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ブックマーク / blog.tinect.jp (24)

  • 弟は重度のアルコール依存症だった

    かれこれ10年以上も前のことだ。ある精神科医にこんなことを言われた。 「もう弟さんを手放したらいかがですか。もっとも彼の場合、お姉さんに突き放されたら、当に死んじゃうかもしれませんけど」 弟は重度のアルコール依存症だった。 それだけでなく、双極性障害も患い、睡眠導入剤の薬物依存にも陥っていた。典型的な「重複障害」だ。 時期によってこの3つのうちのどれかが落ち着くこともあったが、そうすると他のどちらか、あるいは両方が悪化するという具合で、どちらにしても苦しい状況から逃れようがない。 さらにゲイであることに起因する問題にも長年傷つき苦しんでいたが、それはひた隠しにしていたので、私がそのことを知ったのはずいぶん後になってからだ。 アルコール依存症、双極性障害、薬物依存、そしてゲイであることは、私にとって恥ずかしいことではまったくない。 だが弟はずっとそういう自分を恥じていて、自己否定感が強く、

    弟は重度のアルコール依存症だった
  • 友人の葬儀に参列してきた。

    これはもしかすると、身内すらも知らない秘密に、わたしだけが勘づいたのではないか。なぜなら、その場にいる全員が誰一人として、渦中の二人を観察していないからだ。 そして、もう二度と会うことも触れることも叶わない……そんな現実に直面したとき、こぼれ落ちる涙と共に見せた真実を、わたしは見逃さなかった。 美人薄命 常識を無視した生活を送っていると、ある日突然、右往左往しなければならない時がくる。その典型が「葬式」である。 いわゆる冠婚葬祭の場面では、日人にとって最低限のマナーがあり、中でも葬式に関しては、非常識な振る舞いは絶対的にNGだ。 そんな常識を試される場に参上するにあたり、身なりから不祝儀袋の書き方、はたまた焼香の作法について、どれをとっても自信満々に遂行できるツワモノが、この世にどのくらい存在するのだろうか。 当然ながらわたしは、常識ある友人に教えを請うたりネット検索したりしながら、手探

    友人の葬儀に参列してきた。
    gonai
    gonai 2024/04/19
    ん、女性が多いということは……?
  • デジタル化したせいで余計な作業が増えている

    コロナ禍をきっかけにリモートワークが推奨され、同時にペーパーレス化や各種デジタル化も進んだ。 いままで遅々として進まなかったデジタル化が一気に広まり、「やればできるじゃん」と多くの人がSNSにポストしていた記憶がある。 巷ではすっかり、アナログ=非効率で減らすべきもの、デジタル=効率的で推し進めるべきもの、という認識になっているようだ。 ただわたしは、「効率化のためにデジタルを導入すべき」という主張には、まったく共感できない。 なぜなら、デジタル化したせいで余計な作業が増えている場面が、たくさんあるからだ。 デジタル化を受け入れる人と反対する人の溝 先日、マダムユキさんによる『非効率大好き「現金主義者」に明日はない』という記事が公開された。 記事は、とある商店街の組合で、いままで集金だったものを振込に変更した話からはじまる。以下は、振込になったことを喜ぶヘアサロンのオーナーの言葉の引用だ。

    デジタル化したせいで余計な作業が増えている
    gonai
    gonai 2024/04/15
    なんでも過渡期が一番面倒になるからねえ
  • ほとんどの人は他人の意見に全く興味がない。

    「ライターになりたいけど、どうすればいいですか?」 と、相談を受けたことがある。 しかしライターは「なる」ものではない。「やる」ものだ。そこに誰の許可も必要ない。 質的には何かしら文章を書いて、公開すればだれでもライターを名乗れる。 そこで、「書けば、ライターを名乗ることができます」と回答した。 すると彼は「仕事を取るにはどうしたらいいでしょう」と言う。 確かに、お客さんを捕まえて仕事を出してもらうには、書くこととは全く別のスキルが求められる。 そこで、「メディアを探して売り込む方法がわからない、ということでしょうか?」と尋ねた。 しかしそこで彼は首を振った。 営業や売り込みが苦手で、それはしたくないのだという。 しかも実績がないので、どうせ断られるだろう、と言うのだ。 しかし、そういうことは、やってみないとわからないはずだ。 「書いたものをブログなどで公開していれば、実績にできますし、

