政府・与党は2024年に恒久化する少額投資非課税制度(NISA)の年間の投資枠をつみたて型について現行の3倍の120万円に、一般型を2倍の240万円に増やす方針を固めた。制度を拡充し、貯蓄から投資の流れを促す。週内にもまとめる2023年度与党税制改正大綱に盛り込む。NISAには投資信託に投資するつみたて型と国内外の上場株にも投資できる一般型がある。新制度では一般型を「成長投資枠(仮称)」に衣
1 2009年12月1日 日 本 銀 行 金融緩和の強化について 1.日本銀行は、本日、臨時の政策委員会・金融政策決定会合を開催し、新しい 資金供給手段の導入によって、やや長めの金利のさらなる低下を促すことを通 じ、金融緩和の一段の強化を図ることとした。 2.わが国の景気は持ち直しているものの、設備投資や個人消費の自律的回復力 はなお弱い状況が続いている。先行きについても、2010 年度半ば頃までは持 ち直しのペースは緩やかなものに止まる可能性が高い。物価面では、消費者物 価(除く生鮮食品)の前年比が来年初にかけて下落幅をかなり縮小させた後も、 物価の低下圧力は残存するとみられる。金融面をみると、企業金融は、厳しさ を残しつつも改善の動きが続いている。しかし、このところの国際金融面での 動きや、為替市場の不安定さなどが企業マインド等を通じて実体経済活動に悪 影響を及ぼすリスクがあり、この
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今回の対談の場合、今更読者に竹中平蔵さんを紹介する必要は全くあるまい。そこで筆者と竹中さんとのこれまでのかかわりについて述べさせていただく。個人的なかかわりはこれまでのところ少ない。 昨年1回、竹中さんの主催する慶応大学の学内のワークショップに呼んでいただき、現在の経済危機についてのセミナーをさせていただいたことがあるだけである。したがって、竹中さんと長時間対談するのは今度が2回目ということになる。 竹中氏にかんする印象深いできごと それ以外のかかわりということでは、1つ思い出に残ることがある。それは昨年の夏頃だったか、ある総合雑誌が現下の経済危機をめぐっての「大座談会」を催した時のことである。3時間に及ぶ長い座談会が終わり、出席者一同がタク
恐らく民主党政権になるのだろう。で、新政権になって多少政策運営で混乱しようが、日本人が自分で選んだ政権なのだから、自己責任原則である。これは仕方がない。去年は日銀総裁人事が野党の突発性何でも反対症候群に見舞われ、たまげた結果になってしまったが、これもまあドメスティックな問題であって、外界から見ればなんだかよく分からんことやっているね、という見せ物を提供したようなもの。だが、世界が笑っては見ておられないことが一つだけある。我が国の「外貨準備」である。 政権がどうあれ、この扱いは要注意である。介入のやり方にはいろいろ異論はあるかもしれないが、基本は通貨安定の結果として積み上がったシロモノであり、決して運用の発想を持ち込むものではない。いくら外貨準備の規模が膨大であろうが、運用資産ではないので「リスク」というものはない。強いて言えば、将来のもしかしたら起こり得るかもしれない通貨防衛に際し、戦略備
ここに掲載するのは、9月25日にリード・カレッジ(オレゴン州ポートランド)で行なわれたオースタン・グールズビー(シカゴ大学経済学部)の講演でわたしが取ったメモの内容です。言っている内容はそこらの経済解説記事とそれほど変わらないけれども、グールズビーが大統領候補のバラック・オバマ上院議員の最高経済顧問であることを踏まえ、「かれが」一般市民に向かってこういう説明をしている、という意味で情報としての価値があると思い、そのまま掲載します。講演後のQ&Aもあります。 なお、わたしは経済学は教科書で自習しただけであり、現実の金融界におけるぐちゃぐちゃな金融商品の話とかは全然分からないので、おかしな内容があるかもしれません。もしおかしな部分があれば、それは99%くらいの確率でグールズビーのせいじゃなくて、わたしのせいです。その筋に詳しい方のコメントを歓迎します。 【オースタン・グールズビー講演メモ】 金
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く