きのう(5月27日)、熊本県内の路線バスなどの運賃が全国交通系ICカードで支払えなくなることがわかりました。きょう(5月28日)はさらに、路面電車の熊本市電も同様の決済方法に変更する方針が明らかになりました…
全国的にバス業界の苦境が深まる中で、人口が集まる東京でも運転手不足から減便や路線廃止の動きが相次いでいる。ドライバーの時間外労働の規制が強化されることに伴い、さらなる人手不足が懸念される「2024年問題」を控え、身近な住民の足をどう守っていくのか。自治体などの対応が問われている。(井上真典、写真も) 2024年問題 働き方改革関連法により24年4月から、バスやトラックなどの運転手の残業時間について、年960時間を上限とする罰則付き規制が適用される。厚生労働省は、バス運転手の労働時間について、1日の拘束時間は原則13時間以内、退勤から出勤まで基本11時間以上の休息時間を設けるよう基準を示している。バス業界では、慢性的な人手不足に拍車がかかると懸念されている。
最大全長25m、大型トラックのトレーラーを2台つないだ「ダブル連結トラック」の走行可能区間が大幅に拡充されます。目前に迫った物流の転機に向けて、ニーズが高まっているようです。 まもなく当たり前の光景になる? 「ダブル連結トラック」 1台のトラクターで大型トラックのトレーラー2台をつないだ「ダブル連結トラック」が、まもなく一般的なものになりそうです。国土交通省が走行可能路線の拡充を予定しており、同省道路経済調査室によると、2022年11月にも通達改正がなされる見込みだといいます。 拡大画像 ダブル連結トラック。西濃運輸の例(西濃運輸Twitterより)。 通常の大型トラックは全長約12mで、これを超える車両を走行させるには、ルートを国に申請し、特殊車両通行許可を取得する必要があります。「ダブル連結トラック」の取り組みは、この特車許可の基準を全長21mから最大25mに緩和するもの。2016年度
「今は世界的に空飛ぶクルマ(eVTOL〔電動垂直離着陸〕機)に注目が集まっているが、“こっち”の方がモビリティーとして効率が高く、手軽により遠くへ行ける。投資家が出てくればやりたいんだけどなあ……」 元ヤマハ発動機の無人ヘリコプター開発のエンジニアで、現エーエムクリエーション(東京・葛飾)社長の松田篤志氏は、無念そうにこう話す。同氏が言う“こっち”とは、空飛ぶクルマの船版とでもいうべき「表面効果翼船」である。出発・到着時は船として航行し、巡航時は「飛行機」に変身する乗り物だ。 ただ、飛行機といってもeVTOL機のように高度150m以上を飛ぶわけではない。波の高さにもよるが、海面のわずか1~5mの高さを、eVTOL機と同等の100~350km/hという速度で航行する。 この「空飛ぶ船」は海面すれすれを飛ぶため、飛行効率が高い。「表面効果」(下が地面の場合は「地面効果」ともいう)という現象を使
通勤時間帯のJR日光線鹿沼駅などで、宇都宮行き上り電車の一部が「満員電車」となるほど混雑し、乗客から不満の声が上がっている。3月のダイヤ改正で、車両編成や運行本数が減った影響とみられる。乗客は「何とか対応してほしい」などと訴え、会員制交流サイト(SNS)でも投稿が相次いでいる。一方、JR東日本側は「全く乗れないほど混んではいない」と認識を説明。同駅などに社員を派遣しスムーズな乗車を促す対応を取っている。 15日朝、JR鹿沼駅。日光線の宇都宮方面行きホームは、午前7時15分発の電車を待つ学生服やスーツ姿の利用客でごった返した。列車が到着すると、利用客が押し合いながら次々と乗り込み、全3両がいっぱいとなって駅を出発した。 JR東日本大宮支社によると、3月12日付のダイヤ改正で、日光線の車両編成が4両から3両に減少した。また鹿沼駅では午前7時台に3本あった宇都宮行きの本数が2本に減った。 通勤で
(注)記事中の写真は、特段写真が上手くない執筆者が限界状況の中撮った写真のため、手ブレやよく分からない画角の写真が多いです。あくまで状況を分かりやすくするための写真として載せているものですのでご承知の上でお読みください。 私は年末年始、1週間位かけてどこかへ旅行に行くというのが毎年のルーティンになっています。今年はその行き先を東京と北海道に決定し、クリスマスから元日までの計画を立てました。 私は大分在住なので移動手段は当然飛行機。大分空港は遠いながらもLCCが充実しているので、安く東京まで行ける。成田空港から新千歳空港の便は年末年始で高かったけど奮発して購入。帰りは新千歳空港から大分空港の便が無かったので福岡空港までの便をとって、いよいよ準備は整いました。 私はアニソンDJという趣味をしており、東京に着いてからというもの、毎日のようにアニソン系のDJイベントに遊びに行きました。25日から2
