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本に関するmmsuzukiのブックマーク (2,058)

  • 『生命式』(河出書房新社) - 著者:村田沙耶香 - 鴻巣 友季子による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:村田沙耶香出版社:河出書房新社装丁:単行(272ページ)発売日:2019-10-16 ISBN-10:4309028306 ISBN-13:978-4309028309 多数派の「ふつう教」信仰をゆるがすたとえば、「学校を卒業したら、就職して、結婚して、子どもをつくるのがふつうでしょ?」といった「ふつう」への信心を村田は一つ一つ丹念に疑い、「ふつう教」という多数派の信仰をゆるがしてきた。 『殺人出産』では、少子化対策として生殖を恐るべき方法でコントロールする国家が描かれ、『消滅世界』では、恋愛結婚、セックス、家制度、ジェンダーといった概念が次々と消滅していく近未来が描かれた。『コンビニ人間』では、「常識」の同調圧力の狂気に抵抗するため、コンビニと一体化する女性が登場し、英語をはじめ多国語に翻訳されて、世界の読者を熱狂させている。 何が正常で、何が異常なのか? こんな名言の数々があ

    『生命式』(河出書房新社) - 著者:村田沙耶香 - 鴻巣 友季子による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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    mmsuzuki 2024/06/02
  • 読書する時間がない時代をどう生きる?三宅香帆と読む『ファスト教養』 - 集英社新書プラス

    「役に立つ」知識を手っ取り早く身につけ、他者を出し抜き、ビジネスパーソンとしての市場価値を上げたい。そんな欲求を抱えた人たちによって、ビジネス系インフルエンサーによるYouTubeやビジネス書は近年、熱狂的な支持を集めている。 一般企業に勤めながらライターとして活動するレジー氏は、その現象を「ファスト教養」と名づけ、その動向を注視してきた。「ファスト教養」が生まれた背景と日社会の現状を分析し、それらに代表される新自由主義的な言説にどのように向き合うべきかを論じたのが、『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』(集英社新書)だ。 今回は、レジー氏と同じく会社員として長らく兼業で活動していた、書評家の三宅香帆氏をお迎えし、両氏に「ビジネスパーソンが読書をすること」「ポップカルチャーにおける趣味と労働」をテーマに対談いただいた。誰しもが生活と労働に追われ、「読書をする時間がない」と焦りと不安

    読書する時間がない時代をどう生きる?三宅香帆と読む『ファスト教養』 - 集英社新書プラス
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    mmsuzuki 2024/06/02
  • Amazon.co.jp: サイバースペースの地政学 (ハヤカワ新書): 小宮山功一朗, 小泉悠: 本

    Amazon.co.jp: サイバースペースの地政学 (ハヤカワ新書): 小宮山功一朗, 小泉悠: 本
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    mmsuzuki 2024/06/02
    “サイバースペースの地政学 (ハヤカワ新書) 新書 – 2024/6/19 小宮山 功一朗 (著), 小泉 悠 (著) /* * Fix for UDP-1061. Average customer reviews has a small extra line on hover * https://omni-grok.amazon.com/xref/src/appgroup/websiteTemplates/retail/SoftlinesDetailPageAs
  • 中国はいかにして経済を兵器化してきたか | 話題の本 | 草思社

    年々、軍事的脅威をあからさまに見せつけている中国は、一方では世界第2位のDGPの経済力と世界中の企業の垂涎の的である巨大市場を背景として、世界経済への見えない支配力を強めている。それはもはや経済を「兵器化」させたものと言え、書ではさまざまな領域におけるその実態を詳細にレポートするものである。 権威主義的エコノミック・ステイトクラフトという脅威 著者はキーワードとして「エコノミック・ステイトクラフト」を用いる。これは「国家が政治的目的を達成するため、軍事的手段ではなく経済的手段 を使って他国に影響力を行使すること」と定義され、世界の多様な場面に見られる行為である。が、問題はその主体が「権威主義政府」である「中国共産党」だということだ。 ――――――― ▽中国の権威主義的エコノミック・ステイトクラフトは、「政治最優先」を意図し、その意図を隠そうともしない。…国内外の経済活動に対する国家統制を

