明治時代に初めて作られた英文の京都ガイドブックはどんな内容だったのか-。京都府立図書館(京都市左京区)の司書が、同館の前身「集書院」で印刷したとされるガイドブックの来歴を探究している。府の史料や関係者の証言をたどり、印刷時期や原本について推測した論考を昨秋に発表した。司書は「ガイドブックはいくつもバージョンがあり、最初にできた原本の行方は謎のまま」と、さらに調査を続けている。 司書は堀奈津子さん。昨年、集書院が開館して150年となるのに合わせてガイドブックについて調べ始めた。 ガイドブックは、元会津藩士で京都府顧問を務めた山本覚馬と丹羽圭介らが作成し、1873年3月の第2回京都博覧会以降に外国人向けに配布されたことが知られている。ただ堀さんによると、集書院で山本の妹・新島八重らと印刷したという丹羽の証言があるものの、公的な記録にはなく、正確な日付は不明。表題の異なる複数のバージョンが確認さ
和田敦彦. 『「大東亜」の読書編成 : 思想戦と日本語書物の流通』. ひつじ書房, 2022.2. https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1129-8.htm ----------------------------------------------------- 第三部「流通への遠い道のり」 第8章 戦時期の日系人移民地の読書空間 --日本語出版情報誌から 第9章 戦争表象を引き継ぐ --『城壁』の描く南京大虐殺事件 ■第8章 戦時期の日系人移民地の読書空間 --日本語出版情報誌から ブラジル日系移民 雑誌(書籍情報) ・書物が拡がり、読者に働きかける、その仕組み・機能について、ブラジル・サンパウロ州の日系人移民地、日本語書籍情報雑誌『文化』(1938~)に見る。 ・雑誌『文化』: 書籍情報誌。1938.11-1939年
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今夜は慶應義塾ミュージアム・コモンズのシンポジウム「KeMCo国際シンポジウム|本景——書物文化がつくりだす連想の風景」を 拝聴して勉強させていただいた。 前大英図書館収書・司書部長のクリスチャン・イエンセン氏、トロント大学の中世英文学教授、アレクサンドラ・ギレスピー氏、オクスフォード大学ボドリアン日本研究図書館長のアレッサンドロ・ビアンキ氏という豪華な海外メンバーに加えて、日本からも松田隆美氏、佐々木孝浩氏、徳永聡子氏、という豪華メンバーに加えてディスカッションは本間友氏が仕切るという、慶應大学の盤石さを感じさせる素晴らしい構成のシンポジウムだった。 ベンヤミンのアウラを媒介としてミュージアムと図書館における価値の在り方の違いを明快に示した冒頭のイエンセン氏の講演は、このシンポジウムのみならず、ミュージアム・コモンズや、さらに、議論の場の形成に課題を抱える日本のデジタル・アーカイブにヒン
近年の日仏書物史研究の成果を収載し、併せて両国の共同・連携研究への展望を提示する。 日仏図書館情報学会創設50周年記念出版。 Ⅰ 在仏和古書の研究 フランスの和古書コレクション:各所での調査と発見 フランス国立図書館所蔵『酒飯論絵巻』写本に関する共同研究プロジェクト(2010-2012年) アンリ・リヴィエールとその江戸期版本コレクション:ギメ東洋美術館図書館所蔵 Ⅱ 日仏共同計画 国立国会図書館電子展示会「近代日本とフランス」のできるまで Web 時代のマザリナード・プロジェクト:日仏共同研究プロジェクトの展望 Ⅲ フランス書物史・印刷史:日本研究者の視点 「近世フランスの書物と社会研究」 と私 書物史探訪ところどころ モンテーニュ『エセー』と、その「特認」について 画家プッサンと1614-19 年のパリの出版史 アルド・マヌーツィオとフランス 日本文化史上のプランタン:16世紀フランス