    ほとんどの人は他人の意見に全く興味がない。
    gonai
    gonai 2024/04/11
    "多数の「やりたいことだけやらせろ派」と、ごく少数の「やるべきことをやれ派」"
  • 「学習能力が高い人」が最強である理由。

    まだ駆け出しのコンサルタントだったころ。 私は様々な企業の「人材育成の仕組み」を作る手伝いをしていたことがある。 その際に必ず議論になるのが、「出世するには、どのような能力が必要なのか」だった。 この議論は複雑で、 「論理的思考力」 「コミュニケーション能力」 「目標達成能力」 「資格」 「人材の育成力」 など、様々な側面から検討がなされた。 しかし、個人的に最も説得力があったのは、ある会社の経営者の考え方だった。 * 「安達さん、他社さんでは、必要な能力に何を設定してるの?」 と、社長は、人材評価シートのサンプルを見ながら、私に問いかけた。 「御社と同じ規模・業態だと、やはりコミュニケーション能力と論理的思考力をあげる会社が多いですかね。」 と私は無難な回答をしたつもりだった。 しかし百戦錬磨の経営者を簡単にごまかすことはできない。 すぐに突っ込まれてしまった。 「それって質的に重要な

    「学習能力が高い人」が最強である理由。
    gonai
    gonai 2024/04/01
    じゃあ、学習能力が高い人の定義は…?(無限ループ)
  • アジア人が欧米で「空気扱いされる」のはよくある話

    第96回アカデミー賞受賞式において、アジア人に対する差別的な行動があったと多くの批判が集まっている。 1人目は、助演男優賞を受賞したロバート・ダウニーJr.。 前年の受賞者である中国系ベトナム人の米俳優、キー・ホイ・クァン氏が彼にオスカー像を渡す際、目も合わさずに受け取り、ほかの俳優とのみ握手をして受賞スピーチを開始した。 2人目は、主演女優賞を受賞したエマ・ストーン。 前年の受賞者である中国系マレーシア人のミシェル・ヨーがオスカー像を手渡そうとしたとき、なぜかとなりのジェニファー・ローレンスに近づき、ジェニファーからエマに像を渡したかのようなかたちになった。 その後ヨー自身が、「エマとジェニファーが親友だから、ジェニファーと一緒に像をわたしたかった」という意図を説明している。 ……なんてことがあった。 この出来事をきかっけに「アジア人透明人間現象」、つまりその場にいるのに空気として扱われ

    アジア人が欧米で「空気扱いされる」のはよくある話
    gonai
    gonai 2024/03/21
    出羽守氏ー、来てくれー、差別を許さない欧米に住む、出羽守氏ー!
  • 安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる

    安楽死が合法の国で起こっていること』というをご存じだろうか。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 筆者の児玉真美さんは障害者やその家族の立場に立って活動しているベテランの著述家だ。その著者が、安楽死の議論と実践が進んでいるオランダやカナダなどの現状を伝え、議論のたたき台としてまとめたのが書、ということになる。 安楽死・尊厳死・自殺幇助といったまぎらわしい語彙を理解するにも向いているだろう。 いわゆる人権先進国で安楽死が急増している 人の生死を扱う書籍だけに、『安楽死が合法の国で起こっていること』にはドキドキする話題やセンシティブな議論が多い。なかでも強い印象を受けたのは、カナダやベルギーやオランダやスイスで安楽死が合法化され、しかも急速に広がっているという話題だった。 たとえばカナダでは2016年に安楽死が合法化されたが、少なくとも当初、その条件は慎重に設定されていた

    安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる
    gonai
    gonai 2024/03/11
    私は医療の進歩に楽観的なので、安楽死の議論が終わるより前に、健康なまま、現役世代のまま老衰するのが普通の世界がやってくると思います
  • あんなにも感動し、興奮したものが、惰性になってしまった。これは悲しい。 | Books&Apps

