ロシアスポーツ界の組織的なドーピング問題をめぐり、RUSADA=ロシアアンチドーピング機構の会長がNHKの単独インタビューに応じ、ロシア側が資格回復に向けて提出した選手のデータについて「改ざんがあった」としたうえで、このままでは来年の東京オリンピックとパラリンピックにロシアが国として参加できない可能性が高いという見方を示しました。 RUSADAは、2014年にロシアの組織的なドーピング問題が明るみに出たあとWADAから「不適格な組織」と宣言され、事実上、活動停止となっていましたが、去年9月、条件付きで検査活動の再開が認められました。 しかし、RUSADAの立て直しのため、おととし就任したガヌス会長は、再開の条件としてロシアスポーツ省が提出した選手の検体のデータについて、WADAなどから得た情報として「数千か所に上る、大量の改ざんがあった」と述べました。 そして「RUSADAにはデータにアク
旭日旗で間違ったメッセージが伝わる可能性もある(2012年に埼玉で行われたサッカーワールドカップアジア最終予選の対イラク戦) KIM KYUNG-HOON-REUTERS <ラグビーは品位と尊重を旨とするスポーツ。大成功のワールドカップ会場に、差別と結び付き得る旗は似合わない。ラグビーの未来と課題に焦点を当てた本誌「躍進のラグビー特集」より> ラグビーワールドカップ日本大会で、これまで最もラグビーの精神を感じた瞬間は、アイルランド代表率いるジョー・シュミット監督が、日本に敗れた衝撃的な一戦の直後に語った言葉である。元教師という肩書を持つ名将は、最初の質問に答える前に「日本におめでとうと言いたい。素晴らしかった。本当にビッグチームだ」と、敵を手放しに称賛した。 アイルランドの歴史をひもとけば、伝統国かつ世界有数の強豪でありながら、ワールドカップでの戦績はベスト8止まりといつも物足りないものだ
日本のおもてなしの精神が世界を感動させる ネットを中心にメディアでも大きく取り扱っていましたが、オールブラックスことニュージーランド代表が練習地である千葉・柏に来た際にはちびっこオールブラックスが歓迎のハカを舞ったり、各スタジアムでは各国の国家を大声で歌う日本人がフューチャーされるなど、日本ならではの「おもてなし」が世界中のラグビーファンも心を打っているのです。 【ラグビーワールドカップ】ニュージーランド代表を柏の子どもたちが「ハカ」で歓迎!ハカってなんだろう?こんにちは~。 いよいよ、2019年9月20日(金)からラグビーワールドカップが始まりますね。 世界中の代表が次々と日本入り... このようなメディアで取り上げたものだけではありません。 例えば、SNSでは日本vsスコットランド戦後、スコットランドの記者が記事を送るため近くのファストフードに寄ると、そこで見ず知らずの日本人がビールを
「私たちは胸を張っていきたい。間違いなく大きな体験で、感極まってしまうほどだ。私たちのパフォーマンスが祖国のパワーになれば」 プールA、0勝4敗で大会を去る事になったロシア代表、ワシリー・アルテミエフキャプテンは、試合後、晴れ晴れと語った。 「素晴らしいチームと試合をする機会が失われたことは辛い。こんな決定はおかしい。日本に台風が来るのは珍しくないのだから、他のやり方を用意していないのはおかしい」 台風19号の影響で試合中止、ニュージーランドと勝ち点2を分け合い、W杯史上最高の勝ち点を獲得しながらプール敗退となったイタリア代表、セルジオ・パリセキャプテンは言った。 -------- ラグビーW杯は大会23日目、プール戦の帰趨が次々と決まっている。 勝負事である以上、必ず敗者が出るのがスポーツだが、勝ち負けや勝ち点の勘定が全てであるなら、こんなセリフは出ないと思う。 当事者にとって、この大会
ラグビーの最新の世界ランキングで日本が過去最高を更新する7位に上がりました。ラグビーの世界ランキングは国際統括団体の「ワールドラグビー」が各チームの試合結果をポイントに換算していて、ワールドカップの期間中は各試合を終えるたびに更新しています。日本は今夜、横浜市で行われたワールドカップ1次リーグの最終戦で強豪のスコットランドと対戦し、28対21で勝ちました。この結果、世界ランキングが8位から過去最高を更新する7位に上がりました。トップ10では、日本と入れ代わってフランスが8位に下がりました。日本は、1次リーグを4連勝で終え今月20日に東京・調布市で行われる(ちょうふ)準々決勝では、世界5位の南アフリカと対戦します。 スコットランドは前回大会で大敗し、3勝をあげながらも決勝トーナメント進出を逃した大きな要因となりました。 今回も似たような状況で迎えることになった因縁の相手との試合に向けて日本代