egamiday @egamiday (´-`).。oO(なお、あくまでegamidayさんの聞き取れた・書き取れた・理解できた範囲で、かつ自分なりに丸めてメモしたものであることを、大前提としてご理解ください) #内地外地をまたぐ書籍流通史 2017-10-21 15:49:08 egamiday @egamiday 1907年外地書店数は、「全国書籍商名簿」でわかる。北米32が最多。→「全国書籍業組合員名簿」で、1920年代から40年代へと増加する。台湾より樺太が多いなどのことがわかる。県別ランクで朝鮮は福岡に次いで7位等。 #内地外地をまたぐ書籍流通史 2017-10-21 14:11:27
1 Société franco-japonaise 1 1 25 2 50 1900 33 1 16 Pierre-Henri Richard de LUCY-FOSSARIEU 2 Société franco-japonaise de Paris 9 16 1886 42 1909 4 3 1 2010 11 23 http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article2078, http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article3769 2 2004 pp. 481-491. 3 1937 pp. 290-291. 2 20 4 (Bulletin) Patrick BEILLEVAIRE 500 30 5 6 7 8 9 10 Alfred FIERRO 4 9 2010 12 17 « La relat
紀伊國屋書店は1927年(昭和2年)創業、売上高1000億円、従業員数4000人(正社員800人)、全国主要都市に64店店舗を展開する日本最大の書店です。社名の由来は創業者の田辺茂一の先祖が紀伊徳川家の江戸藩邸に勤める足軽で、商売を始めた時に出身地にちなんだ「紀伊國屋」をつけたことです。最初は材木問屋でしたが、その後炭問屋になり、茂一の代になって炭問屋の傍らで書店を開業して今に至っています。ちなみに江戸時代の豪商、紀伊國屋文左衛門とは関係性はありません。 7歳の時に、父親に連れられた丸善書店で洋書の陳列に魅せられたことをきっかけに、書店を志した茂一でしたが、目指したのはただ本を売るに留まらず「そこへ行けば何かがある」文化そのものを作り出すことでした。それは店舗が狭かった創業当初から2階にギャラリーを併設していたことからも伝わってきます。その後は、戦災により大きな被害を受けて廃業を考えながら
戦前に沼津市の出版社が発行し、地方の愛書家の熱い支持を得ていた古本界の情報雑誌「図書週報」を、金沢市の出版社「金沢文圃(ぶんぽ)閣」が復刻、一~三巻(全十巻)を出版した。監修した国立国会図書館利用者サービス部司書の小林昌樹さん(47)は「こうした業界誌は図書館に残っていない。出版事情や社会風俗を知る貴重な資料です」と語る。 図書週報は一九三〇(昭和五)年、沼津市に住んでいた渡辺太郎(故人)が出版社「古典社」を設立し発行を開始した。小林さんによると、渡辺は東京で出版関係に勤めた後、沼津に戻り労働運動に参加。二八年の共産党一斉検挙で捕まって転向し、古典社を始めるとともに週報を発行した。その後、こうした雑誌がブームになり、先駆けの役割を果たしたともいえる。
『文献継承』第22号〜、2013年4月〜 去年から、金沢文圃閣の田川さんのご厚意で、同閣が出している『文献継承』という冊子に、「外地書店を追いかける」という記事を連続で書かせてもらっている。既発表分は以下の通り。 外地書店を追いかける――台湾・新高堂以前―― 『文献継承』金沢文圃閣 2013年4月 第22号 pp.1-3 外地書店を追いかける(2)――台湾・新高堂の誕生―― 『文献継承』金沢文圃閣 2013年10月 第23号 pp.6-8 外地書店を追いかける(3)――台湾・新高堂の誕生2―― 『文献継承』金沢文圃閣 2014年6月 第24号 pp.1-3 http://kanazawa-bumpo-kaku.jimdo.com/文献継承-20号記念/ 22号まではバックナンバーが上のリンクで、公開されている。URLに日本語が入っているためうまくリンクが表示されないが、 http://ka
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