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ジャンク品なのに…初代ソニーウォークマン、15年前のデジカメ、黒電話が次々売れていく!ハードオフ店内で目撃した「驚きの光景」 パソコン、オーディオ、カメラ、ゲーム、楽器等の中古品の買取・販売を行うハードオフ。運営元のハードオフコーポレーションの業績が絶好調だ。5月に発表した2024年3月期通期決算では、過去最高である301億円の売上高を記録。さらに営業利益、経常利益、純利益いずれも過去最高を更新した。特に本業の儲けを示す営業利益は前期比21.3%増の28億円と成長著しい。 前回記事『「まさかこのゴミを売るのか?」と社内で大反対…からの過去最高益!ハードオフ社長がいま明かす「ジャンク品」誕生秘話』では、 ハードオフ名物の「ジャンク品」が誕生した経緯を、ハードオフコーポレーション代表取締役社長の山本太郎氏が語った。 本記事で迫るのは、店舗で実際に売られているジャンク品だ。果たして売れ筋はどんな
なぜ組織の上層部ほど無能だらけになるのか、張り紙が増えると事故も増える理由とは、飲み残しを放置する夫は経営が下手……。 12万部ベストセラーとなっている『世界は経営でできている』では、東京大学史上初の経営学博士が「人生がうまくいかない理由」を、日常・人生にころがる「経営の失敗」に見ていく。 ※本記事は岩尾俊兵『世界は経営でできている』から抜粋・編集したものです。 老後に居場所をなくしていく人たち 〈老後においてひとつずつ居場所をなくしていく人は多い。 そうした人にとっての最後の駆け込み寺が役所と病院となる。役所と病院であればどんな人でも拒めない。 そして役所で「お前たちは俺の税金で生活しているんだろうが(納税額よりも受給額の方が多かったりするのは秘密だ)」と因縁をつけてみたり、名前の間違いなどのちょっとした問題を責め続けたりする。〉(『世界は経営でできている』より) 老後にどこにも居場所が
「寅ちゃんはがんばったのに100年経っても変わらないことが山のようにある」 「私と同じ、と思うことがあまりに多すぎる」 今SNSには連続ドラマ『虎に翼』の登場人物に思いを重ね、自分を語る人たちが増えている。物語は今から約90年も前のお話だが、女性の立ち位置に関して「今も変わらない」「自分たちの時代で終わりにしなくては」という声は少なくない。 しかし、その反面「ドラマで政治を語るな」「娯楽でフェミニズムを語るな」という声もあるが、なぜ、ドラマで政治や世相、フェミニズムを語ってはいけないのだろうか。そういった声が沸くことも、このドラマが支持される時代であることを象徴しているともいえるのだろう。 SRHRやジェンダー平等に関する啓発活動を続け、国際会議にも出席し活躍するアクティビストの福田和子さんも毎朝『虎に翼』を観て、涙したり、鼓舞されたりしているという。前編に引き続き、福田さんが感じる『虎に
なぜ組織の上層部ほど無能だらけになるのか? 張り紙が増えると事故も増える理由とは? 飲み残しを放置する夫は経営が下手? 10万部突破のベストセラー『世界は経営でできている』では、東京大学史上初の経営学博士が「人生がうまくいかない理由」を、日常・人生にころがる「経営の失敗」に見ていく。 ※本記事は岩尾俊兵『世界は経営でできている』から抜粋・編集したものです。 裸の王様組織:「制度的無能状態」という落とし穴 もちろん新人に対して社会人の自覚を持たせるための叱咤激励は必要だ。 だがそれは「三手目」でいい。一手目はとにかく顧客の信頼を回復する策を練ることだ。二手目はこうした事態が起こった要因の分析と、営業活動が上手い課員の成功要素を抽出して他の課員(特に新人)と共有することである。 そうした対策を練らないと何度も同じ失敗を繰り返すだけだ。たとえば、自動車の運転においても、「事故を起こすな」という標
なぜ「体験格差」は問題なのか? みなさんは、「体験格差」という言葉を知っていますか? 実は今、これによって、受験での逆転が難しくなっていると言われています。 私は、家が貧乏だったので週3日アルバイトしながら受験し、逆転合格して東大に入学しました。「恵まれない境遇から一念発起して逆転合格する」。そんなストーリーは、もはや不可能になってしまうかもしれません。本書『体験格差』からは、そんなリアルな 未来を感じ取ることができます。 なぜ逆転合格が不可能になるのか? まず、 受験システムの激変を理解する必要があります。現在、受験では「勉強以外の体験」が重視される時代が到来しています。文部科学省の調査によれば、2021年度の入試では、50.3%の受験生が、学校推薦型選抜もしくは総合型選抜入試を利用しています。ペーパーテストは、もはや少数派なのです。 そうしたいわゆる「推薦入試」では、小論文や面接、研究
