米半導体開発企業AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)は長い歴史をもちながら、経営面で苦しみ、インテルやNVIDIA(エヌビディア)の後塵を拝する時期も長かった。だが近年の半導体需要の急増と、それに拍車をかける米中対立、辣腕CEO(最高経営責任者)の就任もあって、破綻の瀬戸際からよみがえり、半導体競争のダークホースになろうとしている。 カリフォルニア州サンタクララ。国道101号線が外を走るAMD本社の最上階にある会議室から、リサ・スーは「シリコンバレー」という言葉より歴史のあるこの会社の指揮を執っている。スーの執務室の窓から見えるのは、急速に進化を遂げる同社の節目を象徴するもの。古くからのライバル、インテルのオフィスだ。その時価総額(1203億ドル)をいまやAMD(1535億ドル)は上回っている。 AMDは、快進撃続きだったわけではない。現在53歳のスーが2014年にAMDのCEOと
2021年3月30日(火)にPlayStation®3およびPlayStation®Vita向けPlayStation®Storeについて、今夏にサービス終了予定であることをお知らせいたしました。 しかし、さらなる検討を重ね、この判断は誤っていたとの結論に至りました。そこで本日は、PS3およびPS Vita向けのPS Storeのサービスを継続することを皆さんにお伝えいたします。なお、PSP®「プレイステーション・ポータブル」の購入機能は、予定どおり2021年7月2日(金)に終了いたします。 PS3およびPS Vitaのコンテンツ販売を終了することを決定した当初は、旧プラットフォームにおける販売サポートに課題があったことや、多くのプレイヤーの皆さんがお楽しみいただいている現行機にリソースを集中させるためでしたが、このたび、多くのプレイヤーの皆さんが今後もPS3およびPS Vitaでクラシッ
2018年3月30日,大阪府・グランキューブ大阪で「Game Creators Conference '18」(GCC'18)が開催された。 GCC'18は関西発のゲーム業界向けゲーム開発カンファレンスだ。関西地区のゲーム企業有志による「勉強会」を母体としたイベントだったが,いまや4トラック24セッションという規模という一大イベントに成長している。地元である関西企業によるセッションのほかに,東京などからこのイベントのために多くの企業が参加している。 ここではそんなうちの一つであるフロムソフトウェアによる講演の模様を紹介してみたい。「複数タイトルの開発を維持しつつ大規模化に適応した中小企業エンジニアの取り組み」というタイトルの講演だが,「複数タイトルの開発を維持」「大規模化」といったあたりはちょっと見ただけでは意味が分からないかもしれない。 さて,フロムソフトウェアといえば,初代PlaySt
日本の電機メーカーが巨額赤字を出し、相次いでトップが交代した6年前。崖っぷちのソニーの社長に就任した平井氏はどのように社内を変えていったのか。 ソニーの平井一夫社長が会長に退き、最高財務責任者を務めている吉田憲一郎氏が社長になると発表された。このニュースに関連し、平井氏がソニーをどのようにけん引し、最高益を出すまでに至ったかを振り返ってほしいと編集部から依頼を受けたとき、最初に思い出したのは6年前のことだ。 日本の電機メーカーがそろって巨額赤字を出し、ソニー、パナソニックという世界的な企業でトップ交代劇があったのは2012年。リーマン・ショック、東日本大震災、タイ大洪水などで疲弊した電機メーカーは、この先もう上昇の芽がないのではないか。そんな風に言われていたあの頃のことだ。ソニーは英国人ジャーナリストでソニー・ピクチャーズ エンタテインメント社長からソニーグループCEOに上り詰めていたハワ
ニーア、ペルソナ等の人気ゲーム開発者が激論! 国内ゲーム産業を支える40代クリエイターの苦悩とは【SIE外山圭一郎×アトラス橋野桂×スクエニ藤澤仁×ヨコオタロウ】 海外のゲームファンたちの間で、「メタスコア」と呼ばれる指標がある。これは、複数のゲームレビューサイトの評価点を集計して、100点満点で算出したもので、そのゲームに対するメディアの評価を反映した数値として、よく海外では参照されている。 今年に入って、このメタスコアで一つ大きな変化が起きている――それは日本産ゲームの台頭だ。 『ペルソナ5』は93点を叩き出した (画像はメタスコアを算出している海外サイトMetacriticより) 具体的には、『ペルソナ5』、『NieR:Automata』……そして何よりも『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。こうした昨年から今年にかけてリリースされた新作ゲームが、海外で翻訳されて高い評価を得
先日、『ストリートファイターV』のトーナメントシーン界隈のソーシャルメディアは入力遅延(インプット・レイテンシー)の話題で大いに盛り上がった。入力遅延をテーマにしたいくつかのツイートがきっかけとなって連鎖反応が起き、トーナメントにおいてどんな影響を与えるのかについてシリアスな質問が飛び交っていた。 これまでも入力遅延は格闘ゲームコミュニティ(FGC)において非常に大きなトピックとして存在してきたが、今回の盛り上がりを見る限り、どうやら今後も存在し続けるようだ。これまで、入力遅延は基本的にはディスプレイやコントローラにまつわる問題として扱われており、その対処法が分かりやすく提示されていたのだが、『ストリートファイター』の入力遅延は別の問題を引き起こしている。 入力遅延(インプット・レイテンシー)とは文字通り、入力からゲーム内でアクションが発生するまでの時差のことを指す。つまり、その時差とはボ
JavaOne 2011に向けて作成された "Java Life"。 JavaOne Tokyo 2012に向けて、日本語のサブタイトルを付けました。 This original rap music video made for JavaOne 2011 celebrates the "Java Life". Dedicated to the developer homies everywhere who code hard day and night. Think Java programmers meet street Hip Hop. オリジナルはこちら。 http://www.youtube.com/watch?v=b-Cr0EWwaTk