  • 人類学者のレンズ 「危機」の時代を読み解く | 西日本新聞 オンラインブックストア powered by BASE

    当たり前の日常が、視点を変えると全く別の世界になる―。 気鋭の人類学者による、世界の見方を変える「手引き」書。 西日新聞で2020~2022年に連載した「人類学者のレンズ」、朝日新聞で2018年に連載した「松村圭一郎のフィールド手帳」を加筆・修正、再編集して書籍化。 「うしろめたさの人類学」などで知られる筆者は、コロナ禍やオリンピック、地震、水害、戦争などの社会、時事問題が噴出する「現在」に立脚しつつ、人類学の先行研究、原点であるエチオピアの人類学調査、古里の熊での思い出をたどっていく。 人類学者のさまざまな眼を通じて、「危機」の時代を読み解き、揺れる「今」を生きるヒントを考える。 レヴィ=ストロース、ルース・ベネディクト、デヴィッド・グレーバー、ティム・インゴルド、岩田慶治、猪瀬浩平、磯野真穂など、国内外の人類学者の論考が登場。人類学という学問と現実をつないでいく試み。 西日新聞連

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    mmsuzuki 2024/06/01
  • 第七の男 ジョン・バージャー(著) - 黒鳥社

    初版年月日 2024年5月15日 書店発売日 2024年5月15日 登録日 2023年10月11日 最終更新日 2024年5月15日 紹介 ジョン・バージャー(1926-2017)──小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあった20世紀英国文学における孤高の"ストーリーテラー"が、今から50年前に放った鮮烈なドキュメンタリー。欧州の移民問題を扱い、新自由主義経済の暴力の核心に迫った伝説的「告発の書」、待望の初訳! ────────────────────────── 最も政治的で、最も先鋭的で、 最も激しい告発をもって、 最も気高い人間性を証明する。 ジョン・バージャー。 私たちが最も長く愛する作家 。 ──キム・ソヨン (詩人/『数学者の朝』『一文字の辞典』ほか) ジョン・バージャーは、わたしが親密な繋がりを感じる作家のひとりです。 彼の作品は、美と政治の双方に深く関わってい

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  • 何が「正しい」歴史なのか、それを誰が決めるのか 宇野重規さん:朝日新聞デジタル

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    何が「正しい」歴史なのか、それを誰が決めるのか 宇野重規さん:朝日新聞デジタル
  • パレスチナ/イスラエルの〈いま〉を知るための24章 - 株式会社 明石書店

  • それでもなぜ、トランプは支持されるのか 会田 弘継(著/文) - 東洋経済新報社

    紹介 南北戦争以来の「内戦」は起こるのか。 ウクライナは見放されるのか。 日米安保は破棄されるのか。 第一次トランプ政権の終焉、バイデン当選、「Qアノン」による連邦議事堂襲撃から約4年。 次期大統領選に向けた皮切りとなるアイオワ州共和党予備選(24年1月)で大差の勝利を得たトランプ。 日から見ていると信じられないかもしれないが、アメリカ共和党内では依然として圧倒的支持を得ており、共和党大統領候補として選ばれることが確実視されている。 一方で前回大統領選後の議事堂襲撃を扇動した罪などで司法からは多数の刑事訴追をされており、このまま何事もなく選ばれていくのかを疑問視する声もある。 それでもなぜ、彼はこれだけ支持を集めているのだろうか。 トランプ現象の質を最も早く見抜いたアメリカ・ウォッチャーの第一人者が、アメリカ政治に起きている地殻変動と、建国以来の保守思想がその源流にあることを明らかにし

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  • 哲学対話日記 powered by BASE

    【重要:発送時期について】 増刷対応をしますので、発送は6月中旬以降になります。ご理解のうえお求めください。 ※可能であれば「備考欄」にこのをお知りになった経緯などを書いていただけるととても励みになります‼︎ ※文学フリマ東京38の会場にてお配りしたフリーペーパーを下記のリンクから公開しています。読書のお供にしていただければうれしいです。 https://drive.google.com/file/d/1cnxjJFDct_iqQ2gh1SYckfHZbI_URQHK/view ※文フリ当日のこと、それから書の作成過程や企画意図を含むあとがき的文章を下記のブログに書きました。https://p4c-essay.hatenadiary.jp/entry/2024/05/24/230919 ---- 人と集まって日常とは異なる空間をつくる哲学対話の時間は、それぞれの日常とゆるやかにつながっ