介護業界に特化した人材支援サービスの「レバウェル介護」が介護職2000人以上を対象に「介護で大変と感じること」のアンケートをとった結果によれば、「腰痛になりやすいなど身体的負担が大きい」が58.7%と最も大きく、「給与水準が低い」が48.0%、「人手不足で業務量が多い」が42.7%と続きます。つまり、これ以上介護職を離職させないためには身体的負担の軽減が急務です。 前編記事〈パート介護士が「その道20年のベテラン」から教わった「過酷な入浴介助」の意外な意味〉では、飲食店経営などで多額の借金を抱えながらもIT企業での事業を成功させ借金全額返済、その後、自身の人生を見つめ直してパート介護士に転身した異色のキャリアの持ち主「さかもとままる」さんに、身体的負担が大きい「入浴介助」の過酷な実態をお聞きしました。じつは、今後、この入浴介助の負担が劇的に軽くなるアイテムがあるといいます。さらに詳しく取材
「絶対オレは信用しない」タモリが猛批判…!それでも元NHKアナ・鈴木健二さんが「気くばり」を貫き通した「衝撃の原体験」 2024年3月29日、元NHKアナウンサーの鈴木健二が95歳で亡くなった。彼が生涯に出した本は、国立国会図書館の蔵書検索で調べたかぎり、文庫化や再刊されたものなどまで含めるとじつに280冊におよぶ。そんな数多い鈴木の著書のなかでも、自己最大にして、日本の出版史にも残るベストセラーになったのが『気くばりのすすめ』(講談社、1982年)だった。 前編記事『伝説のNHKアナウンサー・鈴木健二さんが出した昭和のミリオンセラー『気くばりのすすめ』の内容は、令和に通用するか』につづき、「大ヒットの裏側」についてさらに深掘りします。 タモリが明かした「どうしても許せない人」 『気くばりのすすめ』に対しては、もちろん当時から批判もあった。そこで目立つのは、気くばりを技術として扱ったことへ
ミクシィ・リサーチが看護・介護職従事者を対象に行った「介護職の労働環境についてのアンケート調査」によれば、身体的な負担の大きい業務で「入浴の介助」が72.9%と他を大きく引き離しています。「移乗介助(車椅子からベットの移動などへの介助)」55.4%、「オムツの交換」50.2%も半数を超えています。 こうした身体的な負担が原因で仕事を辞めようと思ったことがある人は34.4%で、過酷な労働環境が浮き彫りとなっています。 このような中、神奈川県横浜市でパート介護士として勤務する「さかもとままる」さんは、今春から介護職の入浴介助が大幅に軽減される可能性をおおいに秘めていると指摘します。本稿ではまず、過酷な入浴介助の実態を、さかもとさんの半生とともに詳しく紹介していきます。 借金3000万から転身したパート介護士が明かす「入浴介助の実態」 さかもとさんは、神奈川県在住、現在50歳でパート介護士として
金融サービスを展開するブロードマインド社が発表した「お金の使い道・価値観に関する調査」によると、65%もの人が「お金を理由に何かを諦めたことがある」と回答したことが分かりました。 そこで、お金を理由に躊躇したこと・我慢したこと・諦めたことが「ある」と回答した人はどんなことを諦めたのか、ブロードマインド社から提供を受けた具体的な回答をランキング形式にして紹介していきます。 まずはランキング「第5位」から発表
「このがらんどうの人生を、俺はいつまで生きるんだろう。俺はおまえのおかげで、悪くない人生だったよ...おまえは幸せだったか....?」 生きている間に伝えたかった「ありがとう」をこの本で。名将・故野村克也さんが綴った、亡き妻・沙知代さんへの「愛惜の手記」。2人のかけがいのない思い出から「夫婦円満」の秘訣を紐解いていこう。 *本記事は『ありがとうを言えなくて』(野村克也著)を抜粋、編集したものです。 『ありがとうを言えなくて』連載第6回 『「ここには体温がある」野村克也が妻・沙知代を亡くした後になってようやく気づいた自分の「居場所」』より続く 沙知代との時間は「止まった」まま 失ったとき、初めてその存在の大切さがわかる――。 そんな話を何十回も、何百回も読んだり聞いたりしてきた。 だが、その事態に直面し、初めてその意味を理解した。人間は本質的に体験でしか学べない生き物なのではないか。 ぽっく
