警視庁野球部が発足 部員は甲子園球児ら１８人 - MSN産経ニュース警視庁は１６日、警備部第４機動隊（東京都立川市）内に野球部を発足させる。甲子園球児ら経験者をそろえ、訓練で培った基礎体力を生かした“機動力”野球で都市対抗野球への出場を目指す。 監督は、日大三高（東京都）の投手として甲子園に出場した中瀬洋警部補（４７）。部員１８人には、聖光学院（福島県）、千葉経大付（千葉県）、柏陵（同）の甲子園経験者が名を連ねる。 ユニホームは機動隊の出動服の濃紺を基調とし、左腕に警視庁のマスコット「ピーポくん」を刺しゅうした。練習での監督の指示には、機動隊員らしく「了解！」と声をそろえる。 機動隊は５日に１回の当直勤務があり、練習できるのは週１、２回程度。硬式球が使用できる練習場を持っていないなど課題は多い。中瀬監督は「ゼロからのスタート。限られた練習時間の中で、選手と協力してチームを作っていきたい」と話している。
