であると解釈すること」を『誤解』とよぶことにします。明らかに事実ではないことや現時点では事実であるか否かがわかっていないことを事実だと捉えることは,誤解といえるでしょう。また,物理学としての量子論に限定し,事実であるか否かを物理的な立場から考えることにします。各用語の定義として,できるだけ一般的と思われるものを採用することにします。 誤解1:量子論に『観測問題』は存在しない『観測問題』の定義によりますが,一般的には量子論の測定に関する各種の基礎的な(かつ未解決の)問題のことを意味するようです。たとえば,以下のような問題が考えられます。 測定は『誰』が行えるのか?(例:無生物は測定できるのか?) 測

                  量子論において初学者が誤解しやすいいくつかのこと|Kenji Nakahira
                • 場の量子論における新しい量子的対称性の発見 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

                  大森 寛太郎(物理学専攻 助教) 発表のポイント 粒子間の相互作用を記述する枠組みである連続的場の量子論(注1) において、「非可逆的対称性」と呼ばれる新しいタイプの対称性(注2) を系統的に発見する手法を発見しました。 「非可逆的対称性」の具体例が3次元の連続的場の量子論において初めて発見されました。 「非可逆的対称性」が場の量子論において発見されたことで、この概念の素粒子理論やハドロン理論への応用が期待されます。 発表概要 対称性は理論物理学において必要不可欠であり、特に場の量子論の研究においては大きな足掛かりとなってきました。「非可逆的対称性」はそのような対称性を一般化する試みです。通常の対称性は逆操作を伴いますが、「非可逆的対称性」においてはこの制限を取り除くことで、通常の対称性に乏しい系でも解析を可能にすることが期待されています。特に、この操作は巨視的な量子的重ね合わせ(注3)を

                    場の量子論における新しい量子的対称性の発見 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
                  • 『USBケーブル量子論』少なくとも3回まわさないとうまく差し込めないのはこういうことだった「オスだけでなくメスも観測しないと確率は収束しない」

                    LambSun🐏 @LAMBsunsun 私は量子力学を研究しており、ちゃんとしたジャーナルに論文も投稿しておりますが、ここに書いている事は全て事実です。USBは上向き状態と下向き状態が完全に縮退しており、その重ね合わせが観測されます。またこの状態はChern number によって保護されている、つまりトポロジカル物性の一つになります twitter.com/Romly/status/1… 2020-03-30 14:51:50

                      『USBケーブル量子論』少なくとも3回まわさないとうまく差し込めないのはこういうことだった「オスだけでなくメスも観測しないと確率は収束しない」
                    • 熱力学と量子論を結びつける学問分野「量子スチームパンク」とは?

                      原子力発電がウランの核分裂でお湯を沸かして発電しているように、最先端のテクノロジーも古代の理論・技術の延長線に存在します。ハーバード大学で理論物理学を研究するニコル・ユンガー・ハルパーン氏が、19世紀の産業革命のさなかに生まれた熱力学と21世紀の量子論を結びつける学問分野「量子スチームパンク」について解説しています。 Quantum Steampunk: 19th-Century Science Meets Technology of Today - Scientific American https://www.scientificamerican.com/article/quantum-steampunk-19th-century-science-meets-technology-of-today/ 「スチームパンク」は、イギリスのヴィクトリア朝やエドワード朝の雰囲気をベースに、蒸気機

                        熱力学と量子論を結びつける学問分野「量子スチームパンク」とは?
                      • 【量子論を楽しむ本】量子論NAVER的まとめ。ニュートン的な美しい世界観の限界と自然の曖昧さがもたらす、アインシュタインの苦痛。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                        こんにちは、カタツムリ系です🐌 またまた、大御所の佐藤勝彦博士の著作。色々読み比べると、よく分かりますが、この方の著作はたしかに手強いです。だけど、同時に、確実に面白い😊文章力というのもあるでしょうが、発想の柔軟さと、サイエンスに対する真摯さが、とても印象的で、そんなところが面白さを下支えしているのかも。 「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫) 作者: 佐藤勝彦 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2012/10/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (12件) を見る 出典はアマゾンさん。 ちなみに、この記事↓で扱った「相対性理論と量子論」と同じ作者。 ———————————————————————— 【目次】 念のため、ニュートン力学の限界点をおさらい 自然界の曖昧さをおさらい 自然の曖昧さを深掘り アイ

