タグ

ブックマーク / blog.tinect.jp (482)

  • 評価されやすいエンジニアとは、成果を効果的にアピール出来るエンジニアのこと。

    こんにちは、しんざきです。週に一回ファミコン版のイーアルカンフーを遊ぶ習慣がもう15年くらい続いておりまして、そろそろ一度知見を集積しようかと思っているところです。面白いですよね、イーアルカンフー。 この記事で書きたいのは、大体以下のようなことです。 ・「評価されやすいエンジニア」とは、「ちゃんと自分の成果を言語化してアピール出来るエンジニア」です ・「アピール」というと苦手意識を持つ人が多いのですが、必要なのは自分を大きく見せることではなく、具体的な達成状況の可視化です ・「自分の成果を言語化出来るか」というのは、日々の仕事で能力を発揮する上でもとても大事です ・成果を言語化する上では、ちゃんと「ストーリー」を考えることも大事です ・ストーリーといっても、別にありもしない物語を作れという話ではなく、組織が持っているビジョンや方向性に合致する成果になっているか、という話です ・特に新人さん

    評価されやすいエンジニアとは、成果を効果的にアピール出来るエンジニアのこと。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/06/04
    この記事の内容は今日のMTGでチームのメンバーにも共有することにしました。しんざきさんいつもサラリと語ってるけどこれが本当に難しいんだよな~(泣)
  • 「タスクを切る能力」の本質について。

    もうかなり前の話だ。 ある会社で、「会社案内・パンフレットのリニューアルをする」と言うプロジェクトが持ち上がった。 社長は一人の人物をプロジェクトマネジャーとして任命し、予算を付け、 「後はよろしく」 と、仕事をまかせた。 ところが半年後、ようやく社長は気づいた。 全くプロジェクトが進んでいないことに。 「どうなっているのか」とプロジェクトマネジャーを問い詰めたところ、彼は外注に丸投げしたまま、何もしていなかった。 外注側も、仕様が固まらず、プロジェクトは完全にスタックしていた。 社長は彼に話を聞いたが、彼は「外注から返事が無くて」の一点張り。そこで、社長は彼に要求した。「資料を出せ」と。 ところが彼は「出せない」という。 何か隠しているのではないか、おかしいのでは、ということで、皆でメールのやり取りや資料などを調べると、実質、彼が事実上、「外注に依頼をし、あとは当に何もしていない」こと

    「タスクを切る能力」の本質について。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/04/30
    これ、会社の仕事だけじゃなくて、自治会のお祭り実行委員会とかでもまったく同じことが発生する。何もしない人は本当に何もしないw。どうしたら良いのか分からないんだろうね。
  • デジタル化したせいで余計な作業が増えている

    コロナ禍をきっかけにリモートワークが推奨され、同時にペーパーレス化や各種デジタル化も進んだ。 いままで遅々として進まなかったデジタル化が一気に広まり、「やればできるじゃん」と多くの人がSNSにポストしていた記憶がある。 巷ではすっかり、アナログ=非効率で減らすべきもの、デジタル=効率的で推し進めるべきもの、という認識になっているようだ。 ただわたしは、「効率化のためにデジタルを導入すべき」という主張には、まったく共感できない。 なぜなら、デジタル化したせいで余計な作業が増えている場面が、たくさんあるからだ。 デジタル化を受け入れる人と反対する人の溝 先日、マダムユキさんによる『非効率大好き「現金主義者」に明日はない』という記事が公開された。 記事は、とある商店街の組合で、いままで集金だったものを振込に変更した話からはじまる。以下は、振込になったことを喜ぶヘアサロンのオーナーの言葉の引用だ。

    デジタル化したせいで余計な作業が増えている
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/04/15
    “レシートや請求書をまとめて税理士に渡せば、”←この人は自分のレシート類を記録も付けずにノーチェックで税理士に渡しているのかな?だとしたらちょっと危険かも。
  • ほとんどの人は他人の意見に全く興味がない。

