本記事では、1日目におこなわれた『龍が如く7 光と闇の行方』(以下、『龍が如く7』)のデバッグに関するセッション“「龍が如くスタジオ」のQAエンジニアリング技術を結集した全自動バグ取りシステム”をリポート。 セッションには、セガのQAエンジニア・阪上直樹氏と、ビルドエンジニアの粉川貴至氏が登壇した。 バグをハグしたくなる自動システム! まずは阪上氏が開発者たちへ向けて、「バグは好きですか?」という質問からセッションがスタート。最初に龍が如くスタジオの各タイトルで、バグを発見した数の推移が公開された。ゲームの規模が大きくなるにつれ、バグも増加傾向にあるという。 そして全自動バグ取りシステムを運用した『龍が如く7』では、なんと25000ものバグが発見されたという。こう見るとネガティブな印象を受けるかもしれないが、バグ発見数が多ければ多いほど、ゲームクオリティがアップするということだ。 バグとい
ゲームエンジン「Godot Engine」の利用者が、ここ数日大きく増加しているようだ。同エンジンは公式サイトやGitHubのほか、PCゲームストアを通じても配布されており、Steamでの同時接続ユーザー数が連日過去最高を更新している。 Godot Engineは、PC/モバイル/Web向けゲームおよびアプリを制作できる2D/3Dゲームエンジンだ。開発者のひとりJuan Linietsky氏が、かつて自身のスタジオのために手がけた内製エンジンがルーツとなっており、その後2014年に一般に公開された。オープンソースとして提供され、完全無料で利用可能。開発にかかるコストは寄付によって賄われているとのこと。 上に掲載した動画は、Godot Engineを用いて開発されたPC/コンソールゲームの紹介映像だ。『Brotato』や『Cassette Beasts』『Dome Keeper』などの人気タ
Paradox Interactiveは6月27日、『Cities: Skylines II』の新情報を発表した。今作で都市を移動する市民たちが、どのように移動経路を選択するのかが解説されている。今作では、目的地までの距離だけでなく、移動時間や移動費用といった複数の要素が考慮されるという。 『Cities: Skylines II』は、Colossal Orderが手がける都市運営シミュレーションゲームだ。『Cities: Skylines』の後継作となる。プレイヤーは都市の市長として、区画整備からインフラ建設、そして公共サービスを用意。住民を増やし、彼らの満足度を高めていくのだ。新作は、大人気作品となった前作から基本的な要素を引き継ぎつつ、大きく進化。「史上もっともリアルな街づくりシム」であると銘打たれている。具体的には、緻密なシミュレーションと経済メカニズムが備えられているそうだ。また
Suddenly, you receive a message from your childhood friend who died several years ago. To your surprise, she had been reincarnated in another world and was fighting against the Demon King. As a cheat gift from god, she has been given the power to chat with you via messenger app. Use the chat to help her in her adventures by sharing your modern knowledge and skills with your childhood friend. The f
これまでのあらすじ: ティアキンって略すと、HIKAKIN、SEIKINに次ぐ第三の男(ナン)みたいですね。 下記はメモ代わりです。基本的にやったことはないのでゲーム内容の説明薄め。興味ある人は自分でググって。そういうわけなので翻訳の質もいちいち保証はしない。 Chicory: a colorful tale store.steampowered.com ・2021年の暮れに発売されて年度ベスト級の評価を受けた塗り絵ADV、Chicory。日本ではSwitch版やPS版の発売に合わせて2022年中に日本語化されるはずだったものの、その後音沙汰がなくなり幾星霜。もうだめなのか、もうこないのか……となかば諦めてたら今年五月の終わりに突如としてPC版が日本語化された。やったね。ちなみに他のコンソール版はあいかわらず続報がありません。→追記:XBOXでは日本語版もリリースされていて、ゲーパスにも入
