「パンツァードラグーンVoyage Record」誕生秘話。一人の若者はいかにして会社を作り,「自らパンツァードラグーンを売る」ことになったのか ライター:西田宗千佳 「パンツァードラグーン」というIPにとって,2020年は特別な年になる。久しぶりに「現行のハードウェアで“新作”が楽しめる」からだ。 同シリーズはセガサターンというハードウェアにとって特別なものであるだけでなく,1990年代中盤から後半に発売された第5世代家庭用ゲーム機,要は「CDとポリゴンの革命の時代」を象徴する作品だ。 一方,種々の事情もあって(その一端は本稿の中で解説する),2002年末の「パンツァードラグーン オルタ」以来,シリーズ作品の系譜は途絶えており,移植やリメイクにも恵まれているとは言えないIPでもあった。 ……という話から始まると,4月2日に発売されたNintendo Switch版「パンツァードラグーン:
HTCの人事関係のニュースが相次いでいる。次期フラッグシップ「HTC One M9」のローンチを控えた3月20日、同社はCEO交代を発表した。その一週間後にはデザイン担当トップが同社を去ると発表した。 デザイン責任者の辞任はこの1年で2人目となる。新しいCEOのもとでHTCはどのような回復戦略を計画しているのか? 最大の課題といえるマーケティングについては、課題が残ったままのように見える。 ピーター・チョウCEOが交代 創業者で会長がCEOを兼任 今回のCEO交代により、CEOとして10年に渡ってHTCを率いたPeter Chou氏がとうとう退くこととなった。 Chou氏が率いた2005年から今まで、HTCは大きな成長とその後の低迷の両方を経験する。HTCはiPAQの製造など、もともとはODMメーカーだったが、2006年にChou氏が自社ブランド戦略を取り始める。 幸運なことに、2007年
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く