ことし10月、大阪・住之江区で、車道に置かれていたコンクリートの土台にオートバイが衝突し男性が死亡した事故で、警察は、路上に土台を置いたとして、13歳の中学2年の男子生徒を補導しました。警察によりますと「大騒ぎになるのが見たかった」などと話しているということです。 コンクリートの土台は、標識などを立てる際に使われるもので、直径30センチ、高さ12センチの円柱型で、重さがおよそ16キロありました。警察は、何者かが歩道にあった土台を車道に移したとみて捜査したところ、防犯カメラの映像などから、大阪府内に住む13歳の中学2年の男子生徒が路上に土台を置いたとして補導し、17日、傷害致死の非行内容で児童相談所に送りました。 警察によりますと、男子生徒は「大騒ぎになるのが見たかった。大きな事故になることは分かっていたが、人が死ぬとは思わなかった」などと話しているということです。