                          【量子論を楽しむ本】量子論NAVER的まとめ。ニュートン的な美しい世界観の限界と自然の曖昧さがもたらす、アインシュタインの苦痛。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                        • 処理水放出と「リスク・コミュニケーション」のちゃぶ台返し - 安東量子|論座アーカイブ

                          処理水放出と「リスク・コミュニケーション」のちゃぶ台返し もっとも重要なのは、信頼関係をいかに構築していくかだ 安東量子 作家・NPO法人福島ダイアログ理事⻑ 神経を逆撫でする、という表現がある。あるいは、無神経ともいう。2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故のあと、「リスク・コミュニケーション」という言葉がよく聞かれるようになった。新型コロナウイルス感染拡大に際しても広くメディアで話題に上ったので、目にしたことがある方も多いかもしれない。 東京電力福島第一原子力発電所事故後の、放射能や原発事故に関連する政府によるリスク・コミュニケーションは、失敗続きだった。政府の伝えたいことをうまく伝えることができなかっただけならまだしも、わざとコミュニケーションを悪化させ、政府は信頼できないと国民に思わせようとしているのではないか、狙って神経を逆撫でしようとしているのではないかと思われるよう

                            処理水放出と「リスク・コミュニケーション」のちゃぶ台返し - 安東量子|論座アーカイブ
                          • 量子論とベルの不等式の破れ - Physics Lab. 2021

                            各班のメンバーが、専門分野の興味深いトピックを一般の方にもわかりやすく説明しました。

                              量子論とベルの不等式の破れ - Physics Lab. 2021
                            • 【量子論がみるみるわかる本】宇宙は虚数の時間で生まれ、生まれた場所は不明。宇宙は聖書的にして魔法の世界さながら。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                              こんにちは、カタツムリ系です🐌 この良心的なシリーズの量子論版です。原著者の佐藤勝彦博士の碩学ぶりはもちろんのこと、ライターの方が、かなり、優秀かつ丁寧な仕事をされる方なのかもしれません。 [図解]量子論がみるみるわかる本(愛蔵版) 作者: 佐藤勝彦 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2009/03/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 5人 クリック: 17回 この商品を含むブログ (3件) を見る 出典はアマゾンさん。 ちなみに、この記事↓で扱った「相対性理論と量子論」と同じ作者。 ———————————————————————— 【目次】 なんだか聖書のような、宇宙のはじまりの説明 「ダルマさんが転んだ」的量子論のエッセンス マジックついでに「虚数の時間」まで登場。ハリポタより、ハリポタ的?! 最後に ———————————————————————— なんだか

                                【量子論がみるみるわかる本】宇宙は虚数の時間で生まれ、生まれた場所は不明。宇宙は聖書的にして魔法の世界さながら。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                              • 【心は量子で語れるか】時に神的な量子論は現宇宙も多元的宇宙も追跡。そしてココロもターゲットに💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                こんにちは、カタツムリ系です🐌 人間も原子から出来ていて、その原子も陽子やら中性子やら電子から成っているのなら、心もまさに量子力学の対象なのかもしれません。筋肉の運動も、体内で生成される電気信号の指示を受けるらしいですし。 一方、心理学はどうしても、統計的、と言いますか、なぜこうなるか!ではなく、こうなるケースが多いという説明以上のことはあまり教えてくれないイメージあります。ついに、物理学がここまで侵入してきました。 宇宙の始まりを目指し、地球の核を目指し、多元的宇宙を目指してきた、万能的?物理学。心に視線を向けるのは、実は遅すぎたのかも💦 心は量子で語れるか―21世紀物理の進むべき道をさぐる (ブルーバックス) 作者: ロジャー・ペンローズ,中村和幸 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1999/04/20 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 23回 この商品を含むブログ

                                  【心は量子で語れるか】時に神的な量子論は現宇宙も多元的宇宙も追跡。そしてココロもターゲットに💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                • 【重力波で見える宇宙のはじまり①】宇宙最大の謎の始まり。相対論も量子論も飛び越える真空エネルギーのゆらぎと、その逆襲。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                  こんにちは、カタツムリ系です🐌 地味ながら、いろんな方面での可能性を秘める重力波。光を含む電磁波ではリーチできない宇宙誕生38万年前より以前の宇宙へのリーチの可能性や、余剰次元の探求など、かなりリッチなコンテンツをもっている可能性あります。そんなこんなで、過去も何度か同じテーマの記事を↓ 過去はたまたまか日本の著者でしたが、今回はフランスの方。新しい視点への期待。 重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス) 作者: ピエール・ビネトリュイ,安東正樹,岡田好惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/17 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 四つの力のおさらい 四つの力の来し方行く末 宇宙最大の謎(P-20) まずは真空エネルギーの登場 真空エ