    「ライターになりたいけど、どうすればいいですか?」 と、相談を受けたことがある。 しかしライターは「なる」ものではない。「やる」ものだ。そこに誰の許可も必要ない。 質的には何かしら文章を書いて、公開すればだれでもライターを名乗れる。 そこで、「書けば、ライターを名乗ることができます」と回答した。 すると彼は「仕事を取るにはどうしたらいいでしょう」と言う。 確かに、お客さんを捕まえて仕事を出してもらうには、書くこととは全く別のスキルが求められる。 そこで、「メディアを探して売り込む方法がわからない、ということでしょうか?」と尋ねた。 しかしそこで彼は首を振った。 営業や売り込みが苦手で、それはしたくないのだという。 しかも実績がないので、どうせ断られるだろう、と言うのだ。 しかし、そういうことは、やってみないとわからないはずだ。 「書いたものをブログなどで公開していれば、実績にできますし、

    ほとんどの人は他人の意見に全く興味がない。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/04/11
    “「憧れだったライティングスクールに行きたい」のが最優先であり、どうすればライターになれるのか聞きたいわけではなかったのだ。”←こういう前提で質問してくる人いるよね~。
  • 日本が戦争に敗れた本当の理由

    少し前のことだが、友人が経営する会社の幹部会議に参加した時のことだ。 「いつまで昔の意識を引きずってるんや!」 「環境に適応することを意識せんと、ホンマに生き残れへんぞ」 そんな言葉で、部課長たちを叱責する友人。 メモを取っている幹部も何人かいるが、明らかに納得感のある顔をしていない。 そのため会議後、友人から感想を聞かれた時にこんなことを答えた。 「そうやな…、率直に言ってスマン。あの内容では時間の無駄やと思った」 不機嫌そうな顔をする友人だが、構わず言葉を続ける。 「まあ聞けや、理由は2つや。抽象的な指示をしたところで人の行動は絶対に変わらんぞ。『環境に適応することを意識しろ』って、具体的に何しろっていうねん」 「……」 「それから、こっちのほうが問題なんやけど、お前当に、環境に適応することが大事やと思ってるんか?」 「当たり前やろ、それはさすがにムチャクチャな意見やわ」 「ムチャク

    日本が戦争に敗れた本当の理由
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/04/08
    “社員の「意識」に期待して説教をするなど、“部下にとって”時間の無駄であること。 機能する仕組みを作ることが、経営者の仕事であること。”
  • 死んだら心も消えるのか

    弟の命日は1月1日だ。 ただ、当にその日に旅立ったのかはわからない。 自宅の敷地内に倒れているのを隣家の人が発見してくれたときには、既に息がなかったそうだ。 それが1月3日。検死や諸々の状況から、亡くなったのはおそらく1月1日の未明だろうということになったのだ。 死因もわからない。わかっているのは、外出するつもりだったのが門扉の辺りで倒れ、そのまま凍死したらしいということだけだ。 アルコール睡眠導入剤を同時摂取するのが常習になっており、倒れたのはそのせいである可能性も高かった。 逆縁というのは気持ちのもっていき場がないものだ。弟とは仲がよかっただけに、形容し難い悲しみに襲われた。 だが、一方でほっとしてもいた。 「行き倒れでも交通事故でも自殺でも入院中でもなく、自宅でひっそり旅立ったのは、シンにしては天晴れだ」 弟の親友、サトルさんがそんなふうに言ってくれた。 もちろん、どんな死に方が

    死んだら心も消えるのか
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/04/03
    自分はそのうち、霊魂の存在は科学で証明できるだろうと思っている。今現在は分からないから恐ろしい、謎めいたものになっているだけできちんと本当は誰もが納得できる理由があると思っている。
  • 「まぁ人それぞれだから」という一言で、会話を終わらせてしまう人が苦手だ。

    ドイツはどう?」 「めっちゃ楽しいよ~! 日曜日はお店全部閉まってるし、電車はしょっちゅう遅延するからちょっと不便だけど(笑)」 「え、そうなんだ~! それならわたしは住めないかも(笑)」 「慣れたらそんなに不便じゃないし、こっちも適当で許されるから楽といえば楽かなぁ」 こんな会話を楽しんでいたとき。 隣でうんうんとうなずいていたもう1人が、こう言った。 「まぁ、どの国を快適だと思うかは人それぞれだからね」 そう言われたわたしたちは、それまで盛り上がっていた会話をやめ、 「まぁそうだね」 「うん、たしかに」 と黙り込んだ。 はーあ、白けた。 いるんだよねー、話が盛り上がってるのに「まぁ人それぞれだから」と会話を終わらせる人。 その人次第なんてみんなわかっていて、そのうえでどっちがいいかっていう話をしているのにさ。 「言い合いはやめよう、人によっていろんな意見があるんだから」って仲裁者ぶっ