ラグビー日本代表は28日、ワールドカップ日本大会の第2戦でアイルランド代表と対戦し、19対12で勝利した。世界ランキング2位で優勝候補のアイルランド代表になぜ勝つことができたのか? 元日本代表の藤井淳氏(東芝)に話を聞いた。 ――優勝候補を破るという驚きの結果となりました。試合のポイントになった部分は? 日本代表はジョセフHC体制になってからキックを多く使ってきましたが、今日はキックを使わずに早いテンポの連続攻撃を続けて、アイルランドが嫌がるアタックをやり切ったことが大きかったと思います。 前半から執拗に連続攻撃を繰り返した結果、アイルランドは後半に足が止まりました。後半20分以降にピンチもありましたが、その時はアイルランドに足が残っていませんでした。日本代表が相手の体力を奪った。ここがポイントになったと思います。 ――連続攻撃をする際は相手にボールを奪われる可能性もありますし、自分たちの
地上波放送がなかったにも関わらず、先週のウェールズ×ジョージア戦のレビューが多数のブクマをいただけて嬉しい。 あの試合はフィールドの46人とコーチたちのおかげで筆舌に尽くしがたいものとなった。 ゆえに「つたえられる少しだけ」ではあるが、増田のレビューで、勝負の世界に技量・フィジカル・戦術以上の「大切なもの」があること、そしてその面白さをみんなに届けなければいけないと思った。 それがみんなに伝わって、よりラグビーを楽しく見られたなら嬉しい。 -------- W杯が始まって2週目である。 今日のレビューは日本×アイルランド。 アイルランドに関してはどんなチームか、先週の戦いで見えてきたと思う。「ストラクチャー」チームだ。 では、日本はどういうチームなのだろうか。 日本代表については数多くのニュース、ドキュメンタリー、選手のバラエティー出演まであり、情報に溢れている。 しかし、その情報が多くは
事前に不安視していた熊谷のアクセス問題ラグビー・ワールドカップの日本開催が成功するのか?本音を言うと、筆者は懐疑的に見ていた。 例えばワールドラグビー(サッカーで言うFIFAに相当する組織)へのいわゆる「上納金」は130億円。48試合で割ると2億7千万円強の巨額だ。もちろん組織委員会本体の収入も確保しなければいけない。 日本やオールブラックスが絡むゲームならば完売させられても、そうでない試合に2万人、3万人が集まるイメージは持てなかった。巨額の赤字が出る恐れも持っていた。 特に大きな不安が一部会場のアクセスだった。例えば熊谷スポーツ文化公園は最寄り駅から4キロ近い立地。サッカーも含めて「アクセス問題」を過去に起こしている。 熊谷駅のロータリーは路線バスとタクシーで一杯一杯。しかも「出口」は片側一車線だ。スポーツ文化公園も陸上競技場側のロータリーはやや大きいスペースだが、ラグビー場側のロータ
奇跡なのだ。ラグビーの世界一決定戦、ワールドカップ(W杯)が日本で開かれているのは。日本代表やニュージーランド代表、アイルランド代表などの熱戦を取材しながら、つくづくそう思う。 だって、1987年にNZ・オーストラリア開催で始まったラグビーW杯はずっと、ラグビー伝統国ばかりで開かれていた。その第一回大会からすべてのW杯を取材しているノンフィクション作家として、本当に日本で開かれるなんて、これっぽっちも考えていなかった。でも、早稲田ラグビー部の先輩にあたる奥克彦さんは違った。ラグビー部は2年の夏合宿で辞めたけれど、ラグビーへの情熱は変わらなかった。 奥克彦さんは猛勉強し、在学中に超難関の外務省公務員上級試験に合格した。1981年、外務省に入省後、英国オックスフォード大学に留学。ラグビー部に入り、日本人として初めて一軍選手として公式戦に出場した。 「ラグビーワールドカップを日本でやろう」と、奥
https://note.mu/satonao310/n/nd7256bae4a27 ラグビーが好きだからってサッカーを貶めて良いという話ではないというのは一旦おいておいて、このさとなおという人にはそもそもラグビーについての理解に不備がある。ブクマでもその手の指摘はすくないし、ちょっといい機会なので書く。 まず前提として、十数年前より以前のラグビーには「審判を欺ければ反則をしても良い」みたいな空気が確かにあった。古い試合を見れば、ラックができたときに審判から見にくい位置で敵選手を思いっきり踏みつけるハーフや、タックル後などで寝た状態から走り出す敵選手にこっそり足払いをかける選手、審判の見えない位置でアメフトかのようにボールを持たない選手を妨害する選手 etc... ダーティなプレイはいくらでも見れる。(ちなみに、めったに無いけどサッカーのシミュレーションみたいな"痛くないの痛がって見せる選
「ラグビーワールドカップ(RWC)2019」が始まった。 世界で約40億人が視聴し、夏季五輪・サッカーW杯と並ぶ“世界3大スポーツイベント”と言われている。ただしアジア初の開催となる日本では、これまであまり注目されて来なかった。 今大会も、直前まで盛り上がりはいま一つだった。成否を不安視する人すらいた。 ところが開幕戦の日本対ロシア戦(20日)も、21日(土)から22日(日)の日本代表以外の3試合も、放送は想定以上に多くの視聴者を集めた。 これまで夜帯(19~23時)で生中継されたことのなかったラグビーW杯中継は、今大会で大金脈に大化けする可能性が出て来たと言えそうだ。 サッカーW杯に次ぐが他スポーツより上関東で2000世帯5000人の視聴率を測定しているスイッチ・メディア・ラボ(SML)によれば、20日の開幕戦(19時30分~21時54分)の世帯視聴率は16.5%、個人視聴率だと10.0
