以前書いた日本財団がタニマチの一つになっているカタリバというNPOですが、やっぱりここはトンデモでした。実は4月24日に行われた朝鮮学校無償化除外問題をテーマにしたカタリバ大学の講義に行ってきたのです。筆者も内心バカバカしいとは思っていたのですが、この日のゲスト陣がこの問題についてどう考えているのか多少知っておいた方が良いとの考えからでした。結論から言うとこの日の講座では話がやたらと無償化除外問題から参政権問題の方に脱線して(どちらも通低する問題ではあるとはいえ)結局何が言いたいのかさっぱり分からない散漫なものになったと言えるでしょう。とりわけ話の中で在日朝鮮人社会が民族学校を守る為にどれだけ血のにじむような戦いをしてきたかとか、日本の朝鮮植民地支配という歴史的経過から民族教育の権利が当然守られなければならないといった基本中の基本の大事な所がまるで語られなかったのはいくらなんでもひどすぎま