    「まぁ人それぞれだから」という一言で、会話を終わらせてしまう人が苦手だ。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/03/29
    そういう人って単純に議論が面倒だから切り上げたいってだけだと思うよ。
  • アジア人が欧米で「空気扱いされる」のはよくある話

    第96回アカデミー賞受賞式において、アジア人に対する差別的な行動があったと多くの批判が集まっている。 1人目は、助演男優賞を受賞したロバート・ダウニーJr.。 前年の受賞者である中国系ベトナム人の米俳優、キー・ホイ・クァン氏が彼にオスカー像を渡す際、目も合わさずに受け取り、ほかの俳優とのみ握手をして受賞スピーチを開始した。 2人目は、主演女優賞を受賞したエマ・ストーン。 前年の受賞者である中国系マレーシア人のミシェル・ヨーがオスカー像を手渡そうとしたとき、なぜかとなりのジェニファー・ローレンスに近づき、ジェニファーからエマに像を渡したかのようなかたちになった。 その後ヨー自身が、「エマとジェニファーが親友だから、ジェニファーと一緒に像をわたしたかった」という意図を説明している。 ……なんてことがあった。 この出来事をきかっけに「アジア人透明人間現象」、つまりその場にいるのに空気として扱われ

    アジア人が欧米で「空気扱いされる」のはよくある話
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/03/21
    これは根深い。一度でも差別される側の経験をしないと一生分からないから。
  • 東日本大震災の発生時、わたしは自分の想像力の欠如を痛感した。

    あれからもう、13年が過ぎた。 東日大震災の発生時、わたしは報道局内にいた。 個人的には、TBSへの在職期間中で最も大きな災害報道の経験である。 そのなかで、ひとつ後悔、というか、自分の想像力の至らなさを痛感した瞬間があった。 「瓦礫」の存在である。 事前に震源地を知っていることの怖さ あの日のことは、なぜか鮮明に覚えている。 石原慎太郎氏が東京都知事選への出馬を表明する記者会見を開いており、在京テレビ局はすべてそれを生中継していた。 きょうはこの話題で持ちきり。経済部の出番はなさそうだなあ、という、ゆるい空気の中、それを見ていた。 その最中に、緊急地震速報が鳴った。 局内には気象庁から提供される情報をリアルタイムで反映しているモニターがあり、それを見れば、震源地が宮城県沖であることはわかる。 そこから実測値が更新されながら、モニター画面内では、同心円が広がっていく。 その同心円の線が地

    東日本大震災の発生時、わたしは自分の想像力の欠如を痛感した。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/03/15
    “いかに相手が何を隠しているか。行間から情報を得てそれを対象に投げ返し、”←ここが超絶難易度だな。
  • 「試行錯誤が苦にならない」人は、それだけで大きなアドバンテージを持っている

    この記事で書きたいことは、大筋以下のようなことです。 ・昔、新卒研修を受けていた頃、「試行錯誤」についての根的な意識の違いを感じたことがあります ・「まず試して、失敗したら違う方法を考える」というやり方は非常に効率的な一方、精神的な必要コストがそこそこ高いです ・色んな人と仕事をする内に、世の中には「試行錯誤なんて可能な限りしたくない」「そもそも自分なりの試行錯誤のやり方を知らない」という人の方がだいぶ多いのでは?と思うようになりました ・ただ、試行錯誤が出来る出来ないでは大違いで、「試行錯誤のやり方」を身につけておくことは、仕事をする上でとても大事です ・ところで私は試行錯誤のやり方をジョイメカファイトで学びました ・「試行錯誤が苦にならない、むしろ好き」という人は、自分がとても大きなアドバンテージを持っているということを自覚していいと思います 以上です。よろしくお願いします。 さて、