登山人口は年々増加の一途をたどり、いまや登山は老若男女を問わず楽しめる国民的スポーツになっています。いっぽう、登山人口の増加に比例して山岳事故も増えており、安全な登山技術の普及が喫緊の課題となっています。 運動生理学の見地から、安全で楽しい登山を解説した『登山と身体の科学 運動生理学から見た合理的な登山術』(ブルーバックス)から、特におすすめのトピックをご紹介していきます。 今回は、登山における運動強度と疲労の種類について解説します。 *本記事は、『登山と身体の科学 運動生理学から見た合理的な登山術』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。 登山はジョギングなみの運動 早速ですが、図「生活活動やレクリエーションスポーツの運動強度と登山との対比」は、私たちが生活の中で行う運動や、レクリエーション的に行うスポーツについて、運動強度から見た位置関係を示したものです。「メッツ」という単位で
現代ビジネス「北京のランダムウォーカー」でお馴染みの中国ウォッチャー・近藤大介が、このたび新著『進撃の「ガチ中華」』を上梓しました。その発売を記念して、2022年10月からマネー現代で連載され、本書に収録された「快食エッセイ」の数々を、再掲載してご紹介します。食文化から民族的考察まで書き連ねた、近藤的激ウマ中華料理店探訪記をお楽しみください。 第16回は、世界で最も格安なミシュラン星付きレストラン「添好運」――。 ⇒前回の店【#15】池袋西口「「COTTI」」 リーマン・ショックで誕生した名店 昨年、還暦を迎えた香港人シェフの麦桂培(Mak Kuaipui ばく・けいばい)は、「香港のファストフード」を「世界の美食」に高めた男である。 風が吹けば桶屋が儲かるという諺があるが、きっかけは2008年秋のリーマン・ショック(アメリカ発の世界的金融危機)だった。 15歳で「点心師」(香港のデザート
簡単にスマホも乗っ取られる 偽造マイナンバーカード(以下・マイナカード)がからむ詐欺が続出しています。大阪府八尾市の市会議員・松田憲幸氏は、偽造マイナカードで自分のスマホを乗っ取られ、225万円のロレックスの時計を不正購入されました。 事件が発覚したのは、4月30日のこと。仕事で外出中に、突然携帯電話が使えなくなり、おかしいと思って八尾市内のソフトバンクショップに行って聞くと、「この電話は、名古屋市内の店舗で機種変更されています」と言われました。携帯電話が、他人に乗っ取られていたのです。 調べてみると、乗っ取られた携帯にインストールされていたPayPayで5万円をチャージ、そこから4130円がタクシー代として使われ、名古屋市内のコンビニで348円分買い物された履歴が残っていました。加えて、キャッシュレス決済で17万円以上使われていたのです。 驚いて、すぐさま携帯電話を停止。それに紐づいてい
「寅子の『はて?』は私たちが日々思っているモヤモヤそのものだ」 「こんなに自分事で朝ドラを観たことがあっただろうか」 「寅ちゃんはがんばったのに100年経っても変わらないことが山のようにある」 「いろんな虐げられている気持ちが存在することを気づかせてくれる」 毎日のように、こういった感想が上がる連続ドラマ小説『虎に翼』。今SNSには『虎に翼』の登場人物に思いを重ね、自分を語る人たちが増えている。物語は今から約90年も前のお話だが、寅子の「はて?」に対して「今も変わらない」「自分たちの時代で終わりにしなくては」という声は少なくない。 SRHRやジェンダー平等に関する啓発活動を続け、国際会議でも活躍するアクティビストの福田和子さんも4月20日にXで、『虎に翼』の弁護士を目指す5人の女学生が男子学生ばかりの法学部の校舎に入っていく姿を捉えた写真と、2021年2月16日に森喜朗氏の女性蔑視発言の再
食塩水の濃度や往復の平均速度など、仕事などでちょっとした算数の知識が問われる場面に出くわして、ドキッとしたことはないだろうか。「昔は解けたのに……」、そう思うのに解けない。そんな大人たちは本連載で今一度、算数を基礎から学び直してみてはどうだろう。 長年、算数・数学教育に携わってきた桜美林大学名誉教授・芳沢光雄氏の新刊『大人のための算数力講義』(講談社+α新書)より抜粋して、「算数の重要な考え方」をお届けする。 『大人のための算数力講義』連載第5回 『じゃんけんはどの手を出すと勝ちやすい?10000以上のデータから明らかになった驚くべき「法則」』より続く 「少科目入試」のカラクリ 1980年代に、「個性尊重」や「多様な人材を集める」などの理由による“入試改革”が多くの大学で行われた。それに関連して指摘したいことがある。 それは(一般入試における)「少科目入試」である。この本音の部分は、大学側