    おれの生活 おれは毎晩の事をXにポストするタイプの人間である。Twitterにツイートしてきた人間だといってもいい。 おれには3,600人ほどフォロワーがいるが、毎日おれを観察している人間がいるだろうか?たぶん10人くらいいると思う。その10人は気づいていることと思うが、おれは毎晩ほとんど同じものをべつづける。 貧乏だから野菜がえないとかいうのは毎晩お好み焼きべないやつの戯言にすぎない/関内関外日記 古くは、お好み焼きだった。一家離散して一人暮らしをはじめた。 金がないので自炊する。はじめての自炊生活。なにをべよう。おれはお好み焼きが好きだった。お好み焼きはどうだろう? お好み焼きなら小麦も卵もキャベツも肉もとれるし、栄養的にも悪くないんじゃないのか。なにより、おれはお好み焼きが好きだ。 でも、毎日べると飽きるんじゃないのか? これが、飽きなかった。おれは来る日も来る日もお

    あんなにも感動し、興奮したものが、惰性になってしまった。これは悲しい。 | Books&Apps
    gonai
    gonai 2024/02/06
    色々な快楽を少しずつ接種して、飽きないようにするのが現代人に必要なスキルと言えましょう。味覚については感動レベルだと2年以上空けないと自分はダメ。飽きるか否かなら2週間に一度。
  • 事件記者時代に、懇意にしてくれた捜査員の話。

    事件記者時代、懇意にしてくれた捜査員が何人かいた。 そのうちのひとりが実に思い出深い。 よく一緒に飲みに行ったが、その方法も独特だった。 警察官や刑事なんて、みんな似たような公務員気質なんじゃないか?と思う方もおられるかもしれないが、そんなことはない。 あんなに人間臭さに溢れた役所も珍しいかもしれないと、いま思う。 事件記者にとって最も価値があるのは「紙」 事件記者に必要なスキルは、公表前、あるいは公表するものではなく捜査員だけが知る情報を、どの記者よりも早く正確に手に入れてくることである。 そう教わったし、そう思っていた。 情報は「夜討ち朝駆け」の立ち話で手に入れることもあるし、 懇意にしている捜査員から直接電話を受けて手に入れるということもある。 しかし、一番ありがたいのは「紙」の形で受け取ることである。 何の「紙」かというと、 発表「予定」の広報文書。「いつ発表するか」が事前に決まっ

    事件記者時代に、懇意にしてくれた捜査員の話。
    gonai
    gonai 2024/01/12
    普通に情報漏洩やんけ・・・
  • すぐに否定から入る人は、いったい何を考えているのか。

    ちょっと前に、Twitterで「すぐ否定から入る人」の話が盛り上がっていた。 ある教授の話 学生 「面接がうまくいきません。どうしたらいいですか?」 教授 「君にやって欲しいことがある。君は人から『晴れてるね』と言われたら『雨の日もあります!』とすぐ返すでしょ。その前に『そうですね』と言ってくれないか。」 学生 「…それは無理です!」 — やるやん (@IPA_law) November 4, 2023 彼らはいったい何を考えているのだろうか。 実は、「正しいことを言いたい」と思っているのではない。 一言で言うと、 「取られてもいないマウントを、勝手に想像して反発しているだけ」と言える。 話の中身はどうでもいいのだ。 * 例えば、昔こんなことがあった。 新規営業の獲得数が累計10社になった新人を、チームのリーダーが祝福した。 「このスピードで10社は素晴らしい」と。 すると、同じチームの先

    すぐに否定から入る人は、いったい何を考えているのか。
    gonai
    gonai 2023/11/24
    「いや」と言ってしまったら「イヤーレンソーランソーラン♪」と歌い始めることで否定しなかったことにできるテクニックあるよ
  • 「男なら しねい」は本当にナンセンスになったのか?

