海外サイト「IT之家」は4月12日(現地時間)、Appleのエンジニアリング担当副社長Kate Bergeron氏とMac製品マーケティングチームのEvan Buyze氏の独占インタビューを公開しました。そのなかでEvan Buyze氏は、Macの実行メモリ容量について興味深い発言をしています。 Macでは2015年以降、全モデルが最低でも8GBの実行メモリを搭載してきました。2020年以降に登場したApple Silicon搭載モデルでは、CPU、GPU、実行メモリを1つのチップに収めたユニファイドメモリとすることで、各チップが分離していた従来モデル(Intel Mac)と比べ、全体的な処理能力も向上しています。 一方、複数のチップをまとめた結果、購入後に実行メモリの容量を増やすという、Intel MacのハイエンドモデルやWindowsマシンではお馴染みのテクニックは使えなくなりました
Apple M1を搭載したMacBook ProとMacBook Airの発売以来、Windowsエコシステムはアップルの「Armノートパソコン」に追いつくために懸命に取り組んできた。この先、クアルコムの最新チップセットが、マイクロソフトとそのパートナーにとっての切り札となるかもしれない。 2020年にMacBook ProとMacBook AirでデビューしたAppleシリコンのM1チップセットは、デスクトップパソコンにおける世代交代を体現していた。このインテルのx86プラットフォームからアップル独自のArmベースのプラットフォームへの移行は、Windowsベースの競合他社や旧型のインテルMacBookノートパソコンに対して大きな利点をもたらした。 新型MacBookは、同価格帯の同スペックのノートパソコンと比較して、顕著な性能向上を実現していた。バッテリー寿命が延長され、高いパフォーマ
Microsoftが、Snapdragon X Eliteを搭載したWindows PCはM3搭載MacBook Airよりも処理性能が優れていることを来月のイベントで発表するようです。 この組み合わせは、Intel Core Ultra搭載Windows PCよりも優れているとの情報もあります。 M3搭載MacBook Airとの比較デモを実施か Snapdragon X Eliteを搭載したWindows PCでは、CPUの処理性能、人工知能(AI)関連機能の実行速度、アプリのエミュレーションにおいてM3搭載MacBook Airよりも優れていることを示すデモンストレーションを、Microsoftが来月開催するイベントで披露するとThe Vergeが伝えています。 Snapdragon 8cxシリーズを搭載したWindows PCではAppleシリコン搭載Macに性能面で大きな差をつけ
米市場調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)によれば、最近米国でMacを購入した人の半数以上がPCおよびChromebookからの乗り換えであったことがわかっています。 Mac→Macの人のほうが少数派 CIRPによると、2023年度(1月〜12月)の新規Mac購入者の35%が前までPCを使用しており、16%がChromebook使用者であったとのことです。その前もMacを使っていて新たなMacモデルを購入したという人は43%で、どちらかというと少数派となっています。 昨年Macの中でどのモデルが最も人気だったのかを示すデータもCIRPが先日公開しており、MacBook Proが51%、MacBook Airが39%を占め、ノートパソコンが全体の90%に達したことが判明しています。 M3チップ搭載MacBook Airが発売 Ap
Qualcommの最新のArmアーキテクチャ採用システム・オン・チップ(SoC)となる、Snapdragon X EliteのGeekbench 6ベンチマークスコアが確認されました。 Snapdragon X EliteはApple M3を上回る性能を発揮するとみられていましたが、シングルコアスコアはM3よりも低く、M3 ProとM3 Maxにはマルチコアスコアで大差をつけられています。 Snapdragon X EliteのGeekbench 6ベンチマークスコア Snapdragon X Eliteは、Geekbech Browserにて「Qualcomm ZH-WXX」として確認できます。 確認されたSnapdragon X EliteのGeekbench 6ベンチマークスコアは5種類で、シングルコアスコアが「2,434〜2,574」、マルチコアスコアが「11,010〜12,562
初代Macintosh、のちにMacintosh 128Kと呼ばれることになるコンピュータが世界に発表されたのが、1984年1月24日。今年がちょうど40周年に当たるのだそうである。 初代機はほとんど日本では使われなかったはずだ。メモリーが少なく、まだ日本語が扱えなかった。日本においては、1986年に発売されたMachintosh Plusのほうが初代という印象が強い。わかったわかったDynaMacとか面倒な事をいうな。そういうことを知ってて書いている。 80年代半ばからWindows 95が出る90年代半ばぐらいまで、当時のコンピュータはどれも製品寿命が長かった。今のように毎年新モデルが出るようなことはなく、1台のコンピュータを長く使った。 筆者が就職したのもちょうど1984年のことで、テレビ番組を制作するポストプロダクションにて、オンライン編集マンとしてのキャリアをスタートさせた。当時
