東京大学は指導する女子大学院生に、性別に関わる差別的な発言を繰り返したとして、准教授2人を懲戒処分にしました。 大学によりますと、男性准教授は指導する女子大学院生2人に、ほかの学生の前で「女性研究者の結婚出産や子育ては研究活動と両立しない」などと繰り返し発言したり、侮辱したりしたということです。 また女性准教授は女子大学院生に対して「結婚して、プライベートが充実すれば研究をやめられる」という趣旨の発言をしたということです。 大学は調査の結果、男性准教授を停職6か月、女性准教授を戒告のいずれも懲戒処分にしました。 東京大学は「あるまじき行為であり、決して許されない。再発防止に努めたい」とコメントしています。