文字通り伝説のゲームとなった『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、ブレス オブ ザ ワイルド)。その続編として登場した『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、ティアーズ オブ ザ キングダム)は前作に引き続き素晴らしい作品になっているのか。結論から言えば、続編として理想的なクオリティをもった作品であった。ゲームは足を使ったサバイバルから手でつなぐ社会活動へ。人類の進化を体現する傑作である。なお、本稿は最下部にストーリーのネタバレを記載している。該当箇所の直前に太字で注意文を入れている。 ゲームは足を使ったサバイバルから手でつなぐ社会活動へ 「ゼルダのアタリマエをみなおす」という題目のもとに生まれた『ブレス オブ ザ ワイルド』はゲームの歴史に名を残す傑作であった。同作は、オープンワールドと攻略順不同の組み合わせにより、初期のシリーズ作品へゲームデザインの原点
国土交通省が「Cities: Skylines」のMOD“SkylinesPLATEAU”を公開。日本の3D都市モデルを反映したマップを作成できる ライター:蒼之スギウラ 2023年5月22日,国土交通省主導による“Project PLATEAU”が,Paradox Interactiveの都市建設シム「Cities: Skylines」で利用できるMOD「SkylinesPLATEAU」を,Steamワークショップで公開した。 #PLATEAU GitHubにて、都市育成シミュレーションゲーム"Cities:Skylines"のMOD「SkylinesPLATEAU」を公開しています! 現実の都市データを舞台としたまちづくりシミュレーションを体験することができます。 是非ご活用ください!https://t.co/6E8GEJLNsV pic.twitter.com/AejxaWx5jk—
人気ゲーム「ゼルダの伝説」の最新作「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が大きな話題になっています。 なんでも5月12日に発売されたのち、発売後3日間で世界販売本数1000万本を突破した模様。これは任天堂のタイトルとしては「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」に続いて半年ぶりのことだそうです。 さらに多くのゲームメディアのレビューで100点満点を連発。 気が早いことに今年のゲーム・オブ・ザ・イヤーは確実との声も多数聞かれます。 参考:『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が世界中の主要メディアレビューで100点満点を連発。 もちろんゼルダの伝説シリーズは、1986年に初代が発売されてから累計販売本数が1億3000万本に達するなど、長らくファンに愛されてきたゲームですので、ある意味今回のヒットは約束されたヒットと感じる方も多いかもしれません。 ただ、今回の
関連記事 25人のAIが一緒に暮らしたら、自我は芽生えるか? ゲームの中で検証 バレンタインなど勝手に企画 米スタンフォード大学とGoogle Researchに所属する研究者らは、ChatGPTなどで制御したキャラクター25人が1つの町で一緒に生活したらどうなるかを検証した研究報告を発表した。 「サーバに致命的な不具合」のスマホゲー、「修正不可能と判断」でそのままサービス終了 問題発生から2日で ゲームの開発・運営を手掛けるインゲームは、スマートフォンゲーム「戦策三国志」(iOS/Android)の不具合を修正できず、サービスの提供を終了したと発表した。 任天堂「ご迷惑をおかけし申し訳ございません」 「ポケモンSV」アップデート配信 SNSではバグ報告の声多数 任天堂とポケモン社が、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の更新データを配信する。新機能を追加した他、いくつかのバ
はじめに 2020年にサービスが終了したDuelystという人気カードゲームが、 なんとオープンソースとして公開されました! ライセンスがCreative Commons Zero v1.0 Universal(通称CC0)なので、 全ての権利を放棄しており、誰でも好きなように使えますし、 もちろんそれを有料で売っても良い(商用利用しても良い)という太っ腹具合です……!! ある作品に本コモンズ証を関連づけた者は、その作品について世界全地域において著作権法上認められる、その者が持つすべての権利(その作品に関する権利や隣接する権利を含む。)を、法令上認められる最大限の範囲で放棄して、パブリック・ドメインに提供しています。 なお、ダウンロードはGitHub(のリリースページ)からできます。 試しにダウンロードして解凍してみた所、app/resourcesあたりにアセットがありました。 ドット絵の
