Zabbixは指定した間隔で定期的に監視データを取得します。 更新間隔の指定は、監視ツールにとって非常に重要なポイントですが、Zaabbix3.4からこの部分が大きく改善され、より柔軟な指定が可能になりました。 改善されたポイントは以下の2点です。 更新時間の指定に単位の指定可能 ユーザマクロのサポート 更新間隔の指定 マクロによる監視間隔の設定 更新間隔の指定 アイテム作成時、更新間隔はデフォルトで30sとなっています。 これは 30秒間隔でデータを取得する という指定です。単位を付けずに30とだけ書いても同じく、30秒という指定になります。 トリガー等では日時の単位がサポートされていましたが、監視間隔でも日付の単位が指定可能になりました。これまでは秒単位した指定できなかったので、1時間間隔でデータを取得する場合は3600、1日に1回だと86400、と記載していました。これだと、ちょっと
1.インストール Zabbix のインストール方法 VMware Player のインストール Zabbixアプライアンスのダウンロードと起動 インストール後の設定 基本的な監視設定(ホストの登録) 基本的な監視設定(監視データの確認) 基本的な監視設定(トリガーの確認) Zabbixアプライアンスのバージョンアップ 2. 設定(基本) アイテムタイプ Zabbix Agent Zabbix Agent (アクティブ)ログ監視 SNMP SNMPトラップ シンプルチェック(tcp、udp) Zabbixトラッパー 外部チェック 依存アイテム 計算アイテム SSHエージェント Zabbixアグリゲート Zabbixインターナル アイテム データ型の違い(文字タイプ) データ型の違い(整数と小数) 単位(Unit) 更新間隔の指定 更新間隔のカスタマイズ ヒストリ・トレンドの期間指定 値のマッ
はじめに こんにちは。インフラシステムグループの周です。社内ネットワーク、サーバの設計・運用を担当しています。最近コールセンター用ネットワーク機器・関連サーバの監視をするため、Zabbixサーバの運用を始めました。今回はZabbixバージョン5.0でのディスカバリルール設定について、紹介したいと思います。 Zabbixとは Zabbix社が開発しているオープンソースの統合監視ソフトウエアです。 監視対象のNW機器にはSNMPを設定、監視対象のサーバにはZabbixエージェントをインストールすれば、死活監視、トラップ監視、WEBサービス監視など色々対応可能となります。
このフィールドでは、オプションで、ログ行のタイムスタンプを解析するためのパターンを指定できます。 空白のままにすると、タイムスタンプは解析されません。 サポートされているプレースホルダー: * y: 年 (0001 -9999) * M: 月 (01-12) * d: 日 (01-31) * h : 時 (00-23) * m: 分 (00-59) * s: 秒 (00-59)< br>たとえば、Zabbix エージェント ログ ファイルの次の行について考えてみましょう: " 23480:20100328:154718.045 Zabbix agent started. Zabbix 1.8.2 (revision 11211)." PIDの6文字で始まり、その後に日付、時刻、残りの行が続きます。 この行のログ時刻の形式は"pppppp:yyyyMMdd:hhmmss"になります。 "p"
name - name of event log regexp - regular expression describing the required pattern severity - regular expression describing severity This parameter accepts the following values: "Information", "Warning", "Error", "Critical", "Verbose" (since Zabbix 2.2.0 running on Windows Vista or newer) source - regular expression describing source identifier (regular expression is supported since Zabbix 2.2.0
目次 Zabbixのアラートをメール通知に設定する方法 Zabbixのアラートメールが送信されるか確認する方法 Zabbixのアラートメールが飛ばないときによくある原因 Zabbixのアラートメールの見落としを防ぐための対策 必要なアラートのみを注視可能なフィルタリング機能 アラートメールの見落とし対策には「急コール」がおすすめ まとめ サーバーやネットワークの監視、アプリケーションを集中監視する総合システム監視ソフトウェアであるZabbix。不具合発生時には、アラートをメールによって通知するのが一般的です。しかし、メールでの障害通知には、運用・保守担当者が気づかないという問題があります。この記事では、Zabbixによるアラートメール通知に気づきやすい設定方法について分かりやすく解説します。 特定メールの受信を電話で知らせる「急コール」 詳しくはこちら 1. Zabbixのアラートをメ
はじめに はじめまして、インフラ担当のfasahikoです。 今回のブログでは、「Ansibleを利用してZabbixサーバの設定を行う」をテーマに書きたいと思います。 Zabbixで監視を行っている且つ、Ansibleで設定を管理したい方(かなりピンポイントですが)を対象に、 AnsibleのインストールからZabbixモジュールを利用した設定までをご紹介したいと思います。 日々の運用を楽にするために、少しでもお役に立てれば幸いです。 はじめに 導入のきっかけ Ansibleとは Ansible Zabbixモジュールとは Ansible,Zabbix-apiのインストール Ansible Zabbixモジュールでの自動化 ホスト設定 メンテナンス設定 終わりに 導入のきっかけ 今回ブログテーマのZabbixの設定自動化を導入した背景ですが、現在担当している商材では管理対象サーバが多く、
ZABBIXサーバにSSHでつないで以下のコマンドを入力し、SNMP情報を取得してMIBからSNMPテンプレートジェネレータを使い、テンプレートを作成しようとしているのですが、RTX1200からMIBの情報が取得できません。 [root@Zabbix-Server ~]# snmpwalk -On -v 2c -c public [ルータのIPアドレス] > ./rtx1200_snmp.txt Timeout: No Response from [ルータのIPアドレス] どなたか分かる方教えて下さい。 ‹ 「zabbix_agentd.exe」が高負荷となってしまう対策について API event.getの結果で1イベントに複数トリガーが関連付けられている場合について ›