                                    【重力波で見える宇宙のはじまり①】宇宙最大の謎の始まり。相対論も量子論も飛び越える真空エネルギーのゆらぎと、その逆襲。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                  • 図式で学ぶ量子論 番外編その2 ~堀田先生の書籍「入門 現代の量子力学」では多準位系の数学的構造を演繹的に導けていない~|Kenji Nakahira

                                    連載の記事一覧: #1 量子論の数学的構造 #2 CP写像の基礎 #3 確率論としての古典論・量子論(前編) #4 確率論としての古典論・量子論(後編) #5 プロセスの表現 番外編 2準位系から多準位系への演繹による拡張は難しい 番外編その2 堀田先生の書籍(中略)演繹的に導けていない 番外編その3 量子もつれ状態と非局所相関について この記事は,ひと言で述べると,堀田昌寛先生の書籍「入門 現代の量子力学 ~量子情報・量子測定を中心として~」の主要な部分に間違いがある(かつその間違いを修正することは恐らく容易ではない)という話です。下記のAmazonのレビューに要点をまとめていますので,よろしければご覧ください。 なお,この記事の内容は「図式で学ぶ量子論」の本編とは大きく異なります。興味のない方は読み飛ばしてください。 ※ 前回と今回の記事に関して,堀田先生からは「補足」を書いてくださっ

                                      図式で学ぶ量子論 番外編その2 ~堀田先生の書籍「入門 現代の量子力学」では多準位系の数学的構造を演繹的に導けていない~|Kenji Nakahira
                                    • 「結果オーライ」への道筋を探る - 安東量子|論座アーカイブ

                                      東京電力福島第一原子力発電所内に大量に保管され続けている「水」の処理についての議論は大詰めを迎えている。この原稿が発表される頃には、また新しい動きが報じられているかもしれない。もっとも、大詰めを迎えているとは述べたが、実際のところ、ここ数年にわたって議論に大きな進展は見られず、人を変え言葉を変え同じ話が繰り返されているのが実態であるように思える。 事故が海に与えた影響 福島第一原子力発電所で発生している「水」の処理にあたって、大きな障害となっているのが、特に近隣海域で操業を行っている漁業への影響、いわゆる「風評被害」であると言われている。 2011年3月に起きた東日本大震災によって、福島県の漁業も甚大な被害を受けた。漁業関係の施設のみならず、海沿いにある自宅が被災した漁業関係者も少なくない。それに上乗せするように原発事故が起きた。福島第一原子力発電所事故によって放出された放射性物質の大部分

                                        「結果オーライ」への道筋を探る - 安東量子|論座アーカイブ
                                      • 実無限と可能無限 - 量子論の不思議な世界

                                        このように考えれば、数字の 9 が無限に並んだ状態を想像する必要はありません。 まず、左辺として、有限の数列 0.9、 0.99、 0.999 を想像します。 次に、その数列が、決して到達しない値 1 を式の右辺に書けばよいのです。 これは等号概念の拡張とも解釈できます。 ある値と、その値に限りなく近づく数列の間の新しい等号記号を定義したことになります。 このような新しい等号記号を定義しても、数学上の矛盾は生じません。 イプシロン-デルタ論法 極限に関する説明では、ある数列がある値に限りなく近づくと表現しました。 この表現は、実は、もっと単純な概念の組み合わせで定義できます。 私たちは、極限をもっと単純な概念の組み合わせで定義できます。 その定義をイプシロン-デルタ論法と呼びます。 値 1 に限りなく近づく数列 an をlim記号で次のように表現しました。 このlim記号をイプシロン-デル

