「インディーやるなら一番大事なのは貯金額」「お金を貯めること=自由にゲームを作れる時間を買うこと」──『くまのレストラン』『メグとばけもの』のDaigoが語る“心が折れないゲーム作り”とは 「ゲーム市場のフロンティアだ」と言われたインディーゲームも今は昔。 Steamでの年間発表タイトル数は1万を超え、また過去の名作がどんどんとセールで安く売られるという、苛烈なレッドオーシャン状態にあるインディーゲームというジャンルの中で、いったいどうやって戦っていけばいいのだろうか? 「インディーゲームをやるなら、一番大事なのは貯金額だと思うんです」 ──そう語るのは、高評価2DドットRPG作品『くまのレストラン』『メグとばけもの』などで知られるOdencatのDaigo氏だ。 『くまのレストラン』『メグとばけもの』スクウェア・エニックスやDeNAといった大手メーカーで働いていた同氏は、モバイルゲームバ
昔からゲームが好きでゲームさえあれば生きていけると思ってたけど、段々ゲームができなくなってきてしまった 仕事を終えて家に帰るともう七時で取り敢えず仕事中に溜まったソシャゲ(6タイトル)のスタミナを消費しないといけない それからご飯食べてなんやらしてるともう八時半過ぎだ そこからソシャゲのイベントやら日課やらを消化しなきゃならない 10時からはネトゲにインして2時間くらい高難易度コンテンツの練習をする そしてまた寝る前にソシャゲのスタミナと日課の残りを終わらせると2時くらいで、就寝の準備して寝なければならない 買ったゲームに全然手を付けられないし途中で止めてしまうことも多くなってしまった ゲームが好きでゲームだけしてれば幸せという生活はやがて破綻する もう終わりだよこの人生
無論、ゲーム機の名前だけを言う人もいる。「最初に遊んだのはスーファミ(スーパーファミコン)かな」とか。そうしたら、スーファミで何を遊んでいたのかと、ゲームの話をきっかけに会話が弾むことも多いが、若い世代ともなると知らなかったり、実際に遊んだことがなかったりするゲーム機がぽつぽつと出てくることがある。 Amazon.co.jpでテレビゲームを調べる そんな筆者も平成生まれであるためか、実際に遊んだことがないハードは多々存在する。読者諸氏でハード発売時に生まれていても、子どもだったから買えなかったとか……いろいろあると思う。 いまから実際に遊ぼうとすれば、大変な代物もあるだろう。しかし、ここはゲームメディアの編集部。当然、昔のゲームを遊び、その当時の事情を知るベテラン編集者たちもいる。そんな人たちに当時の話を聞こう、そうしようと思い立ったのが本企画だ。 もっともらしい建前をつけるならば、先達の
5月1日(月)21時配信の今回は「スクウェア」と「エニックス」の合併20周年を記念して、合併する以前から現在までを、当時から在籍しているゲーム開発者の時田 貴司(スクウェア出身)と齊藤 陽介(エニックス出身)の活動を通して振り返る座談会をお送りします。 時代と共に変化するゲーム開発環境や、合併が発表された当時の驚きなど、ゲームメディアやユーザーの皆様からのお便りを交えて聞いていきます。 MC:安元 洋貴(声優) インタビュイー: 時田 貴司 (スクウェア出身) 齊藤 陽介 (エニックス出身) コメント映像: 北瀬 佳範 (スクウェア出身) 三宅 有 (エニックス出身) 祖堅 正慶 (スクウェア出身) 青山 公士 (スクウェア出身) 「スクエニの創りかた」は声優の安元洋貴さんが、スクウェア・エニックスのタイトルについて、クリエイターに直接開発過程のエピソードを聞いていく動画番組です
セガサミーホールディングスは4月17日、子会社の英SEGA Europe Limitedを通じて、スマートフォンゲーム「Angry Birds」などを手掛けるフィンランドのRovio Entertainment Oyjを買収すると発表した。同日の取締役会にて決定し、両社が最終契約を締結した。買収総額は約1037億円としている。 同社は買収の狙いについて「急速に成長するモバイルゲームを含むグローバルゲーム市場において当社のプレゼンスを高めるには、継続的なゲーム開発体制と運営力の強化が必要不可欠と判断」「Rovio社の有する運営型モバイルゲームの開発能力及び運営ノウハウを獲得し、セガの既存IPのモバイルゲーム化・マルチプラットフォーム対応を促進することで、セガのゲームポートフォリオを強化し、グローバル展開をこれまで以上に加速する」としている。 Rovioは、2009年にローンチされたAngry
コーエーテクモゲームスは3月30日、位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』を発表した。対応プラットフォームはiOS/Android。基本プレイ無料(アイテム課金)タイトルとして配信予定。本日からクローズドベータテストの参加者を募集している。 『信長の野望 出陣』は、『信長の野望』シリーズ初となる位置情報ゲームだ。本作の詳細は明らかにはなっていないが、初報映像によればプレイヤーは、本アプリがインストールされたスマートフォンを持ち歩いて出かけることでゲームを楽しむことができる位置情報ゲームのようだ。 初報映像ではゲーム画面も公開されている。フィールドは戦国時代を模したものとなっており、城などの建築物があるようだ。公開された映像ではフィールド上に織田信包の姿も確認でき、歩いているうちに武将と遭遇することもあるのかもしれない。 本作には合戦をおこなう場面もあるようで、映像内では織田信長率いる自軍と、上