2024年大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部と藤原道長。貧しい学者の娘はなぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか。古記録をもとに平安時代の実像に迫ってきた倉本一宏氏が、2人のリアルな生涯をたどる! *倉本氏による連載は、毎月1、2回程度公開の予定です。 連載の第一回はこちら 日記を始めたのが遅かった道長 大河ドラマ「光る君へ」19話では、『御堂関白記(みどうかんぱくき)』の書き始めに関わるシーンがあった。ここで藤原道長の『御堂関白記』がいつから書き始められたのか考えてみよう。 現在、近衞(このえ)家の陽明文庫(ようめいぶんこ)に残されている『御堂関白記』は、道長自筆本が長徳(ちょうとく)四年(九九八)後半から寛仁(かんにん)四年(一〇二〇)前半に至る十四巻、孫の師実(もろざね)の代に書写された古写本が長徳四年後半から治安(じあん)元年(一〇二一)に至る十二巻である。 通常、日記を記録し
円安の原因は新NISAによるキャピタルフライトだとする考えがある。しかし、新NISAによる対外投資の増加は、為替レートに影響するような規模のものではない。円のキャピタルフライトはまだ生じていないが、将来も起きない保証はない。 新NISAによるキャピタルフライトか? 4月末から5月初めにかけて、円レートが急落し、為替介入によって急騰するという動きが繰り返された。 円が危機的なレベルにまで急落した原因について、様々な説明が行われている。その1つとして、新NISAによるキャピタルフライトが原因だとの説がある。 ここで、「新NISA」とは、2024年1月から始まった株式投資などへの非課税措置。また、「キャピタルフライト」とは、家計や企業が、自国通貨建て資産を売却して、ドルなどの強い通貨建ての資産に乗り換える資金の海外逃避である。 もし個人レベルでのキャピタルフライトが起きているのであれば、日本経済
人間心理に脳科学から鋭く切り込む中野信子さんの連載第15回。 強い相手からの攻撃によって慢性社会的敗北ストレスを受けた親マウスの遺伝子が、子マウスへと引き継がれるという研究モデルは、人間社会ではどういうかたちで現れているのか─。さらに虐待する側には、虐待を起こす神経回路も発見された。認めがたい事実を知ることが未来のために必要なこともある─。 ストレスでマウスの遺伝子に影響が 慢性社会的敗北ストレス(Chronic social defeat stress、CSDS)と呼ばれる、広く用いられているうつ状態の動物モデルがある。 たとえばオスでは、自分の縄張りに別のオスが侵入するとその個体を攻撃するが、侵入した側はその攻撃から自分の身を守るために回避的な行動をとる。この状況が長く続くとき、攻撃を受け続けた側が与えられる負荷は大きくなる。これを慢性社会的敗北ストレスといい、特有の行動パターンや身体
笑えて、泣ける 関西人が二人そろえば漫才になる。世間ではそう言われている。漫才がそれほど簡単ならば、漫才師は誰も苦労はしない。あきらかな誇張表現だが、こんな言葉が存在すること自体、関西人に漫才が根ざしている証拠でもある。 さらにこの言葉には、もう一つ訂正箇所がある。関西人の心には漫才よりも、吉本新喜劇の方が深く根を下ろしている。というのも新喜劇は、毎週定期的にテレビで放送しているからだ。だんぜん漫才よりも目に触れる機会が多い。 かつての関西の子供達は毎週土曜日のお昼になると、新喜劇を見ながら、チキンラーメンを食べるのが定番の過ごし方だった。もちろん僕もその一人だ。 3分間待てずに少し固めの麺を啜り、間寛平と池乃めだかのサルとネコの喧嘩で大笑いする。人生で一番笑ったかもしれない。 幼少期の記憶が、腹を抱えて笑うという蜜柑色で染まっていることは、人生において何よりも幸せなことだ。 放送作家の経
モノ言う株主が狙う銘柄を探せ! 3月を期末とする企業の決算発表が続いているが、その後の株主総会の焦点となるのが、モノ言う株主であるアクティビストの動向だ。 前編「「日本株」のヒントは「オリエンタルランド」にあった…!個人投資家の命運を握る「モノ言う株主が買った銘柄」を徹底的に分析してみた!」で詳しく説明したが、アクティビストは、自身の保有する株価が効率よく上昇するように株主の利益にかなう様々な提案を行う。なかなか難しいが、この動きに便乗できれば、株価の上昇が期待できるはずだ。 特に、彼らが提案を公表した直後がもっとも株価が強く上昇する傾向にあるため、もしそれを事前にざっくりとでも把握できれば、なおさら大きな恩恵を得られる可能性が高い。 そこで、今回は、直近のアクティビストによる企業への株主提案の事例を踏まえて、どのような銘柄が彼らに選ばれやすいのかについて考えている。 もちろん、アクティビ
