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電王戦に関するpigumiiのブックマーク (3)

  • 電王戦FINAL第4局観戦記 金井恒太五段

    第2回電王戦で佐藤慎一四段に歴史的勝利を収め、翌年の第3回では最終局で屋敷伸之九段を破ったponanzaが今年の電王戦FINALでは第4局に登場する。電王戦最多出場でプロ棋士に2戦2勝という成績を残しているponanzaはファンも多く、人気の高いソフトだ。魅力ある攻撃的な棋風だけではなく、開発者の山一成さんが与える爽やかな印象と勝利への貪欲な姿勢もその一因だろう。 さて、ponanzaは定跡を自力で一から作り上げている。来はその範囲内であればノータイムで指すのだが、今回は5回に1回程度の割合で自ら「定跡」としている局面であっても改めて思考するようになっている。この微妙な設定は対局にどのような影響を与えることになったのだろうか。 村山慈明七段は棋界有数の研究家として知られている。プロ間では「序盤は村山に聞け」という言葉があるほど信頼されている存在で、代表が決定する前から村山の電王戦出場を

    電王戦FINAL第4局観戦記 金井恒太五段
  • 電王戦FINAL第2局観戦記 勝又清和六段

    三浦弘行九段が「これは寄りです」と断言した。検討した結果、Seleneがどう受けようとも、先手玉は捕まると分かったのだ。私は急いで対局場に向かった。永瀬ならこの寄せは絶対に逃さない。今、彼は、どんな表情をしているのか、間近で見ないといけない。 扉を開け、対局室に入ると、そこには予想しない事態が待っていた ‥ ■対局前日 羽田空港の搭乗口で飛行機を待つ間、永瀬は落ち着かない表情していた。「阿部君と連絡が取れないんです」 阿部光瑠五段が青森から上京したとき、永瀬は真っ先に声を掛けた。以来将棋を通じて信頼しあう仲だ。永瀬は今回阿部に色々と相談していた。「Seleneは序盤に色々な手を指してくるんです。3手目までの局面が20以上もあり、とてもしぼりきれません。それで特に自信のない局面について、対策を相談したかったんですが」 高知空港に着き、バスでホテルに向かう。車中では皆携帯で王将戦第6局を観戦し

    電王戦FINAL第2局観戦記 勝又清和六段
  • 電王戦FINAL第1局観戦記 先崎学九段

    さて、電王戦もいよいよファイナルである。どうやら今の形の団体戦形式でやるのは最後ということらしい。都合三期にわたったわけだが、棋士側の感覚は期ごとにかなり違ったように思う。 一期目の時は、誰かは負けるんだろうが、自分がババを引くのだけは嫌だ、という感じであった。二期目は、皆はじまる前から暗かった。一局目に菅井が完敗して暗さに拍車がかかった。あの対局の二日後に及川君と上田さんの結婚式があったのだが、わんさか集った棋士は皆ひそひそ声ではなした。「駄目だこりゃ」 そして三期目である。もう駄目かと若手に訊くと、今期はかなりやれるんじゃという。メンバーもさることながら、棋士がコンピュータの対策に長けてきたのではないかというのだ。 たしかにこれまでは、対策といっても何をどうしていいのかがつかみにくかった。やっと、そのあたりの微妙な感覚が分かってきたのではないだろうかというのである。もうひとつ良いのは、

    電王戦FINAL第1局観戦記 先崎学九段
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