東京外郭環状道路(外環道)のトンネルを施工する東日本高速道路などが、東京都狛江市管理の「野川サイクリング道路」で見つかった穴を無断修復した問題で、狛江市は30日、穴ができた原因調査への協力と、外環道のトンネル工事の影響の有無を明らかにするよう求める要請書を、同社など事業者3者に提出した。 狛江市は、穴が見つかった道路の約370メートルの区間で路面の下に空洞がないかを調べる。無断で修復された場所は、舗装をはがして状況を確認し、舗装し直すという。着手時期は未定だが、市の担当者は「(事業者側には)速やかに対応してもらいたい」と話した。