M3 Maxを選んだ理由として画面出力は3画面以上欲しかったこと、M1 MaxからM3 Proはダウングレードになるということ、メモリは48GB以上欲しかったということ、によりM3 Max搭載のMacBook Proにしました。価格は60万8800円。筆者の人生で一番高いPCになりました。 データ移行 前回、14TBのデータ移行に苦労した経験を元に、使用しなくなったデータはNASへバックアップする癖をつけ、移行するデータは1TB以下で済むようにしました。ゆえに移行はすんなり完了しました。 また基本的なデータはM1 MaxのMacBook Proにも入れており、こちらはThunderboltケーブルでつなぐことでわずか十数分で数百GBのデータが移行できました。 周辺機器 Windows環境から引き続き使用する周辺機器は以下の通りです。 オーディオインターフェースとしてYAMAHA MG12X
MM総研は、2023年度上期(2023年4月〜9月)における国内パソコン出荷台数を発表しました。全体では3年連続の減少となっていますが、個人向け市場ではAppleのMacが出荷台数を伸ばし、メーカー別シェアで2位に躍進しています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 2023年度上期の国内PC出荷台数は537.9万台で3年連続減少。 2. 個人向け市場ではAppleのMacが出荷台数を増やし、シェア3位から2位に。 3. 平均出荷単価は11.5万円で、コロナ禍前から約2.5万円上昇。 2023年度上期の国内PC出荷は537.9万台 MM総研によると、2023年度上期の国内パソコン出荷台数は537.9万台で、前年度同期比2.7%減少し、3年連続での減少となりました。 出荷台数減少の要因として、コロナ特需の消失、円安による製品価格上昇、Windows10のサポートが2025年10月に終了
手のひらに乗るほどの小さなデスクトップコンピュータをミニPCと呼びますが、このジャンルのデバイスは昨今性能が高まっていることもあり人気を博しています。携帯ゲーム機メーカーAyaneoは、マッキントッシュ型のミニPC「AM01」を発表しました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 携帯ゲーム機メーカーAyaneoが、マッキントッシュ型のミニPC「AM01」を発表した。 2. レインボーのステッカーはリンゴではなく旗の形になっているとのこと。 3. ベースモデルは199ドルで、Ryzen 3 3200U、8GBのRAM、256GBのストレージを搭載。 マッキントッシュへのオマージュ? AyaneoはミニPC「AM01」はマッキントッシュへのオマージュだと述べていますが、実際には“マッキントッシュをそのままコピーした”というのが正しい、と米メディアThe Vergeはコメントしています。た
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Intelのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)が、現時点ではAppleのAppleシリコンに遅れを取っているものの、来年にはIntelチップの性能が向上し、十分勝負できるようになると発言しました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. IntelのゲルシンガーCEO、2024年中にIntelチップがAppleシリコンに肩を並べると発言。 2. 12月14日リリース予定のMeteor Lakeではなく、その後継のチップを意味する。 3. Arrow Lake以降の3世代でAppleシリコンと拮抗するとコメント。 12月リリース予定のMeteor LakeではAppleシリコンに勝てないが… ゲルシンガーCEOが「Appleシリコンに追いつく」としているのは、2023年12月14日にリリースすると発表したばかりのMeteor Lakeではありません。同CEOはその後のArrow
米国顧客満足度指数(ACSI)が2023年の電子機器・家電製品に関する調査結果を発表しましたが、パソコン部門で20年変化がなかった状況に動きがみられたと話題になっています。これまでずっとAppleの一人勝ちとなっていたいましたが、Samsungが2ポイント増となり、Appleと首位で並んだというのです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. パソコンの満足度で、20年変わらなかったAppleの単独1位の状況に動きがあった。 2. Samsungが昨年から2ポイント増となり、Appleと1位で並んだ。 3. タブレット端末Galaxy Tabの高評価が満足度上昇につながったようだ。 Galaxyタブレット端末の高評価が影響か ACSIの調査結果は、2022年7月から2023年6月までの間に無作為に抽出された14,000人以上の回答者のアンケートがもとになっています。 2022年の時点で、