現役レフリーが答える 何回聞いてもラグビーのルールはよくわからない ボールを前に投げてはいけないとかトライで5点とかそういうのは全然わかるんだけど アドバンテージでやり直したり唐突にスクラムが始まったり意味が分からない 平たく言うとなぜそうなるのかの合理的な理由がわからなくて、納得できない。 アドバンテージはラグビーの「継続性」を根拠に運用されている。 ラグビーでは一度ボールが動き出すと何分間もプレーが続く これが他のアメフト、野球などのスポーツと違う所であり、大きな魅力でもある(プレーヤーは大変!) だから、ラグビーでは継続性を損なう行為は厳しく罰せられる 例えば防御側のチームがズルをして、攻撃側のプレーを遅延させたとする この時、レフリーがすぐ笛を吹いて攻撃側のチームにペナルティキックをすぐに与えると、試合を一瞬中断することになるので、せっかくの継続性が損なわれてしまう そこで、防御側
何回聞いてもラグビーのルールはよくわからない ボールを前に投げてはいけないとかトライで5点とかそういうのは全然わかるんだけど アドバンテージでやり直したり唐突にスクラムが始まったり意味が分からない 平たく言うとなぜそうなるのかの合理的な理由がわからなくて、納得できない。 サッカーはゴールにボールを蹴り込むスポーツで、ほとんどのルールはそれを元に理解できる。 オフサイドだってサッカーを面白くするための工夫だと思えば理解できる。 バスケもゴールにボールを入れるスポーツで、そこから派生したルールだから理解できる。 野球はちょっとややこしいけど、基本的にはバッターが一周すると点が入るゲーム。 それを元に理解すればだいたいわかる。実はバットで打つのはおまけなんだと理解する。 隙を見て走るのが本質で、そう考えたらタッチアップも第4のアウトも理解できる。 他のスポーツもだいたい基本を押さえたら理解できる
by Jill Carlson (jillcarlson.org) 2003年にヒトゲノムの塩基配列が解読完了して以来、「人の身体能力に影響を与える遺伝的要因は何なのか」が明らかになりつつあります。また、技術の進歩によって遺伝子解析のコストが低下し、商業サービスとして提供する企業も誕生しました。遺伝子解析が手軽に行えることによってスポーツの世界がどんな影響を受けるのか、エディスコーワン大学のグレゴリー・ハフ教授が解説しています。 Will the genetic screening of athletes change sport as we know it? https://theconversation.com/will-the-genetic-screening-of-athletes-change-sport-as-we-know-it-122781 ハフ教授は、スポーツのパフォー
◇海外女子メジャー◇AIG全英女子オープン 最終日(4日)◇ウォーバーンGC(イングランド)◇6585yd(パー72) 日本勢42年ぶり2人目のメジャー制覇を遂げた渋野日向子は、優勝記者会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。 << 下に続く >> ―おめでとう 今の気持ちは言葉にできないくらいうれしいのと、お腹がすいた ―ウィニングパットを入れて家族とは お父さんと写真を撮ったくらいで「おめでとう」と言われた記憶がないですね(笑) ―18番の心境は ずっとボードを見ていたので、自分の位置を把握していた。18番のパット前もこれを入れたら優勝するのは、分かっていた。どういうガッツポーズをするか考えていた ―どうやって祝う お菓子いっぱい食べます ―コースで何を食べた 『タラタラしてんじゃねーよ』ってお菓子なんですけど、魚を固めたみたいな ―ファンの声援について バーディパットや厳しいパーパットを
女子ゴルフの海外メジャー最終戦、全英女子オープンで20歳の渋野日向子選手が通算18アンダーで優勝しました。日本の選手が、海外メジャー大会で優勝したのは、男女を通じて42年ぶり2人目の快挙です。 今シーズン国内ツアーで2勝をあげ、初めて海外での試合に出場した渋野選手は、イギリスで4日行われた最終ラウンドを通算14アンダー、2位と2打差の単独首位でスタートしました。 渋野選手は、3番でパットが決まらず今大会初めてダブルボギーをたたき、5番と7番でバーディーを奪いましたが、続く8番でボギーをたたいて前半でスコアを1つ落とし、この時点で3位に後退します。 それでも大会を通じてスコアを伸ばしている後半に入ると、最初の10番で長いパットを決めてバーディーを奪い、12番、13番と連続でバーディーを奪って通算16アンダーとして再び首位に並びました。 さらに15番でもバーディーを奪い、アメリカのリゼット・サ
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