ZabbixではSNMPを使って機器を監視する機能があり、特にネットワーク機器ではトラフィック量などを取得する場合に便利な機能となる。 今回は仮想ネットワークOSであるVyOSに対して、ZabbixからSNMPによる監視設定を行い、各インタフェースに発生しているトラフィック量をグラフで表示させる手順を記載する。 環境 Zabbix 5.0.10 VyOS 1.3 手順 1. 取得対象機器でSNMPを有効化 ZabbixでSNMPによる監視を実施するために、事前に監視対象機器にてSNMPの有効化を行う。 今回はVyOSの監視設定となるので、対象のVyOSにて以下の通り設定を行う。community名「public」をread-onlyで設定している。 # show service snmp community public { authorization ro } trap-source 1
MariaDBのクラスタを組んでZabbix 6.0の新機能であるHigh Availability機能を試したメモ きっかけ Zabbixでは6.0から別のソフトを使わずに冗長構成が組めるようになった。 公式ドキュメント: https://www.zabbix.com/documentation/6.0/en/manual/concepts/server/ha ZabbixのHA機能では、冗長構成を組むZabbix Serverの全てが同一のDBの読み書きが行える必要がある。 そのため、今回はMariaDBでクラスタを組みHA機能を使ってみた。 なお、現時点では6.0は開発中であるため、正式公開時には仕様が変わっている可能性がある。試したバージョンは6.0.0alpha7である。 前提 Zabbix Serverは3台で冗長構成を組む。 これはMariaDBのクラスタ(MariaDB G
2 リモートコマンド 概要 リモート コマンドを使用すると、特定の定義済みコマンドが監視対象ホストで何らかの条件で自動的に実行されるように定義できます。 リモート コマンドはスマート プロアクティブ モニタリングの強力なメカニズムです。 この機能の最も明白な使用法で、次のことを試みることができます。 一部のアプリケーション (Web サーバー、ミドルウェア、CRM) が応答しない場合、自動的に再起動する 要求に応答しない場合、IPMI の'reboot'コマンドを使用してリモート サーバーを再起動する ディスク容量が不足した場合に自動でディスク容量を解放する (古いファイルの削除、/tmp のクリーニング) CPU 負荷に応じて、ある物理ボックスから別の物理ボックスに VM を移行する 不十分な CPU (またはディスク、メモリなど) リソースに新しいノードをクラウド環境に追加する リモー
ログ監視について、お力添えをいただけるとありがたいです ▲やりたい設定 あるログファイルでAかBという文字列があると1回目、2回目では障害として検知するが、5分で3回を超えるとそれ以上新たな障害として検知されないような設定にしたいです。そのために以下のような設定にしましたがトリガーが働きませんでした。正規表現を使用するとcountの関数は機能しないのでしょうか??(検知対象に文字列Aだけを指定した場合には想定通りにトリガーが働きましたが、A|Bのような正規表現を使用した形式だとトリガーが働きませんでした。) ▲障害条件式 "{Test_template:logrt[“/infra/script/xxxlog”].regexp(A|B)}=1 and {Test_template:logrt[“/infra/script/xxxlog”].count(5m,A|B)}<3" ▲障害イベント生
はじめに Network を設計・構築した後、長い運用が始まる. Network 機器は機械だから当然に壊れる. 想定していないTraffic が流れる、通信品質が劣化する。何かの方法で観測し続け、監視する必要がある。 Cisco でもどこでも自前の監視システムを提供しているが、下手にそれを入れるとベンダロックに繋がる。 Network 機器ベンダから独立していて、ソースコードが公開されていて、どこかが保守を提供してくれるものが望ましい。 というわけで Zabbix. Zabbix サーバの構築 基本的には Zabbix の公式サイト に従えば良い。ただ、Zabbix を動作させるためには Webサーバと Database サーバを自前で用意する必要があり、その辺りの情報が書いていない。Document もあるにはあるのだが、日本語版は Zabbix 2.2までしかなく、ローカライゼーショ
はじめに Zabbixでサーバ証明書の有効期限を監視して、期限が近づいたらアラートを発砲して証明書の更新作業を行えるように運用をしたいので、アイテムを取得できるように設定してみます。 サーバ構成 Zabbixサーバ AWS(EC2) CentOS7.9 Zabbix-Agent5.0 Zabbix-Server Webサーバ AWS(EC2) CentOS7.9 Zabbix-Agent5.0 Apache2.4 mod_ssl 前提条件 ネットワーク環境(VPC,サブネット,ルートテーブル,セキュリティグループ)が既に構築済みであること 各サーバに実装されているソフトウェアおよびミドルウェアは導入済みであること opensslで自己証明書を作成していること Apacheの設定ファイルに自己証明書の設定が済んでいること 構築してみる 証明書の有効期限を出力するスクリプトを作成 ssl_ce
監視設定のエクスポート/インポート 監視サーバを複数使用して複数の監視システムを構築する場合、同じような監視設定を何度も行う必要があります。ZABBIXでは、一度作成したテンプレートをXMLファイルで出力し、別のZABBIXサーバにインポートすることで設定を移植できます。その設定のエクスポート/インポートの方法を紹介しましょう。 エクスポート/インポートは、テンプレートもしくはホスト単位で行うことができます。対象は、テンプレート、ホストに含まれるアイテム、トリガー、グラフです。 設定をエクスポートするには[設定]→[エクスポート/インポート]より行います。右上のプルダウンメニューよりエクスポートを選択します。設定のエクスポート画面では、現在登録されているすべてのホスト・テンプレートが表示されます。エクスポート対象となるテンプレート名称、関連付けられたテンプレート、アイテム、トリガー、グラフ
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