宮城県と青森県とを結ぶ三陸沿岸道路が18日、すべての区間で開通し、東日本大震災のあとに進められた総延長570キロに及ぶ復興道路と復興支援道路の整備事業はすべて終了しました。 18日、全線で開通した三陸沿岸道路は仙台市と青森県八戸市とを結ぶ総延長359キロの復興道路で、最後に整備が行われた岩手県久慈市で記念の式典が行われました。 式典では岩手県の達増知事が「物流や観光、救急医療などさまざまな面で一層の効果を発揮し、震災からの復興を力強く後押しすると確信しています」とあいさつしました。 そして、テープカットとくす玉開きが行われたあと、参加者はバスに乗って開通した区間を通行し、開通を祝いました。 三陸沿岸道路の全線の開通によって仙台ー八戸間の所要時間は開通前と比べ3時間20分短いおよそ5時間となり、観光や物流の活性化にもつながると期待されています。 岩手・宮城・福島の3県ではすでに沿岸と内陸を結
公開日:2021.11.29 更新日:2022.07.07 10年後にはクルマが普通に空を飛ぶ社会へ。空飛ぶクルマの現在と未来 いま、SFやファンタジーの世界で描かれるような「空飛ぶクルマ」の開発が国内外で進められています。それも50年、100年後の話ではなく、数年のうちに社会に実装されるかもしれません。 株式会社SkyDriveは、日本におけるエアモビリティ開発のトッププレイヤー。2020年8月に有人飛行試験に成功するなど、2025年ごろの事業化に向け“本気で”取り組んでいます。 実現のためには、機体の開発だけでなく、安全性の担保や社会的受容性の向上、法整備などさまざまな要素が絡みますが、社会実装に向けて官民共同のロードマップを策定し着実に前進しているのだとか。空飛ぶクルマの現在地や課題、そして空飛ぶクルマがもたらす未来について、SkyDrive代表取締役CEOの福澤知浩さんに伺いました
中部横断道の静岡~山梨区間が全通。難工事を経てできた新たな道路は、両地域を近くするだけでなく、長野県も「災害に強く」してくれそうです。 トンネル連続、でもそれが大きな意味? 2021年8月29日(日)、中部横断道の下部温泉早川IC~南部IC間が開通し、「静岡~山梨」区間が全通しました。東名・新東名と中央道が高速道路で直結され、SNSなどでは開通を祝う投稿や、早速「走ってみた」動画が多数アップされています。 中部横断道の南部IC(画像:国土交通省)。 静岡・山梨県境部の山深い地域を通り、「トンネルが多い」といった感想も多く見られます。実際、開通した下部温泉早川IC~南部IC間の約13.2kmだけでも、トンネルの数は10本に上り、そのほかの区間でも連続します。ただこの「トンネルの連続」、実は大きな意味を持っています。 というのも、中部横断道のトンネルは長くても5000m未満。このため、石油製品
国土交通省が、時速200キロ前後という新たな速度域の「準新幹線」を検討しています。2020年度『幹線鉄道ネットワーク等のあり方に関する調査』で示されました。内容を読み解いていきましょう。 幹線鉄道網の未来像 『幹線鉄道ネットワーク等のあり方に関する調査』(以下、『幹線ネットワーク調査』)は、新幹線をはじめとした幹線鉄道網の未来像について検討する調査で、2017年度から行われています。 国交省によれば、「新幹線整備が社会・経済に与える効果の検証や、単線による新幹線整備を含む効果的・効率的な新幹線整備手法の研究等に取り組んでいる」とのこと。 要するに、単線化を念頭に置いた上で「次に整備する新幹線」のあり方を考える調査、といえます。北陸新幹線、西九州新幹線など、現在の整備新幹線の完成が視野に入ってきたことを受けて、奥羽、羽越、山陰、四国、東九州などの新幹線基本計画路線について、どう整備していくか
中国の会社が開発した交通情報が投影されるフロントガラス。 目的地までのナビ、速度、障害物、道路標識などの情報が確認できる。 カーナビが不要になって、運転に集中できる画期的なアイテム。 https://t.co/2F2Yv5ZJTs