                                          実無限と可能無限 - 量子論の不思議な世界
                                        • 【佐藤文隆先生の量子論】レジェンド教授の、渾身の講義😊「粒子・波動の二重性」という悩ましい現象を、二重性格の「珍獣扱い」💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                          こんにちは、カタツムリ系です🐌 ブルーバックスシリーズでは、何度もお世話になっている佐藤文隆博士の著作。この方の特徴ですが、理系どっぷりというよりは、かなり哲学チックなアプローチをされます。例えば、次の「量子力学のイデオロギー」とか↓ そして、もう一つの特徴は、比較的容赦なく数式を盛り込まれること。おかげで、数式に対する理解はかなかな進まないものの、数字アレルギーが微妙に減ってます💦 聞いた話ですが、日本刀の達人的使い手に「どうしたらあなたなのようになれるか?」と質問したところ「日本刀をずっとそばに置いておけ」という回答あったとか。数式も分かる分からないは別として、とりあえず、接点を増やすのは悪くないのかもしれません💦 佐藤文隆先生の量子論 干渉実験・量子もつれ・解釈問題 (ブルーバックス) 作者: 佐藤文隆 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/09/20 メディア: 新

                                            【佐藤文隆先生の量子論】レジェンド教授の、渾身の講義😊「粒子・波動の二重性」という悩ましい現象を、二重性格の「珍獣扱い」💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                          • なぜ量子論では線形代数が必要なのか?|Kenji Nakahira

                                            量子論について理解するためには,線形代数に関する知識が少なからず必要になるはずです。その理由は,量子論では線形写像を考えることが実質的に不可欠であるためといえるでしょう。そもそも,なぜ量子論では線形写像が現れるのでしょうか?その理由を,量子論の専門家ではない人にできるだけわかりやすく説明します。 量子論では,大別すると2種類の線形写像が現れます。これらを区別できれば,量子論に関する理解が大幅に深まることと思います。 準備:線形写像とはまず,線形写像についてざっくりと説明しておきます。ある集合$${X}$$からある集合$${Y}$$への写像$${f}$$が線形であるとは,任意の$${x_1,\dots,x_k \in X}$$と$${a_1,\dots,a_k \in \R}$$($${\R}$$は実数全体)に対して $$ f \left( \sum_{i=1}^k a_i x_i \rig

                                              なぜ量子論では線形代数が必要なのか?|Kenji Nakahira
                                            • 物理学者はディラック方程式を幼稚園で教わる、とワインバーグが場の量子論で書いているのはほんとです、、、 - Fallen Physicist, Rising Engineer

                                              物理学者は,このような問題については外場のもとでのディラックの波動方程式を解くやり方を幼稚園で教わる. pic.twitter.com/DJR3DsgeBk — まーぼー (@feynman_M6Bap) 2017年8月20日 ああ、、、これはワインバークの場の量子論に書いてあった、、、と思い出す。 これだ。

                                                物理学者はディラック方程式を幼稚園で教わる、とワインバーグが場の量子論で書いているのはほんとです、、、 - Fallen Physicist, Rising Engineer
                                              • 輪廻転生が実在することが量子論で判明! 専門医「死後、あなたの意識は次の人の脳に張り付く」 (2017年2月9日) - エキサイトニュース

                                                輪廻転生(リーインカーネーション)は実在するのだろうか? オカルトや宗教の世界では当たり前のように語られてきた超自然現象であるが、現代科学では未だに迷信として退けられている。しかし、この度ついに前世の存在を決定づける研究が報告されたのだ! ■意識は前世の記憶を引き継いでいる 今回のニュースを報じた英紙「Express」(2月4日付)によると、米ヴァージニア大学医学部精神科のジム・タッカー博士の研究により、前世の記憶を持つ子どもの存在が決定的になったという。 タッカー博士は、前世の記憶を持つ子どもたちに15年にわたりインタビューを続けてきた、少々変わり者の研究者として知られる。その成果は、経験したはずもない出来事の記憶や、前世の傷や痣などを持つ、輪廻転生したと思しき2500人もの子どもたちの記録を収録した著書『Life Before Life: A Scientific Investigat

                                                  輪廻転生が実在することが量子論で判明! 専門医「死後、あなたの意識は次の人の脳に張り付く」 (2017年2月9日) - エキサイトニュース
                                                • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論 | NHK出版

