アメリカ東海岸の複数のApple Storeで盗難事件が多発し、事件に関与したと見られている男性が逮捕された事件で、男性が事実誤認だとして逆にAppleを訴えた裁判が物議を醸しています。 東海岸各地で「偽者」たちが窃盗 米マサチューセッツ州の連邦地方裁判所に提出された訴状によると、Appleと同社のセキュリティ業務を請け負っているSecurity Industry Specialists(SIS)が、原告のウスマネ・バー氏を窃盗事件の黒幕扱いし、誤解だと発覚した後も隠蔽しようとしたのだそうです。 バー氏は2018年3月、ニューヨーク州で自動車を運転するための仮免許証を取得したものの、紛失してしまいました。写真は入っておらず、身長や体重、生年月日や目の色が記されていましたが、紛失した時はこれが仇となり、とんでもない事件に巻き込まれるとは想像しなかったに違いありません。彼が事態の重大さを知った