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猫に関するntscp2020hatのブックマーク (2)

  • 命日の決まっていた猫のはなし

    この子は命日が決まってるんだな。 安楽死を決めた時、私はそう思った。 うちのかわいいかわいいのはなしをしようと思う。 疲労と虚しさMAXだった若かりし頃、実家の犬を恋しがる私に知人が囁いた。 「なら手がかからないよ」 あれこれ言い返したと思う。それでも知人は言葉巧みにの良さを吹き込み続けた。 結果、私は一度でいいから飼ってみたい、とメインクーンを選んだ。 いい子が安く買えるかも、と安易な思いつきでネットを検索し、ブリーダーからそれはそれはかわいいブラウンクラシックタビーの男の子を譲ってもらった。 買い手がつかず生後半年のその子は、7万円で我が家にやってきた。 残念なことに重度の物アレルギーを持っていたその子は、メインクーンとしてはあまり大きくなれなかった。 メインクーンの成長が止まるまで三年ほど。その間、血便を伴う下痢を何度もくり返し、体質に合う処方が見つかるまで一年かかった。

    命日の決まっていた猫のはなし
  • 私が猫を飼いたくない理由

    夫がを飼いたいと言い始めて、もう2年は経つ。 毎晩Youtubeでの動画を再生しては「いいなー」「かわいいなー」「欲しいなー」「飼おうよー」と呟く夫に、私は都度「飼わないよ〜」と返していた。 2ヶ月前、そんなに毎日欠かさず言うなら現実を知ってもらおうと思い、飼うにあたっての大凡の費用や必要な環境を調べて譲渡サイトを見せてみた。夫は「そんな気で言ってるわけでは…」と真顔になった。 どうやら夫の言う「欲しい」は、「韓国行きたい」とか「5000兆円欲しい」みたいなものらしく、気でそうは思っていないが口に出すことでなんとなく心が癒される其れのようだった。 それから夫は3日ほどを飼いたい発言はしなかったものの、4日後にはまた元気よく「リビングでもふもふしたい」「一緒にお布団で寝たい」「なんで飼っちゃだめなの?」「カフェはやだー」が始まり、私はまた「飼わないよ」botになった。 わかる。

    私が猫を飼いたくない理由
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