    「試行錯誤が苦にならない」人は、それだけで大きなアドバンテージを持っている
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/03/14
    一人ではじめての居酒屋に入れるかどうかもこういう能力が影響しそうだね。
  • 「MPがすぐに尽きてしまう人」は、企業では救えない。

    企業は従業員に対して、労働力の対価として、報酬を払っています。 しかし中には報酬を受け取りながら 「依頼された仕事を、一向にやらない人」 も事実として、存在しています。 「クビにすればいい」という方もいるでしょうが、企業は彼らを雇った責任がありますし、人を活かすという社会的な役割もあります。 企業は決して、人を解雇するのが好きな訳ではありません。 しかも、日では法律的にも倫理的にも「解雇してしまう」というのは当に最後の手段ですから、あの手この手で、彼らを戦力化しようとするのが常です。 そういうとき、企業はまず注意をしたり、叱ったり、責任感に訴えたりします。 実際、「言うだけ」でなんとかなるケースもあります。 しかし、そうではないケースのほうがむしろ多数です。 その場合、企業は「仕組み」からアプローチして、なんとかしようとします。 教育。 配置転換。 他の社員によるアシスト。 ですが、た

    「MPがすぐに尽きてしまう人」は、企業では救えない。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/03/13
    シビアだな。
  • 「宿命鑑定士」と肩書きを変え、仕事を「志事」と表現するようになった知人の話。

    facebookを見ていて、茶を吹いた。 以前から胡散臭い商売をしていた知人の外見と職業が、胡散臭さの最終形態へと進化していたからだ。 つい先日、私が子供の卒業式のため着物を着用した姿を投稿したところ、そこに件の知人から「いいね」が押されていた。 SNS上では「友達」であるものの、没交渉になってかれこれ9年。その間、相手から私の投稿に「いいね」が押されることなど、これまでに一度も無かったのだ。もちろん、こちらから押したことだってないのだけれど。 一体どういう風の吹き回しだろう? 怪訝に思って彼のプロフィール写真を見てみると、スーツ姿で腕組みしていた以前のものとうって変わって、和装のアンサンブル(同一柄、同一品質でできた着物と羽織のセット)できめ込んでいる。 日文化や和装に馴染みがある人ではないのに、なぜ着物を着ているの? 自分が着物を着るようになったから、私の着物姿に「いいね」を押したの

    「宿命鑑定士」と肩書きを変え、仕事を「志事」と表現するようになった知人の話。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/03/06
    「宿命鑑定士」で画像検索すると和装の人がすぐ出てくるぞww
  • 「教養は大事」と諭された日のこと

    わたしは社会人になって、人から「教養は大事」と何度か諭されたことがあります。 そして、その理由は細かい点では異なりますが、おおむね共通していたように記憶しています。 * そもそも、わたしは以前は「教養懐疑派」でした。 というのも、(今思えば)ステレオタイプに「教養は他者にマウントするための道具」という程度にしか思っていなかったからです。 芸術、文学、音楽数学。 それらの「知識」を持っていない人間に誇示し、「我々はあなたたちとは違う」と知らしめるための、差異を可視化するための道具。 そのような理解でした。 ですから、私が当時の先輩の一人から、「コンサルタントにとって、教養は大事だよ」と言われた時に、「面倒な話だな」と思った記憶があります。 しかし、新人は先輩のいう事を素直に聞かねばなりません。 そこで「なぜですか」と聞きました。 すると先輩は言いました。 「教養って、なんのことだと思う?」

    「教養は大事」と諭された日のこと
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/03/04
    “一見、わけのわからない現代美術も、様々な「試行錯誤」の果てに今の形になっていると知ると、十分納得がいくものだったりする。”
  • 商店街組合の腐れっぷりにブチ切れた。

    うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ。 おめーは何にも知らないくせに、なぁ〜にが「あんたは、商店街の内情をよその人に喋ったらいかん」だ。ふざけんな。 こっちは商店街に義理もへったくれもねぇんだからな。おめぇらの体面なんざ知ったこっちゃねぇし、だいたいもうそんな悠長なこと言ってる場合じゃねぇんだよ。 商店街組合連合の事務局長に呼び出され、やんわりと説教をくらった私はブチ切れた。だから、洗いざらいぶちまけてやったんだ。 私が事務局を引き継いだ組合は、なんと発足してから35年もの間、ずぅうーーーっと運営が杜撰だったことを。 去年ようやく退職した勤続35年の前事務員・岡田さんは、頭を抱えたくなるほど仕事がいい加減で、経理や会計はテキトー。決算書の数字もでたらめだったってことも。 けれど、誰もチェックしないものだから、これまで誰にも気づかれず、不正会計と粉飾決算が常態化していたんだってことをな! 「これは

    商店街組合の腐れっぷりにブチ切れた。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/02/26
    人は年齢を重ねると逃げ切ることしか考えなくなるのかね。
  • 「説明能力の高さ」はどこに現れるか

    職業柄、昔から人の「説明」を聞くことがとても多かった。 会社の現状、技術的な見解、商品のスペック、あるいは人の経歴についての話もあった。 そして、説明がとても上手な人もいれば、下手な人もいることを知った。 例えば、こんな具合だ。 「では、御社の事業説明をお願いします」 「わかりました、こちらが会社案内です」 「では、始めてください。」 「はい、では1ページ目をご覧ください。弊社の主要な株主は……全国に展開しており……事業所は……」 ……5分経過 「では次は、弊社の主要な事業です。おもに3つあり……」 「(退屈だな……後ろのページでも見ているか)」 ……5分経過 「次に今回お問い合わせの商品についてです……こちらの……」 「(その話はもうサイトで見たからいいよ……話ながいな……内職でもするか)」 ……5分経過 「以上となりますが、なにかご質問はありますか?」 「………いえ。」 例えば上のよう

    「説明能力の高さ」はどこに現れるか
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/02/19
    “相手に都度「確認」を求め、「質問」を誘導する。”
  • 役割と権威の話。なぜ教習所の教官は態度が悪いのか。

    最近、大学生と話す機会があった時に、こんなことを聞いた。 「去年の夏、運転免許を取りに行ったんです。でも、チンピラみたいな教官の路上教習が怖くて、途中で通うのをやめてしまったんです…。」 なぜ自動車教習所の教官は、あんなにも態度が悪い人が多いのだろう。 そもそも民間人なのに、“教官”などと呼ぶ慣習があることも気に入らない。 タメ口は当たり前で、怒鳴り、命令口調で指示し、タメ息でプレッシャーを掛けるなど、指導者としてあらゆるタブーをブチ込んでくる。 「そんなことはない。最近は褒めて伸ばすのが売りの教習所もある」 そんな意見もあるだろうか。 しかしそんなことは当たり前で、売りになることそのものが、業界の異常さを表しているというものだ。 お客様にタメ口で話し、威圧的に商品を提供することで成立する民間のサービスなど、他に何があるのか。 私が免許を取った30年ほど前の、苦い思い出のこと。 ある日の路

    役割と権威の話。なぜ教習所の教官は態度が悪いのか。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/02/14
    “お客様にタメ口で話し、威圧的に商品を提供することで成立する民間のサービス”←30年前はこれが当たり前だったと考えると時代と風潮の移り変わりとはかくも恐ろしいものと感ずる。
  • 仕事において「質で勝負」は、二流の発想だと言われていた。

    タイトルですべて言い切ってしまっているのですが、補足します。 少し前に、こんな記事を見ました。 東大・理科三類に現役合格。「質は圧倒的な量の上でしか担保されない」と、彼が挑んだ参考書の膨大な冊数は? 「量より質って言う人がいるけれど、質ってのは圧倒的量の上でしか担保されないから」 これを読んで、「まあそうだよね」というビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。 特に、最前線で頑張っている人ほど。 ただし、ビジネス上はもう少し異なる言い方をしたほうが、正確かもしれません。 わたしが若いときに先輩から言われたのは、以下のような言葉でした。 「「質で勝負」とか言っているうちは、二流。」 なぜこのようなことを言ったのか、私は先輩に聞きました。 「あえて言いますけど、質を高くして、効率を高めたほうが、業績あがりそうですけど。」 すると、先輩は言いました。 「それは別に間違ってないよ。」 「じゃなぜ