※数字は予測による。出荷台数の単位は百万台。 プラス成長となったのはAppleのみ 企業別に見ると、Lenovo、Dell、Acerの出荷台数は、前年同期比2桁マイナスと苦戦しています。 こうしたなか唯一Appleがプラス成長となったのは、2022年第2四半期に新型コロナウイルス感染症に起因する工場閉鎖で、供給が一時ストップしたためだろうと、IDCは分析しています。 一方HPが前年同期比0.8%減で持ちこたえたのは、同社は2022年に過剰在庫問題を抱えていたものの、今年に入って在庫レベルが正常化したからというのが、IDCの見方です。 厳しい状況が続くPC市場 PCメーカー各社は5年以上に渡り、厳しい舵取りを強いられています。2020年、2021年に直面した供給不足は避けたいのも、市場回復を全面的に信じることもできないからです。 そして購入する消費者側はコロナ禍以前の状況に戻りつつあり、PC
MM総研は、2022年度(2022年4月〜2023年3月)の国内パソコン出荷台数の調査結果を発表しました。AppleのMacは、個人向け市場でメーカー別シェア3位を維持していますが、製品の値上げがシェア争いにも影響を及ぼすと予測されています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 2023年度の国内パソコン出荷台数は、2年続けて減少。 2. 個人向け市場ではAppleのMacがシェア3位を維持した。 3. Macの価格上昇が、今後のシェア争いに影響を及ぼす可能性もある。 国内出荷全体は前年度比4.4%減 MM総研が公開した「2022年度通期 国内パソコン出荷台数調査」によると、2022年度の国内パソコン出荷台数は1,123.4万台(前年度比4.4%減)で、2年続けて減少しました。 出荷金額は1兆2,450億円(前年度比11.5%増)、出荷平均単価は11万823円で、前年度から1万5,8
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シリコンバレーでは多くのイノベーションが生み出され世界を変えてきたと言われますが、コンピュータの歴史を振り返ると、Xerox PARC (Palo Alto Research Center) の存在が大きな影響を与えてきたことは間違いないでしょう。 PARCはXerox傘下の研究開発機関として1970年にシリコンバレーに設立されました。コンピュータ、ネットワーク、デジタル化技術などの研究開発を通じて未来のオフィスを創り出すこと目的としていました。特に、Alan KayのDynabook構想に基づき、パーソナルコンピュータの実現が進められたことで知られています。 今では当たり前のGUIやそれに必要となるモニターやマウスなどが開発され、Smalltalkを搭載したAltoと呼ばれるコンピュータによって具体化されました。当時は革新的なもので、のちにAppleのLisaやMacintosh、Mic
Appleのビンテージコンピュータに実際に触れてみた!意外と現行モデルと変わらない? 2023 5/04 ドイツ・ハンブルク大学のコンピュータ博物館が、4月23日〜28日の期間に開催されたHCI(ヒューマン-コンピュータ・インタラクション)分野の重要な国際会議CHI(カイ)の会場にて、「アイコニックなマシンたち(Iconic Machines)」と名付けられた展示を行っていました。 さまざまなApple製のビンテージコンピュータが今でも動作しており、実際に触ることができましたので、操作感や感触をお伝えしたいと思います。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleにゆかりのある7台のビンテージコンピュータを筆者が実際に触ってみた。 2. Appleは過去に多くのデスクトップコンピュータを送り出してきた。 3. Appleコンピュータの哲学は初期のデスクトップモデルから貫かれており、
AppleのSafariがデスクトップPC向けWebブラウザ市場において、Microsoft Edgeを抜いて再び2位の座に返り咲いたことがわかりました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. AppleのSafariが、デスクトップPC向けWebブラウザ市場で2位に返り咲いた。 2. Microsoft Edgeは2022年3月のシェアでSafariを抜いて2位だった。 3. 1位は言うまでもなく、ダントツの66.13%。 Safariが再び2位に 複数のWebサイトから収集したデータをもとに、Webブラウザの人気度を調査するStatcounterによると、2023年3月の時点でAppleのSafariが2位に復活したとのことです。 Statcounterの調べによれば、Microsoft Edgeは2022年3月のデスクトップPC向けブラウザシェアで、Safariを抜いて2位となり
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