『Virtua Unlimited Project』のリリース日が4月25日に決定。『ロックマンゼロ』に影響を受けた横スクACT
株式会社ポケモンは中国企業6社に対し、著作権侵害などを理由とする訴訟を提起していたようだ。South China Morning Postが伝えている。 Image Credit: perezzdb channel on YouTube 被告となる6社は2015年以来、権利元に許可なく『ポケットモンスター』を題材にした、あるいは類似性のあるモバイルゲームを運営していたと伝えられている。株式会社ポケモンは被告に対し、ゲームの開発・配信・運営・宣伝などの停止、および5億元(約101億4000万円)の損害賠償を求めているとのことだ。 被告のうちの1社とされるJiangyin Zhongnan Heavy Industriesが配信しているアプリは、Pocket Monster Reissueまたは中国語で「口袋妖怪复刻」と題されていたとのこと(下画像)。キーアートには、サトシやピカチュウ、ミジュ
老犬とは人生における親友だ。「オールドフレンズ・ドッグゲーム」が見せた,老犬ホームでの健やかな毎日 編集部:楽器 1年。365日。8760時間。525600分。31536000秒。 子どもには長く,大人には短い,この月日。 それは当然,動物にだって長くて短い。 年に一度の里帰りをすると,小さいころもみくちゃくにかわいがってやった実家の黒猫は,今じゃ出迎えから2秒でこちらへの興味をなくす。そして彼女は(昔は彼だった)もふもふのクッションを我が物顔で陣取り,ツンとそっぽを向いて,整った毛並みをこれでもかと舐め回す。根城に侵入してきたそ知らぬ顔の異物より,そのほうが刺激的なのだ。 年ごろの気まぐれ猫なんて,思春期の少年少女とそう変わりない。 そんな忘却と再会と再忘却の例年を繰り返していると,ペットなんてそんなもんかと,苦笑が板についてきた。悲哀より諦観のエッセンスを多めに含ませているのは,ニンゲ
当時は“世界最先端”だった――日本の「ケータイアプリ」の歴史を開発目線で振り返る:ITmedia Mobile 20周年特別企画(1/4 ページ) ITmedia Mobileの創刊20周年、おめでとうございます。 20年前といえば、NTTドコモが「iアプリ」のサービスを提供を開始した頃合いでもあります。スマートフォンが主流になった今、携帯電話にアプリを入れることは当たり前のことですが、当時のiアプリは非常に“画期的”なことだったのです。 筆者はかつて、ケータイ(フィーチャーフォン)向けのアプリ開発に携わっていました。そのことを知っているITmedia Mobileの編集担当者は、筆者に「ケータイアプリを“開発目線”で振り返ってほしい」とリクエストしてきました。 そのリクエストに応えるべく、この記事ではケータイアプリを主に“開発”面から振り返っていきます。なお、記事中の会社名やアプリ名は特
2010年代は、ゲームシナリオ業界が大きく動いた10年だった。 詳しい事情については別稿をご一読いただければ幸いだが、ようはスマートフォンの普及に伴いシナリオ面を重視したゲームが急増。これに合わせてゲームシナリオ需要が大幅に高まったことが大きな要因の一つとして挙げられる。 そして急激に上昇したゲームシナリオ需要の供給役を担ったのが、いわゆる『ゲームシナリオ制作会社』だ。 いまやゲーム業界とは切っても切れない関係にあるゲームシナリオ制作会社だが、一方で表に出ることは少なく、その実態は知られていない部分も多い。ユーザーの立場からすれば、そもそもゲームシナリオ制作会社がどんな仕事をしているのか、ということでさえあまり馴染みがないだろう。 そこで今回はその実態に迫るべく、ゲームシナリオ制作会社をリードするシナリオ工房 月光・レプトン・エレファンテ・テイルポットの4社から、それぞれの代表である重馬敬
理想を追求したゲームギア,時代の先端を行ったアーケード基板……セガのハードに込められた矢木 博氏の矜持 ビデオゲームの語り部たち:第21部 ライター:黒川文雄 カメラマン:愛甲武司 2020年10月6日,セガの携帯ゲーム機「ゲームギアミクロ」が発売となった。ちょうど30年前の1990年10月6日に発売された「ゲームギア」が約40%に縮小されたデザインの同機は,ゲームギアの発売30周年とセガの誕生60周年を記念する製品だ。 ゲームギアの全世界累計販売台数は1000万台以上。任天堂の携帯ゲーム機「ゲームボーイ」の数字にこそ届かなかったものの,ヒット商品であることに疑いの余地はなく,ゲーム史に名を刻んでいる。また,別売りのチューナーパックによって「携帯テレビ」として使えることも斬新だった。 「ゲームギア」 そんなゲームギアは,どのようにして生まれたのか。今回の「ビデオゲームの語り部たち」では,セ
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