JR東日本は『JR東日本トレインシミュレータ(JR EAST Train Simulator)』のSteamストアページを公開した。発売は9月20日となっている。 (画像はSteam『JR EAST Train Simulator』より) 『JR東日本トレインシミュレータ』は鉄道運転シミュレータで豊富な実績のある音楽館とJR東日本がタッグを組んで制作された公式のゲーム。実際にJR東日本の運転士が訓練で使用している業務用シミュレータを家のPCで体験することができるそうだ。 シミュレータで発せられる車両や線路からの音は、JR東日本で実際の車両を用いて収録したものを使用。運転士が運転しても違和感のない、リアルな走行音を体感することができる。 (画像はSteam『JR EAST Train Simulator』より)(画像はSteam『JR EAST Train Simulator』より) また、
1995年10月6日にクエストから発売されたスーパーファミコン用ソフト・タクティカルRPGの金字塔『タクティクスオウガ』。本作のパワーアップ版を『タクティクスオウガ リボーン』として2022年11月11日に発売することが、スクウェア・エニックスから発表された。 本作はPSPにて2010年に発売された『タクティクスオウガ 運命の輪』をベースに、グラフィックやUIなどの映像表現、カットボイスのフルボイス化、SEなどのサウンド表現と、あらゆる要素をパワーアップ。さらにはキャラクター育成、バトルAIをはじめとするバトルデザインにまで踏み込んだ改善がなされて生まれ変わった作品になっているという。 あわせてパッケージ版の店舗購入特典が公開。Amazon.co.jpではオリジナルクリアファイル、e-STOREでは抽選で500名に“ガラスのカボチャ”が当たる。ダウンロード版には、デジタルミニサウンドトラッ
デベロッパーのDarxDevは4月29日、バトルロイヤルゲーム『Retail Royale』を早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は基本プレイ無料となっている。 『Retail Royale』は基本プレイ無料のバトルロイヤルゲームだ。舞台となるのは、巨大な家具販売店「IDEA」。どことなくスウェーデンっぽい香りの漂う大型店舗で、16人の生存者が生き残りをかけて戦うのだ。 本作の戦闘は、三すくみの近接戦闘が中心になっている。プレイヤーは、攻撃・防御・突き飛ばしの三つのアクションが可能だ。たとえば、敵の攻撃を防御することで、相手をスタンさせることができる。一方、防御しているときに敵に突き飛ばされると、自分がスタンしてしまう。つまり、ジャンケンのように三つのアクションの強弱が決まっているわけだ。敵の動きをうまく予期して相手をよろめかせ、その間に攻撃を叩き込むこ
世界で最も売れたインディーズゲームとも呼ばれる「Minecraft」をご存じだろうか。筆者はちょうど1年前のゴールデンウイークに「そういえば有名だけどやったことないな。ちょっとだけ始めてみるか」と思ってうっかり手を出し、まんまとはまってしまった。今では休日に8時間溶かす程度に遊んでいる。それだけ中毒性の高いゲームだ。 Minecraftの起動画面 MinecraftはPC版の他Nintendo Switch版やモバイル版など、対応プラットフォームが多いのも特徴 有名でプレイヤーも多いゲームではあるが、遊んだことがない人も多いだろう。ITmedia NEWSでも米Microsoftが開発元のスウェーデンMojangを買収した頃から業界動向記事として取り上げてはいるが、内容やゲーム性にはあまり触れていなかった。 しかし、このゲームはただの遊びと言うにはIT要素が多い。今回はMinecraftが
ゲームUIデザインにも、その年によって流行りがあるような気がします。そこで、個人的に記憶に残ったゲームUIデザインのトレンドを年表でまとめてみました。 2018年までは、すでにまとめているので、気になった方は、先にそちらを見てくださいね! あわせて読みたい ゲームUIデザインのトレンドを年表にまとめてみた ゲーム系UIデザインのトレンド年表まとめ ゲーム系UIデザインのトレンド年表【2022年】を作成しました。2018年以前は前回作成した年表です。今回、追加で2018年以降を作成しましたので、追加分についてご紹介していきたいと思います。 主観的なカテゴライズなので、優しい目で見てください(笑)。2018年以降で追加作成したカテゴリについては、下記のように分類しました。 カラフルポップ系(2018-) コミックドット系(2018-) 奥行き黒フラット系(2019-) 透明感フラット系(202
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