米格付け会社S&Pグローバルは21日、英国の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。堅調な経済パフォーマンスと今後2年間の財政赤字抑制を理由に挙げた。 (2023年 ロイター/Stefan Wermuth)
【サンパウロ=外山尚之】米格付け大手S&Pグローバル・レーティングスは19日、コロンビアの外貨建ての長期債務について、「BBBマイナス」から投資不適格の「BBプラス」に格下げした。反政府デモを受けて政府が増税案を撤回したため、財政赤字の拡大が見込まれていた。コロンビアでは政府の提案した付加価値税の増税や所得税の対象範囲の拡大に対し、4月末か
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝副総裁は政府系企業のデフォルト(債務不履行)が相次いでいることを受け、国内の債券信用格付け業界への監督を強化する方針を示した。 潘副総裁は人民銀のウェブサイトに13日掲載された声明で、同業界の問題には実態よりも高い信用格付けなどが含まれると指摘。格付け会社は能力と作業の質の改善に取り組むべきだと述べた。 「安全」と見られていた中国政府系企業の社債、デフォルトで揺らぐ 11日開かれた人民銀の会合後に公表された同声明は、今後の具体的な措置には触れなかった。会議には国家発展改革委員会(発改委)と銀行保険監督管理委員会(銀保監会)、証券監督管理委員会(証監会)の当局者も出席した。 原題:China Pledges Better Supervision of Bond Credit Rating Industry(抜粋)
[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコがここ数十年で最も深刻なリセッション(景気後退)に直面する中、投資家らは、同国が間もなく投資適格級の格付けを失う可能性が高いとみている。 ほぼ20年来維持してきた投資適格級格付けの喪失は、ロペスオブラドール大統領にとって手痛い打撃となる。同政権の資金調達方法は1980─1990年代の債務危機を教訓に、極めて保守的な路線を取ってきた。 フランクリン・テンプルトンのポートフォリオ・マネージャー、ルイス・ゴンザリ氏は「投資適格級の格付けを失うことは現実的なリスクで、投資家は次第に深刻に考えつつある」と指摘、実現すればメキシコからの資金流出がかなり急速かつ大規模なものになるとの見方を示した。
[ニューデリー 1日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、インドの信用格付けを「Baa2」から投資適格級で最も低い「Baa3」に引き下げた。長期間にわたる成長鈍化や債務増加、金融システムの一部における持続的な緊張を理由に挙げた。 また格下げは新型コロナウイルスの影響を直接反映したものではないが、新型コロナ危機前に存在していたインドの信用面での脆弱性がパンデミック(世界的大流行)によって増幅したとした。
格付け会社フィッチ・レーティングスは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)や石油価格の崩壊が信用力の弱さに拍車をかけ、2020年は恐らく今後も複数の国がデフォルト(債務不履行)に陥るとの見方を示した。 同社のロンドン在勤アナリスト、エド・パーカー、トニー・ストリンガー両氏は電子メールでリポートを発表。今年は既にアルゼンチンとエクアドル、レバノンの3カ国が債務不履行を起こしており、フィッチの格付け対象となっている国のデフォルト数として2017年に並ぶ過去最多だと指摘した。 今年最初の4カ月に格下げされた国もこれまでで最も多い29カ国に達しており、強い格下げ圧力があるとみている。 原題:Government Defaults Set for Record in 2020, Fitch Ratings Says(抜粋)
格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、イタリアの信用格付けを「BBBマイナス」に引き下げた。ローマで4日撮影(2020年 ロイター/ALBERTO LINGRIA) [ローマ 28日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、イタリアの信用格付けを「BBBマイナス」に引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」から「安定的」に変更した。 フィッチは、イタリア経済が新型コロナウイルスの感染拡大で著しく大きな影響を受けると予想されることから格付けを引き下げたと指摘。格付け見通しを「安定的」としたことについては、欧州中央銀行(ECB)による資産買い入れ策がイタリアの新型ウイルス対策の支援になるとみられるためと説明した。
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