    仕事において「質で勝負」は、二流の発想だと言われていた。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/02/08
    “「ビジネスで成功したい」という人以外には、別にどうでもいい話なのかもしれませんが。”←最後の最後で読者が思っていたことをさりげなく補足するあたりがもう。
  • いま、地方の求人で起きていること。

    ただいま我が人生で最大のモテ期が到来している。 50代が目前という年齢にも関わらず、次から次へとラブコールを受けるのだ。 「もし今の仕事を辞めるなら、ぜひうちに来て欲しい。時給は高めに出すから」 「次の仕事を探してるなら、うちも求人出してるんだけど、どう?正社員で雇うよ」 「業と別に新しい事業を始めたんですけど、一緒にやりません?」 「ちょっと手伝いに来てくれない?日給1万円出すわ」 「オンラインショップのリニューアルを考えてるんだけど、いくら払ったらサイトの文章を書いてくれる?」 などなど、このごろ人に会うたび声がかかる。 そう、モテ期というのは仕事の話だ。 初めのうちは「えっ?もう若くないのに、こんな私でいいの?」と驚いたし、求められることが素直に嬉しかったが、近頃は多すぎるオファーにうんざりし、断るのに苦労している。 はっきりしない受け答えでは相手に期待をさせてしまうので、 「ごめ

    いま、地方の求人で起きていること。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/02/07
    “人がいないなら、このツールを使いましょう。”←70代以上でそういう提案をすんなり受け入れられる人の方が圧倒的に少ない。これは仕方ない。
  • 日本人の多くは「まちがえないこと」に固執しすぎ。

    最近ふと英会話系YouTuberの動画を見たからか、その後頻繁に語学系動画がおすすめされるようになった。 そのなかには「ネイティブはそんな言い方しない!? 当は失礼な〇〇」「ネイティブらしい表現を覚えよう!」「誤解されがちな××、ネイティブが解説」といったものも多くある。 そういえばXでも、「ネイティブはそんな言い方しない」的な議論は、定期的に話題になっていた。 リプ欄を見ると、「自分はアメリカに5年住んでるけど聞いたことない」「10年海外でビジネスしてますが普通に言いますよ」のように、英語ネイティブはその表現を使うか否かを、日人たちが言い争っている。 でもドイツに住んでそれなりの年数が経ったいま、改めて思う。 外国人がネイティブっぽく話す必要は一切ないし、中途半端にネイティブの真似事をするよりも大切なことがあるんじゃないか、と。 ネイティブやバイリンガルってどういう人たちのこと? こ

    日本人の多くは「まちがえないこと」に固執しすぎ。
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/02/05
    “外国語学習なんて、そもそもまちがえてナンボなんだから。”←逆の立場になって日本語を学んでいる外国人を見ればすぐ分かるはずなんだけどね。
  • 子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話

    この記事で書きたいことは、大筋以下のような内容です。 ・「勉強出来ない教育ママはとにかく塾に通わせたがる」的な話を読みました ・塾で全てが解決するわけではないのはまあその通りなのですが、マウントと煽り主体で「じゃあどうすればいいねん」という話を置いていき過ぎだなとも感じました ・塾が有効に動作しない時、その原因になるのは多くの場合「タスク管理不足」です ・人類はマルチタスクが苦手でして、その為タスク管理やタスク整理の練習を積まないといけません ・子どもに「勉強する気を起こさせる」ことは大抵の場合極めて困難ですが、勉強をするインフラを整え、タスク管理技術習得を手伝ってあげることは出来ます ・どうすればいいの?→大きく三つあります。「広い机を用意して」「タスク可視化とタスク整理用のインフラを作って」「当初はなるべく子どもと一緒にタスク整理をしてあげましょう」 ・ただ、その上で「三歩進んで二歩

    子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話
    ONOYUGO
    ONOYUGO 2024/02/02
    “「広い机を用意して」「タスク可視化とタスク整理用のインフラを作って」「当初はなるべく子どもと一緒にタスク整理をしてあげましょう」”←結局は一緒にやらないとダメってことだよね。