    ここ数年ぐらいだろうか、以下のようなカットと台詞の抜粋をSNSでしばしば見かけるようになった。 団塊ジュニア世代~就職氷河期世代の男性なら目に留まりやすいカットだと思う。週刊少年ジャンプの人気漫画『魅!男塾』の続編のなかで男塾塾長・江田島平八が贈った言葉が、「男なら しねい」だった。 この『魅!男塾』がジャンプで連載されていたのは昭和60年から平成3年だったが、当時すでに、こうした“男塾的な男らしさ”は真面目に取り合うものではなく、滑稽な時代錯誤とみられていた。 男塾の塾生たちは、どんなことにも命を懸け、ナンセンスなことにまで根性をみせる。 そのさまを、小学生である私たちはギャグマンガのようにも、ジャンプお得意のバトル漫画のようにも受け取っていたと記憶している。 それから32年の歳月が流れた。 この間、社会は男女の機会均等を推進し、少なくともある程度までは女性の社会進出が実現した。 男性ら

    「男なら しねい」は本当にナンセンスになったのか?
    gonai
    gonai 2023/11/21
    その命題の回答が出るより、人類が滅びるか、または科学の力で楽園が実現する方が早いんだろうね
  • 「他人にやり直しをさせること」が自分の仕事だと思っている、めんどくせえ人たち。

    上司には、2種類のタイプがいる。 明確で的確な指示を出せる人と、あいまいで多義的な指示をする人だ。 おおざっぱな指示しかできない人に対して、わたしはいままで「マネージメント能力が低いんだな」と思っていた。 でももしかしたら、そうじゃないのかもしれない。 あいまいな指示をする人は、明確な指示をする能力がないのではなく、「他人にケチをつけることが仕事」だと思っている可能性があるのだ。 あいまいな指示に対して細かいダメ出しが続く 先日、しんざきさんの『曖昧なタスクへの耐性が下がってしまった、一時期の話』という記事を拝読した。 記事内では、システム関係の仕事における、「成果物の要求ステージについてのチーム内での意識の不統一」という経験が紹介されている。 アイディアベースの初期段階なら、指示がおおざっぱになるのはしょうがない。でも「なにを作ればいいか」が明確じゃなければ、成果物がかっちり決まらないの

    「他人にやり直しをさせること」が自分の仕事だと思っている、めんどくせえ人たち。
    gonai
    gonai 2023/11/01
    ひどいと修正し続けると最初のやつに戻るパターンとかね
  • テレビ業界で受けたセクハラは、もはやホラーの領域だった。

    ここ数年、「ある電話」が来なくなった。 個人的には喜ばしいことである。 家にいても出張先でも、定期的に夜鳴る電話。番号こそ非通知だが、聞き覚えのある声。 毎日ではないが、忘れた頃にまたかかってくる。 昔からテレビ業界は古い体質だと言われるが、わたしが受けてきたようなセクハラがまだ存在しているなら、もう業界ごと消えて欲しい。 枕元に立つお化けより怖かった テレビ業界は長らく「男社会」だった。 今でこそ男女半々くらいの採用だが、私が入社した頃は女性社員ははるかに少なく、女性新入社員が配属されることは、それだけで珍しかった。 同期社員は26人。そのうち女性は、アナウンサーの2人を含めて5人だ。 最初の配属は報道局社会部。 仕事は自分で盗め、という気質の時代でもあった。 さて、配属されてそう時間が経たない頃。 休日にある上司から、事に行かないかと電話がかかってきた。荻窪にお気に入りの店があるのだ

    テレビ業界で受けたセクハラは、もはやホラーの領域だった。
    gonai
    gonai 2023/10/16
    こっわ!!!
  • 人間が人間であることを出せ。表現しろ。それ以外は的確にプロンプトを書け。