ところが、さすがは「スマホ・ネイティブ世代」である。日々の微信(ウェイシン)(WeChat)での会話に、打ちやすい英文字を使い始めたのである。しかも、漢字のピンイン(拼音=アルファベット表記の発音記号)の最初の一文字だけを用いて、省略していくのだ。 その代表的な15単語が、冒頭に並べた4文字ずつの英文字というわけだ。以下、個々に見ていこう。 1:yyds=yong yuan de shen(永遠的神/ヨンユエンダシェン) 「永遠的神」とは「永遠の神」。だが神様とは無関係で、「素晴らしい!」「神ってる」と褒めたたえる時に使う語である。 2022年冬の北京オリンピック・パラリンピックで、中国人選手はそれぞれ、9個と18個の金メダルを獲得した。連日、中国人選手が勝利するたびに、微信上では「yyds」の4文字が乱れ飛んだ。 2:xswl=xiao si wo le(笑死我了/シアオスーウォーラ)
ゆっくり上るのは難しい なぜ、上りでゆっくり歩けないのでしょうか。次のようないくつかの理由が考えられます。 ふだんの生活で行っている階段上りを考えてみます。 駅の階段で、急がずに上っている人の登高速度を調べてみると、700〜800m/hもの速さで歩いています。これは登山に適した速度の約2倍ですが、これが誰にでも支障なくできるのは、駅の階段の標高差が5〜6mしかないからです。 このような日常での登高感覚が身体に刻み込まれているために、山でゆっくり歩いているつもりでも、まだまだ速すぎるペースになってしまうのです。 また、人気のある山では周りにたくさんの人がいて、下の、駅の階段上っている写真のような速いペースで上っているので、どうしてもその速さに合わせてしまいがちです。後からついてくる人があれば、追い立てられるように感じて、ペースが上がってしまうかもしれません。あるいは、自分のパーティの先頭の人
なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が8刷決定と話題だ。 ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱意に胸打たれた」「泣いた」という読者の声も多く寄せられている。 地底からの生還と「南洋リゾート気分」 3班によるマルイチ内部での作業は30分交代だったので、次に内部に入ったのは1時間後だった。人間の「慣れ」とはすごいものだ。1回目の時に抱いた恐怖心や不安感はほとんど感じなくなった。2回目の僕の役割はバケツリレーのうちの一人目だった。1回目と同様に汗だくになって地上に出た。そして午前の作業は終了となった。 頭から足のつま先まで全身、土まみれだった。現地作業員の一人がハンディタイプの掃除機のような機械で僕に強風を浴びせ、作業着やヘルメ
「戦後日本」のヤバすぎる現実…「東京上空」に存在する、エリート官僚もよくわかっていない「奇妙な空域」の「衝撃的な正体」 日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。 そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。 『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』では、最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する。 *本記事は矢部 宏治『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)から抜粋・再編集したものです。 「戦後日本」という国 おかしい。 不思議だ。 どう考えても普通の国ではない。 みなさんは、ご自分が暮らす「戦