2022年6月27日 役員人事のお知らせ 2022年6月1日 人事・組織変更のお知らせ 2022年4月1日 人事・組織変更のお知らせ 2022年3月30日 【5月16日更新】ソニー・インタラクティブエンタテインメント 2022年6月より 定額制ゲームサービス「PlayStation Plus」を大幅リニューアル ~PlayStation Nowとサービス内容を統合し、数百本のタイトルを提供~ 2022年3月22日 ソニー・インタラクティブエンタテインメント、カナダ拠点のゲーム開発スタジオ Haven Entertainment Studios社を買収へ ~プレイステーション®プラットフォーム向けに新たなスタイルの 大型マルチプレイタイトルを制作~ 2022年3月1日 人事のお知らせ 2022年2月24日 PS5向け次世代VRシステム「PlayStation VR2」 および「PlaySta
国内発売まであと約1か月のPS4,筐体設計の秘密が明らかに ライター:米田 聡 2014年1月15〜17日に,東京ビックサイトで「インターネプコン・ジャパン」というイベントが開催されていた。聞き慣れないイベント名だと思った読者も多いと思うが,それもそのはず,本イベントは「アジア最大のエレクトロニクス製造・実装技術展」(※案内文ママ)である。その筋の業界人向けイベントなので,ゲーマーが知らなくても無理はない。 鳳 康宏氏(ソニー・コンピュータエンタテインメント 第1事業部設計部5課 課長) ではなぜそんなイベントを取り上げるのかというと,今回のインターネプコン・ジャパンでは,ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)でPlayStationシリーズのメカニカル設計を担当している鳳 康宏(おおとりやすひろ)氏による技術セミナー「PlayStation 4の冷却設計〜PSシリーズの進
PS4本体と周辺機器完全理解。購入前に知りたいハードウェア関連情報を総まとめ 編集部:佐々山薫郁 2014年2月22日,ついに,日本でも「PlayStation 4」(以下,PS4)が発売となる。 ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)製の据え置き型ゲーム機が新世代へと刷新されるのは,2006年11月発売の「PlayStation 3」(以下,PS3)以来,実に7年ぶり。すでに通販で注文済みという人はいるだろうし,発売日は朝からショップに出かけようという人や,銀座ソニービルのカウントダウンイベントへ参加しようという,気合いの入った人もいるのではなかろうか。もちろん,周囲の状況を見てから決めようという人もいることと思われる。 そんなPS4について4Gamerは,2013年2月の正式発表以降,さまざまな形でレポートをお伝えしてきた。本稿では,SCEやソニー・コンピュータエンタテ
LLVM is a robust system, particularly well suited for developing new mid-level language-independent analyses and optimizations. 11月6日から7日(米国時間)にかけてサンフランシスコで開催された「2013 LLVM Developers' Meeting」におけるプレゼンテーションのようすがサイトにアップロードされた。Sony Computer EntertainmentのPaul T. Robinson氏がPlayStation 4の開発環境について発表しており、コンパイラインフラストラクチャとしてLLVM Clangを採用していること、採用に至るまでの検討事項や、結果としてどのような利点が得られたかを説明している。 PlayStation 4の開発にはLLVM
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ なぜゲーム機はPowerPCに、パソコンはx86に偏るのか 据え置き型ゲーム機(ゲームコンソール)向けCPUは、3大コンソールメーカーがPowerアーキテクチャの採用へと動いた。その一方で、広義のパーソナルコンピュータ(Macintoshを含めた場合)のCPUは、ついに最後のAppleがx86へと動いた。 その結果、ゲームコンソール=PowerPC、パーソナルコンピュータ=x86と、CPUアーキテクチャは見事にジャンルによって2分されることになった。 なぜ、ゲームコンソールはPowerPCへ、パーソナルコンピュータはx86へと偏ったのだろう。その背景には、ゲームコンソールとパーソナルコンピュータのエコノミーの違いがありそうだ。 Macintoshもパーソナルコンピュータであるため、どうしてもPC(ここではWindows PCを指す)世界の影響を受ける
インターネットやスマートフォンなどから情報が得られるようになったいま、生活のなかでの「テレビ」の優先順位は昔に比べると下がってしまった。筆者も6年前、引っ越しを機にテレビを捨ててしまったが、ほとんど生活に変化がなかったのは意外だった。 しかし、テレビにも良いコンテンツがある。残しておきたいドキュメンタリー番組や、自分の趣味にぴったりあったニュース。特にニュースは、一度流れたら再放送されることが少なく、資料として残したいものがけっこうあることに気が付いた。 そこで手に入れたのが、ソニー・コンピュータエンタテインメントがPlayStation 3(PS3)の周辺機器としてリリースした地デジレコーダーキット「torne(トルネ)」だった。これはPS3に接続するUSB地デジチューナーで、PS3本体に内蔵されているHDDにテレビ番組を録画できるもの――機能の説明をすると、よくある製品とおなじものにな
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