札幌市内の中学校で、教員が生徒の個人情報が書かれた資料を一時紛失し、複数の生徒に撮影されていた問題で、内容がネット上に流出していたことが分かりました。 札幌市北区のあいの里東中学校で2024年4月10日、教員が生徒の家庭状況や性格などの個人情報が書かれた資料を一時紛失しました。 札幌市教育委員会によりますと、資料は8日後に回収されましたが、複数の生徒が内容をスマートフォンで撮影していたということです。 市教委は5月の会見で、生徒に画像を削除させ外部への流出は確認していないと説明していました。 しかし市教委はきのう(6月5日)、旧ツイッターの「X」で資料の内容が一部流出していることを確認し、X社に削除依頼を出したということです。 流出した画像には生徒らへの中傷ともとれる表現がありますが、市教委は「保護者への説明会などは予定していない」としています。 ▼4月10日5時間目に学年集会があり、女性