                                                  世界の本当の姿とは? 天才物理学者が”真実”を明かす ”ホーキングの再来”と評される天才物理学者が”真実”を明かす イタリアで12万部を売り上げ、世界20か国で刊行予定の話題作! 科学界最大の発見であり、最大の謎とされる量子論。 はたして量子論の核心とは何か、 それはどんな新しい世界像をもたらしたのかを、 研ぎ澄まされた言葉で明快に綴る。 量子は私たちの直感に反した奇妙な振る舞いをする。 著者によれば、この量子現象を理解するためには、 世界が実体ではなく、関係にもとづいて構成されていると 考えなくてはならないという。 さらにこの考え方を踏まえれば、現実や意識の本質は何か、 といった哲学的な問いにも手がかりが得られるのだ――。 深い洞察と詩情豊かな表現にいろどられ、 私たちを“真実”をめぐる旅へといざなう興奮の書! 竹内薫氏の解説付き。 7万部突破の『時間は存在しない』著者の最新作! 【推薦

                                                  • gyu-don on Twitter: "これ、科学の面白いところなのですが。量子論にせよ相対論にせよ「実は今までの理論は大間違いで、本当はこう」じゃなくて「今までの理論は特殊な状況で近似的に成り立っていたもので、より一般的にはこう」という形を取るんですよね。"

                                                    これ、科学の面白いところなのですが。量子論にせよ相対論にせよ「実は今までの理論は大間違いで、本当はこう」じゃなくて「今までの理論は特殊な状況で近似的に成り立っていたもので、より一般的にはこう」という形を取るんですよね。

                                                      gyu-don on Twitter: "これ、科学の面白いところなのですが。量子論にせよ相対論にせよ「実は今までの理論は大間違いで、本当はこう」じゃなくて「今までの理論は特殊な状況で近似的に成り立っていたもので、より一般的にはこう」という形を取るんですよね。"
                                                    • 【1分解説】教養として知っておきたいノーベル物理学賞。その先にある、量子論の「外側」とは

                                                      2022年のノーベル物理学賞の受賞テーマである「量子もつれ」のイメージ。 ©Johan Jarnestad/The Royal Swedish Academy of Sciences 日本では、特に自然科学賞に携わる研究について、ノーベル賞の受賞は「研究のゴール」のように思われがちです。 しかし、ノーベル賞を受賞するような研究も、過去から未来へと脈々と受け継がれていくものの一つです。 今年のノーベル賞のうち自然科学部門(生理学・医学賞、物理学賞、化学賞)を受賞したテーマのポイントを押さえつつ、その一歩先にある研究現場の「今」のエッセンスを3回にわたる連載でお届けします。 2回目は、10月4日に発表された「物理学賞」です。 ※他の賞は次のリンクから御覧ください。生理学・医学賞、化学賞。 2022年のノーベル物理学賞では、現代でも注目されている量子コンピューターなどに関わる、「量子力学」の基礎

                                                        【1分解説】教養として知っておきたいノーベル物理学賞。その先にある、量子論の「外側」とは
                                                      • 量子論と複雑系のパラダイム

                                                        appendix:年表・出典文献リスト・全てのリンク・人 名引き 哲学、宗教、文学、芸術、そして科学など、我々の全ての知的創造行為は「我々は何処から来て、何処へ行くのか」という疑問への探求ではないだろうか? 残念ながら我々は、こうした究極の問いに最終的な回答をだせる知的レベルに未だ至っていない。 この探求に必要なのは、あらゆる分野@の、それぞれの知を一つ一つ検証し、次にそれぞれ検証された知のパーツを結集し統合化を図ることだろう。 しかし、知のパーツは未完成であり、統合化への手法はその存在すら疑問というレベルにある。それ故、究極の理論を組み上げるのは、二重の意味で不可能な状態にあるといえるだろう。 今の我々に可能なのは、それぞれの理論を比較し、矛盾を探し、その根本的な問題は何なのか、なぜそれが問題なのか、どこが難しいのか、なにが欠けているのか、何処までが解かっているのかを問い、それぞれの理論