    画像生成AIとおれ 知らないあいだに画像生成AIというものができて、ひとびとが使うようになって、いろいろな問題を引き起こしていた。 AIの学習に使われた人の著作権的な問題とか、AIを使ったイラストに対する道義的(?)な問題だ。後者についてはちょっとよくわからない過熱が見られるようなので、触れるのは避けたい。 いずれにせよ、文章(プロンプト)によって、絵が生成されるのだ。おれは、とりあえずおもしろいと思った。おもしろいな、というだけだ。 おれは自分で絵を描きたいと思うが、下手くそなので描く気がおこらない。AIを使えば自分の理想である✕✕な絵だって生成できるんじゃないかと思った。 が、プロンプトにもコツがある。いや、コツなんてものじゃない、プログラミング的な技術、技法だ。おれはそういう感覚的でないものは苦手だ。 というか、そもそもおれのPC画像生成AIを使うスペックに達していなかった。なので

    人間が人間であることを出せ。表現しろ。それ以外は的確にプロンプトを書け。
  • 「困った」を適切に言語化するのは決して簡単なことではない、という話

    ちょっと昔話をします。 何度か書いたことがありますが、私は昔、近所の小さな補習塾で塾講師のアルバイトをしていました。 補習塾というのは、要は「学校の成績が悪い子をサポートする為の塾」でして、受験の為に通う進学塾とはだいぶ性格が異なります。 当然ながら塾に通う子たちは勉強が苦手な子ばかり、とはいえもちろんいろんなグラデーションがありまして、家庭の事情も様々なら、人の特性も様々でした。 塾講師のアルバイトを通じて、私は随分いろんな子を見ました。二行以上の文章が読み取れない子もいれば、割り算の意味をどうしても理解してくれない子もいて、当時はひたすら試行と錯誤を重ねて、勉強を教えるやり方を考えたものでした。 今から考えると貴重な経験でしたが、当時はさすがに相当しんどくって、ストレスでハゲないか心配でした。 そんな中で一人、今でも強い印象が残っている子がいます。仮に名前をAくんとしましょう。 Aく

    「困った」を適切に言語化するのは決して簡単なことではない、という話
    gonai
    gonai 2023/09/19
  • 次女が「正しい仮説の立て方」に悩んでいたので「仮説は間違っていていい」と教えた話。

    皆さんこんにちは、しんざきです。最近はアーマードコア6にハマってまして、バルテウスに勝てる気配がまるでありません。楽しいですよねAC6。 さて、ちょっと面白いなーと思ったことがあったので記事にしてみます。 8月半ば、夏休みもぼちぼち中盤を過ぎた頃のことです。 リモートワークを終えて階下に降りてみますと、リビングの床をごろんごろんと、かなりの距離にわたって勢いよく転がりながら、次女が何やら悩んでいました。 困った時に周囲に分かりやすく発信してくれるのはしんざき家の子どもたちに共通の美点でして、親としては問題解決の為の声掛けがしやすくって助かっております。 いつも通り「何か困ってるの?」と聞いてみたら、「かせつ」という三文字が返ってきました。 ビルの足場でも作るのかなと思ったところ、よく聞いてみると「自由研究で、ちゃんとした仮説の作り方が分からない」というのです。 私「自由研究で仮説立てるの?

    次女が「正しい仮説の立て方」に悩んでいたので「仮説は間違っていていい」と教えた話。
    gonai
    gonai 2023/09/07
    えっ、大学生の話だよね?
  • 長寿とは豊かさである。その意味、わかってらっしゃいますか?

    今回、『シロクマの屑籠セレクション』として寄稿したこの文章は2016年に書かれたものだが、内容が古くなっているとは思えない。むしろ今後ますますクローズアップされ、論議されていく可能性の大きなものだと思う。 高齢者を巡っては、さまざまな問題とその解決策が議論されている。 たとえば高齢者において著しい貧富の格差もそうだ。高齢者ひとりひとりの問題として考えた場合、経済事情の厳しい高齢者の問題は小さくない。 が、大局的にみた場合、今日の高齢者はやはり豊かではないだろうか。そういうことを随筆したのが以下の文章だ。 みんな「長生き」=「豊かさ」を忘れてしまっている 現在の日の高齢者は豊かである。もちろんひとりひとりの高齢者を見れば、老々介護を余儀なくされている家庭や無資格施設に”収容”されている高齢者の経済事情は厳しい。 それでも全体としてみれば日の高齢者は恵まれていると言って構わない、と思う。

    長寿とは豊かさである。その意味、わかってらっしゃいますか?
    gonai
    gonai 2023/08/10
    最後の章で突然悲観的になるの何なの。医療技術の発展によって、医療費の負担が少ないうえに皆が健康になる未来の方が現実的だと思うんだけど。
  • なぜ図書館で本を借りることは恥ずかしいのか?