皆さんは国道1号線をなんと呼んでいるだろうか。私は生まれも育ちも神奈川県中央部の綾瀬市なのだが、昔から「イチコク」と呼んできた。 しかしながら、最近になってそれは極めてローカルな呼称であることを知った。国道1号線のことを「イチコク」と略すのは、神奈川県のいわゆる湘南地域だけなのだ。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:重要文化的景観に見る日本各地の原風景 > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 生まれてこの方、ずっとイチコクと呼んできた 日本に数ある国道の中でもトップを飾る国道1号線(正式には線をつけず国道
専門家と街を歩いてひたすら「へぇ~」と言わされるシリーズ、今回はタクシー運転手さんと三軒茶屋駅を歩いている。 大きなタクシー乗り場が存在しない三軒茶屋駅周辺は流しタクシーの激アツスポットでもあるらしい。街をそんな目で見たことがない。 一体タクシー運転手さんはどんな目で街を歩いてるのか。聞きたいことを全部聞いた。 個人タクシー運転手のぜつさんと東急田園都市線三軒茶屋駅を歩く ライターでもあり個人タクシーの運転手でもあるぜつさんと東急田園都市線三軒茶屋駅を歩いたつづきである。前編では(こちら) ・タクシーは特定の駅で待つ駅付け、流し営業、無線待ち、など営業スタイルがそれぞれにある ・三軒茶屋はタクシー乗り場がなく、流し営業がぐるぐる回る ・左回りでできるだけ小さく回る ・お客さんかどうかを見分けるのは難しい などがわかった。このあたりを踏まえて後編である。 編集部林さんと3人でめぐります。 林
警察庁は、電動キックボードに関する産業競争力強化法に基づく特例措置について、全国の警察に通達した。 電動キックボードは、道路交通法に規定する原動機付自転車に該当するが、一定の条件を満たす電動キックボードについて、普通自転車専用通行帯で通行できる特例措置が実施された。 さらに産業競争力強化法の規定で、一定の条件を満たす電動キックボードに関しては小型特殊自動車と位置付け、ヘルメットの着用義務を任意とし、自転車道の通行が可能となる特例措置が実施された。 これを受けて警察庁では、特例措置の電動キックボードに関して通達した。具体的には、特例電動キックボードで実施区域内を通行する場合、小型特殊自動車に該当することから、運転者は小型特殊自動車を運転できる免許が必要。特例電動キックボードの運転者は、実施区域内の通行で、乗車用ヘルメットの着用が道路交通法上義務付けられないこととなる。 また、特例電動キックボ
中国には至る所に監視カメラがある。AIを駆使した最新のシステムで信号無視すら見逃さない。中国で特派員を務めた毎日新聞記者の赤間清広さんは「最先端の監視カメラで交通マナーは劇的に改善した。しかし、その解決法はあまりに過激だ。治安維持の名目で、人々のプライバシーが丸裸にされている」という――。 【写真】多数のカメラと「交通違反者暴露台」のモニター ※本稿は、赤間清広『中国 異形のハイテク国家』(毎日新聞出版)の一部を再編集したものです。 ■繁華街のモニターにさらされた友人の顔写真 中国国内で稼働している監視カメラは2億台を優に超える。 国内の治安維持に何よりも重きを置く中国当局にとって、秘密兵器とも言える存在だ。しかし、監視カメラでどのような情報が集められ、どう活用されているのかはなかなか見えてこない。 取材を続けていた2019年秋、面白い話を耳にした。情報をくれたのは上海の西約120キロに位
進入禁止かと思ったら、天下一品でした――。 一体何を言っているのかと思うかもしれないが、天下一品のロゴマークを見ていただければ意味がわかるだろう。赤い丸の中に白の横線が入ったデザインで、道路標識の「進入禁止」と実にそっくりな見た目をしているのだ。 そんな2つのデザインについて、2021年1月下旬に話題になったツイートがある。ホンダ車に搭載された安全運転支援システムが、路上にある「天下一品」のロゴマークを「進入禁止」と認識してしまった、というものだ。 こうした事例は本当にあることなのか。ホンダに聞いた。 「(車が)健康に配慮」「ラーメン食べられなくなっちゃう」 話題になったのは、ホンダが2015年1月の発売車から導入している「Honda SENSING」(ホンダセンシング)という安全運転支援システムだ。走行中に歩行者や対向車を検知して衝突を回避する「衝突軽減ブレーキ」(CMBS)や誤発進抑制
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