                                                        • 歴史で学ぶ量子力学【改訂版・1】「量子論に出会って衝撃を受けないものは、量子論がわかっていない」 (4/4) - ナゾロジー

                                                          コペンハーゲン学派の開祖 ニールス・ボーアの登場量子力学の歴史を語る上で欠かすことのできない人物がニールス・ボーアです。 彼はこの歴史物語の最後まで、アインシュタインと共に登場し続けることになります。 当時のボーアはJ・J・トムソンの研究室に所属していましたが、知り合いにラザフォードを紹介され、その人柄に惚れ込んでラザフォードの研究室へと移籍してきます。 「量子論に出会って衝撃を受けないものは、量子論がわかっていない」ニールス・ボーアの肖像 / Credit:en.Wikipedia ボーアは、ラザフォードの考えた原子核モデルはかなり現実に近いと考えていました。 そして、原子核に電子が落ちないようにするためにはどうしたら良いかを考えはじめます。 そこでボーアが採用したのが、電子の軌道の量子化でした。 電子は自由にどんな軌道でも回れるわけではなく、決まったエネルギー準位の軌道だけを回っていて

                                                            歴史で学ぶ量子力学【改訂版・1】「量子論に出会って衝撃を受けないものは、量子論がわかっていない」 (4/4) - ナゾロジー
                                                          • 量子エネルギーテレポーテーション(<シリーズ>量子論の広がり-非局所相関と不確定性-, 解説)

                                                            現在広範なテーマを巻き込みながら,量子情報と量子物理が深いレベルから融合する量子情報物理学という分野が生まれ成長しつつある.なぜ様々な量子物理学に量子情報理論が現れてくるのだろうか.それには量子状態が本質的に認識論的情報概念であるということが深く関わっていると思われる.ボーアを源流とする認識論的な現代的コペンハーゲン解釈は量子情報分野を中心に定着してきた.この量子論解釈に基づいた量子情報物理学の視点からは存在や無という概念も認識論的であり,測定や観測者に対する強い依存性がある.本稿ではこの「存在と無」の問題にも新しい視点を与える量子エネルギーテレポーテーション(Quantum Energy Teleportation;QET)を解説しつつ,それが描き出す量子情報物理学的世界観を紹介していく.QETとは,多体系の基底状態の量子縺れを資源としながら,操作論的な意味のエネルギー転送を局所的操作と

                                                            • 私たちの生きる世界は「ブレーン」に閉じ込められている?相対性理論と量子論を融合させるためのモデル(本がすき。) - Yahoo!ニュース

                                                              『ワープする宇宙』NHK出版 リサ・ランドール/著 向山信治/翻訳 宇宙を扱う研究者の多くは、「万物理論」を探し求めている、と言っていいだろう。これは、宇宙の始まりから終わりまでを統一的に説明できる理論のことだ。候補になり得ると言われている理論は色々とあるが(以前「大栗先生の超弦理論入門」で書いた「超弦理論」もその一つ)、現在まで「万物理論」を発見できた者はいない。 現時点での最大の障害は、「相対性理論」と「量子論」の融合にある。「相対性理論」と「量子論」については、以前「宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか」でざっと書いたが、もう一度簡単に説明すると、「相対性理論」は非常に大きなものに適応される理論であり、「量子論」は非常に小さなものに適応される理論である。「相対性理論」は天体などの動きを、「量子論」は原子などの動きを予測するのに使われる。 では、一体

                                                                私たちの生きる世界は「ブレーン」に閉じ込められている?相対性理論と量子論を融合させるためのモデル(本がすき。) - Yahoo!ニュース
                                                              • ノーベル物理学賞は量子論がらみと予想 - 谷村省吾|論座アーカイブ

                                                                ノーベル物理学賞は量子論がらみと予想 ゲージ場の実在性、量子実在論争の決着、はたまた量子コンピューターか光格子時計か 谷村省吾 理論物理学者 毎年9月ごろになると「今年のノーベル賞は誰がもらうか?」と仲間内で話題になる。私は物理学者なので、もちろんノーベル物理学賞が気になる。「日本人はノーベル賞を騒ぎすぎ」、「受賞者予想など品がない」と言われても、気になるものはしかたないし、科学者としてノーベル賞は無視できない存在である。 ゲージ場の実在性・普遍性の発見 私の予想を言おう。私の一推しは、アハラノフ(Y. Aharonov)とベリー(M. V. Berry)だ(本稿では敬称を省略)。受賞理由は「量子物理におけるゲージ場の実在性・普遍性の発見」だろう。 ゲージ場は、もともと19世紀に電気と磁気の理論が整えられる過程で、電磁場の背後にある「仮想的な場」として導入された。ゲージ場という概念を使うと

                                                                  ノーベル物理学賞は量子論がらみと予想 - 谷村省吾|論座アーカイブ
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