痩せたい、痩せたい、痩せたい―。ダイエットにこだわるあまり、拒食症や過食症になったり、それを繰り返したりするケースを「摂食障害」と言う。精神疾患の一つとされ、厚生労働省の研究班によると、その数は全国で約2万6千人。克服に何年もかかることは珍しくないうえ、心と体へのダメージは深刻で、死亡率は精神疾患の中で高いとされている。摂食障害とは、いったいどんな状態なのだろうか。克服への手立てはあるのだろうか。摂食障害という心の病と向き合う人たちを訪ね、「これまでと今、これから」を聞いた。(Yahoo!ニュース 特集編集部)