●「へえ、あれって液晶テレビじゃなかったんですか」 CES2012会期中に会食した某社(非家電メーカー)氏との会話中、こんな返事が帰ってきた。いやいやいや。ちょっと待ってくださいよ。ソニーの『Crystal LED ディスプレイ』って、まったく新しいデバイスなんですから。日本のメディアの報道を観ても、どうやらあれがすごいものだという認識は薄い模様。「有機ELで韓国勢が先行、液晶テレビの低価格化で日本企業がピンチ」ってのは確かにその通りなんだけど、日本企業もどっこいがんばっている。CES2012で見えたその一端が、ソニーのCrystal LEDなのだ。そのどこがすごいのか、ここでは、現物を見ていない方々にもわかりやすいよう、ソニー関係者のコメントも合わせてご紹介していきたいと思う。 ↑ソニーブースで展示されていたCrystal LEDディスプレイ。ごく普通の新製品のように展示されていて、“L
今回の題材は、本連載としては久々のMacだ。「MacBook Air」の新型は10月21日に発表されるや(関連記事)、途端に大きな話題となったのは皆さんもご記憶のとおりだ。 今回は、発売後まもなく購入した11インチモデルを使っての感想をお伝えしたい。Macユーザーが称賛し、Windowsユーザーも気になる「新Air」の本当のところを語ってみよう。 ULV版Core 2 Duoにモデルチェンジ スペックは低いが価格も安い まず、新Airの概要をおさらいしておこう。新Airは、2008年に登場した前モデルの「薄い」というアイデンティティーを継承しつつ、デザインと作りを変更。13.3インチと11.6インチの2モデルラインナップになった。前モデルは「白い恋人」などのラングドシャ・クッキー的な「縁だけがゆるやかに薄くなる」形状であったが、新モデルはヒンジ部が若干厚い「角丸のくさび」型だ。 今回採り上
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