2006年以降、20世紀のホラー映画のリメイクや続編は数多くつくられてきました。その一方で、恐るべき新作も生まれています。 そこで今回は、この10年間でもっとも怖かった映画について振り返ってみましょう。 20. 「グエムル−漢江の怪物−」 こちらは、「スノーピアサー」のポン・ジュノ監督による2006年の韓国映画で、うだつのあがらない父親が漢江から現れた怪物に、娘(あと、気の毒なソウル市民多数)がさらわれたことをきっかけに立ち上がるというストーリーです。 このジャンルの映画の必須条件である政治的メッセージ(怪物は、米軍が原因で生まれたと示されている)を携えた、よくできたモンスター映画であり、キャラクターの描写も巧みです。万人向けではないかもしれません。ヒーローたちもヒーロー然とはしていません。モンスターの存在に明確な理屈付けができるような話でもありません。でも、怖さは本物です。 19. 「ブ
ボンドにさよならを - ダニエル・クレイグ - Adam Berry / Getty Images for Sony Pictures 過去4作品で人気スパイシリーズ『007』の主人公ジェームズ・ボンドを演じてきたダニエル・クレイグが、6,800万ポンド(約108億8,000万円・1ポンド160円計算)でもう2本、ボンド役として出演してほしいというオファーを断ったという。 【映像】これが最後のダニエル・クレイグ版ボンドなのか…『007 スペクター』 同社関係者は Daily Mail 紙に「ダニエルは純粋にやりきったんです。MGMの幹部と『007 スペクター』の後に話したみたいです。幹部はダニエルにかなり高額の金額を提示していましたが、ダニエルは(続投を)望みませんでした」と語ったという。また「彼は撮影後、みんなにこれが最後になるって言っていました。会社は『007 スペクター』の後も金額次
町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』で大ヒットを記録した映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』を解説。この映画が全世界の映画界に与えた衝撃について話していました。 (赤江珠緒)さてさて、今日の映画は・・・あれですよね。トランスフォーマー。 (町山智浩)そう。今日の映画はトランスフォーマーシリーズの4作目。『ロストエイジ』っていう映画を紹介します。この映画は大変な映画なんですよ。これ、全世界で興行収入がなんと10億ドルだから・・・ええと、1000億円を突破したんですよ! (山里亮太)ええっ!? (町山智浩)これ、映画史上の大記録になりますよね。1000億円突破。大変なことになっていますよ。これ。でね、1000億円ってどのぐらいすごいのか?っていうと、まあ日本映画の制作費が大作でも10億円っていつも言ってますからね。僕ね。それ、100本分ですよ。 (山里亮太)うーっ! (町山智浩)で、こ
通勤電車や職場の中など、日常生活で暴力を振るわれるケースが近年増加している。厚生労働省などの調査(※1)でも、その傾向は数値としても明らかになりつつある。 そのような暴力から身を守る“オフィス護身術”として、素人でも使えそうな技を中国武術から紹介したい。 そしてさらに、拳法を仕事や恋愛にも使えないかも試してみた。 今回モデルになってもらったのは女優の長澤奈央さんだ。 参考にしたのは、アジアの巨匠ウォン・カーウァイが これまでのカンフー映画のイメージを根本から打ち砕く斬新な映像美で描いた本格アクション映画『』だ。 この映画は5月31日(金) から日本全国で公開される。あのブルース・リーの唯一の師匠、伝説の武術家「イップ・マン」をトニー・レオンが演じた話題の映画だ。 中国武術「詠春拳」の達人であるイップ・マンの“知られざる”物語を描いたこの映画では、主人公のライバルとなるゴン・ルオメイ(チャン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く