なぜ、ベースコーチはコーチャーズボックスの外に出るのか? 「1塁・3塁のベースコーチの立ち位置がどうしても気になってしまうんです。コーチャーズボックスってあるじゃないですか。私が観る限り、ほとんどのコーチがボックスの外に出ていますが、ルール的に問題ないのでしょうか?」(巨人ファンの男性) 四球でランナーが出た際の一塁ベースコーチによる耳打ち、ランナー2塁でシングルヒットが出た際の三塁コーチの大げさに手をぐるぐる回す様子。日常的にプロ野球を観戦しているファンにとって、一塁側、三塁側ともに枠が記されているにもかかわらず、ベースコーチがその外にいるのは当たり前の光景だろう。素朴な疑問だが、枠外に出ることでの罰則規定などはないのだろうか。 公認野球規則によれば、「(a)攻撃側チームは攻撃期間中、2人のベースコーチを1人は1塁近く、1人は3塁近くを所定の位置につかせなければならない。(b)ベースコー
安倍元首相が国士と賞賛した葛西敬之が死の床についた。政界と密接に関わり、国鉄の民営化や晩年ではリニア事業の推進に心血を注ぎ、日本のインフラに貢献してきた。また、安倍を初めとする政治家たちと親交を深め、10年以上も中心となって日本を「事実上」動かしてきた。 本連載では、類まれなる愛国者であった葛西敬之の生涯を振り返り、日本を裏で操ってきたフィクサーの知られざる素顔を『国商』(森功著)から一部抜粋して紹介する。 『国商』連載第29回 時を同じくして、JR総連では旧国労組合員の扱いを巡り、旧動労系と旧鉄労系の労働組合の意見対立が顕著になっていく。それは、1047人の国労組合員の再雇用問題の対処にもくっきりとあらわれた。前に書いたように旧動労の松崎が委員長を務めるJR東日本のJR東労組は、「分割民営化を妨害した国労組合員の再採用反対」を打ち出した。 本州3社のうち、JR東日本の松田昌士がこの松崎の
アウトローの世界を描いた作品を得意とし、2013年には殺人事件を題材にした映画『凶悪』で数々の賞を受賞して以来、映画監督としての地位を確立していった白石和彌監督。その後、『日本で一番悪い奴ら』『孤狼の血』『凪待ち』『ひとよ』など話題作を次々と世に送り出してきた。最新作『碁盤斬り』は、ずっと時代劇を手がけたかったという白石の思いが叶った初時代劇作品だ。いったいどんな作品なのか、語っていただいた(全4回の3回目)。 「プライドが邪魔して生きづらい人」が主人公 今では日本映画界になくてはならない存在となった白石監督。しかし、映画づくりへの姿勢は変わることがないという。 「作品で賞をもらったり、1本成功すれば人生が激変したりもしますが、だからと言ってやっていることは今も変わりません。もちろん、予算が多くなったりスタッフの人数が増えたりということは当然あるし、昔のように企画書を持って行った時に『あな
社長と社員の給与格差、どれくらいならOKですか? 日本では、資産5億円以上の超富裕層は9万世帯。単身世帯の34・5%は資産ゼローー。 富裕者をより富ませ、貧困者をより貧しくさせる今日の資本主義。 第一人者が明かす、貧困大国・日本への処方箋。 本記事では〈社長と社員の「給与格差」、どれくらいなら許せますか?…日本では、企業の経営トップと従業員の報酬格差は「最大174倍」もあった!〉にひきつづき、格差社会の現実をみていきます。 ※本記事は橘木俊詔『資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか』から抜粋・編集したものです。 貧富の差を示す統計指標 格差社会の現実がどうなっているかを検証しておこう。結果の格差を示す代表例として所得格差があるが、所得格差の検証方法に関しては研究の蓄積がある、貧困者と貧富の格差に注目して現実を知ることにする。 高所得者と低所得者の間の所得差を端的に示す統計指標に
2団体統一王者スティーヴン・フルトンを完膚なきまでに粉砕した、井上尚弥のスーパー・バンタム級転向第一戦。 井上陣営は、実際の試合展開をどのように見ていたのでしょうか。 父にしてトレーナー・井上真吾氏が振り返ります。 1ラウンド目……主導権を取った「作戦」 ──さて、いよいよ試合開始のゴングが鳴りました。トレーナーとして、どのような展開になると予想されていたのでしょうか? 井上真吾(以下、真吾):技術戦になるだろうと思ってました。その技術で1ラウンドの開始から勝ったので、試合は安心して見ることができました。尚が全部見切っていましたから。フルトンのパンチは尚に届かなくて、尚のパンチだけが入っていた。なので完璧に主導権は取れたなと。 ただ、安心して気を抜いたときにこそ痛い目に会うので、1ラウンド目が終わって戻って来たときには、「調子がいいからといって絶対に気を緩めるなよ」と言いました。そのことは
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