ロックミュージシャンPANTA(パンタ)が国際音楽祭に招かれ、同行したライターや編集者ら5人による旅日記『PANTAと仲間たち ヤルタ★クリミア探訪記』が刊行された。 2018年夏、一行はヤルタ会談で有名なヤルタ市へ。ロシアに併合されたクリミア地方で、日本政府の渡航中止勧告地域。非難覚悟で行ってみると「ヤルタはでっかい熱海(あたみ)」だった。黒海に面し山を背にするリゾート地。音楽祭は市制180周年記念で、黒海艦隊の楽団やバレエ団、オペラ歌手に交ざって、パンタはギター一本で参加。尺八とバイオリンのデュオとコラボして6曲を演奏。「アリガト!」の連呼が響いたという。 旅の仕掛け人は新右翼・一水会の木村三浩代表。パンタは、昨年結成50年でアルバムも出した「頭脳警察」のボーカルで反骨の現役ロッカー。思想を超えた人と人との親交、身ぶり手ぶりと片言による現地の人との交流も愉快だ。希少な現代のクリミアの案
鈴木宗男参院議員が、9日までに自身のブログを更新。G7サミットで予定されている岸田文雄首相とゼレンスキー大統領の会談などにふれたうえで、「ゼレンスキー大統領がロシアを挑発しなければ、ウクライナ戦争は起きなかった」と主張した。 ◆鈴木宗男参院議員とロシア外務次官との会談写真【写真】 鈴木議員は、ウクライナ側に対し岸田総理が裂帛(れっぱく)の気合で「停戦、和平」を言うべきだとし、「ロシアの侵略とか国際法違反と言うが、ならばゼレンスキー大統領が自爆ドローンでロシア人を殺そうとした行為やブタベスト覚書の再協議、核を戻せと言う話がウクライナ戦争の発端ではないか」として、ゼレンスキー大統領の態度について批判した。さらに、「プーチン大統領は自制していたが、ロシア人を守るために、特別軍事作戦を行なったのである」などと持論を展開した。 ブログには6日の法務委員会での岸田総理とのやりとりの議事録が掲載され、鈴
土田修(元東京新聞記者、ル・モンド・ディプロマティーク日本語版編集委員) *「メディア報道」より 欧米メディアは「国際社会(欧米)=善」「ロシア=悪」と決めつけ、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の脅威を煽り立てているかのようだ。米国の主張を一方的に垂れ流し、ロシア侵攻の危機を煽るだけの日本の新聞・テレビの報道も悲惨だ。東西冷戦終結後のこの地域における歴史的・地政学的分析に思いが至らず、表面的なニュースに終始している。 ■米国の身勝手な欧州政策 かつて、ロシアのクリミア半島併合に端を発したウクライナ危機(2014年2月)について欧州戦略情報社のオリヴィエ・ザジェクは「欧米外交筋の一部にとって、互いの利害関係者と当事者の理性的な判断を超えて、〝善悪〟の最終戦争の様相を呈している」(ル・モンド・ディプロマティーク2014年4月号)と指摘し、偏見に満ちた欧米メディアの愚かさを浮き彫りにした。8年
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