    図書館を借りられることは正しいのか? 「図書館を借りられることは正しいのか?」と問われて、「正しい」と答えるのが正しい。 どのように正しいのか。AIにいくら「図書館を貸し出すことの弊害」を訊いても、結局は「図書館を貸し出すこと、市民がを借りられることは正しい」と答えるくらいには正しい。そのくらいポリティカルに正しいのだ。 日には「図書館の自由に関する宣言」というものもある。1954年に採択された。少し長いが引用したい。 図書館は、基的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。 1.日国憲法は主権が国民に存するとの原理にもとづいており、この国民主権の原理を維持し発展させるためには、国民ひとりひとりが思想・意見を自由に発表し交換すること、すなわち表現の自由の保障が不可欠である 知る自由は、表現の送り手に対して保障されるべ

    なぜ図書館で本を借りることは恥ずかしいのか?
    gonai
    gonai 2023/08/08
    一生分の本を図書館で借りたので、今は買うことにしています。電子書籍のセール万歳。
  • でかいペットボトルの焼酎を買う人間の末路

    おれと酒、酒とおれ おれは酒が好きだ。酒も俺のことが好きなんじゃないかな。 とはいえ、「酒」といってもいろいろある。大きく分けたら醸造酒と蒸留酒ということになるのか。大きく分けたらおれは蒸留酒のほうが好きだということになる。 おれが好きなのはウイスキーだ。ウイスキーがお好きでしょう。でも、さらに絞りたい。絞った先にあるのは、スコッチということになる。スコッチのなかの、シングルモルトということになる。 シングルモルトのなかでも、アイラモルトが好きだということになる。ラフロイグが好きだ、ボウモアが好きだ、なによりアードベッグが好きだということになる。どんな味がするのか。薬品臭とすら言われる独特の香りがある。そして、酔いがたまらん。 「酔い」に違いがあるのか。味や、匂いではなく。 おれは「ある」と答えたい。質の良いスコッチのもたらす酔いは別格だ。一瞬で深く染み渡り、じつにいい気分になれる。そして

    でかいペットボトルの焼酎を買う人間の末路
    gonai
    gonai 2023/06/28
    断水でうんこを流せなくなった時の対策に4Lのペットボトルに水を貯めておくため、一時期4L焼酎を飲み続けた。4Lはコップに注ぐのが難しい。
  • いっそのこと「くじ引き民主主義」なんて、どうなんだ?

    代議制民主主義のバグ なんかどうだ、日政治? ここんところどうかね? どうもなんかよくないよな。よくないところがあるんじゃないのか。 よいという人もいるだろうが、それはたとえば自分の支持する政党が政権与党にあるとかそういうことで、もうちょっと仕組みというか、構造というか、そういうところに問題あるような気はしないか。 おれはするのであって、とくによくないんじゃないかと思うのが「世襲」の問題だ。世襲政治家ばかりになっている。 ちょっとまえにこちらの記事を読んだ。 日には「世襲政治家」が多すぎる、ビジネス界からの転身が少ない根理由、これだ。 正直、ビジネス界というものから政治家への転身が望ましいのかどうかはわからない。わからないけれど、世襲よりましだよなって思うところはある。 まあそれはともかく、興味深いのは、現在与党である自民党が当選回数至上主義になっていて、当選回数が多い人間が党内で

    いっそのこと「くじ引き民主主義」なんて、どうなんだ?
    gonai
    gonai 2023/06/06
    どう考えても官僚主導になるわ。世襲制を防ぐのは3親等以内は同じ選挙区で立候補禁止とか法律で決めるしかないけど、国会議員が作ってくれるわけがない。