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  • 16 同じ筏のうえで――あなたはわたしになったあなたを殺せない 白岩英樹|夕書房

    リレーエッセイの初回「「生き直し」のヒントを探す旅へ」がWeb上で公開されたのは、およそ7カ月前、昨年の10月9日(月)であった。編集者への原稿送付期日はその5日前、10月4日(水)に設定されていたと記憶している。 ガザでのジェノサイドが公然と開始されたのは、その狭間だった。国連の報告によれば、パレスチナ自治区ガザ地区の犠牲者総数はすでに3万5000人を超えた。その7割以上を女性と子どもが占め、1万人以上がいまだ瓦礫のしたに埋まったままである。 きわめて非対称かつ圧倒的な暴力を前にして、アメリカを中心とする西欧諸国は停戦の仲介を図るどころか、自国市民の抗議活動を暴力装置によって鎮圧し、イスラエルによる無差別攻撃を側面支援してきた。その一方で、国連安全保障理事会に停戦を求める決議案を提出し、国際司法裁判所にイスラエルを提訴したのは、「グローバルサウス」と呼ばれる、かつて米欧の植民地支配に苦

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  • 98万円で温泉の出る築75年の家を買った - takadonomadoka - BOOTH

    同人誌なのに、某緑の有名不動産雑誌に取材されました! コロナ禍で旅行も出来ず、お金もないけど、二拠点生活をやってみたい作家が、実際に98万円で温泉が出る築75年の家を買ったレポ。 そもそもビンテージマンションや古民家、田舎物件ってゼロ円からあるけど、ぶっちゃけどこをどうチェックして買いかそうでないか判断していいかわからない人も多いと思います。 これはあちこち探し回り、実際住んで聞き込みをし、ボロを買って、いま楽しくオーシャンビュー魚介温泉二拠点生活を満喫している私が、どうやってここを探し、なぜ買ったのかノンフィクション120パーセントでお送りするエッセイです。 72p/フルカラー表紙/1000円 発送は4月上旬になります。 売り上げで、昭和の窓を、変えたいっ。 同人誌なのに、某緑の有名不動産雑誌に取材されました! コロナ禍で旅行も出来ず、お金もないけど、二拠点生活をやってみたい作家が、実際

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  • 食の世界史 - 株式会社昭和堂

  • パスポートの発明 | 法政大学出版局

    四六判 / 324ページ / 上製 / 価格 3,520円 (消費税 320円) ISBN978-4-588-60304-4 C3330 [2008年12月 刊行] フランス革命以後、国家が国民の移動手段を合法的かつ独占的に掌握するのに決定的な役割を果たしたのがパスポートであった。書は、近代以降のヨーロッパ各国およびアメリカの事例を具体的にあげながら、地方自治体や封建領主等から国家へと、合法的な移動手段が奪い取られていくプロセスを描き出し、パスポート制度という国際的なシステムの確立とその現代的な意味を問う。 ジョン・トーピー(トーピー ジョン)ジョン・トーピー(John C. Torpey) 1959年生まれ。カリフォルニア大学アーヴァイン校の社会学助教授、ブリテシュコロンビア大学の人類学・社会学・ヨーロッパ研究学科の准教授を歴任。現在、ニューヨーク市立大学大学院の社会学教授。カリフォル

    パスポートの発明 | 法政大学出版局
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    mmsuzuki 2024/05/26
  • Book Review:グローバル化がかえって“国境の壁”を厚くする、という逆説 評者・将基面貴巳 | 週刊エコノミスト Online

    『流出する日人 海外移住の光と影』 著者 大石奈々(メルボルン大学アジア研究所准教授) 中公新書 924円 英国留学のために日を後にして32年になる評者にとって、日人の海外移住は個人的に大きな関心事である。評者は今年2月に亡くなった世界的指揮者・小澤征爾氏の著書『ボクの音楽武者修行』などに啓発されて海外を目指した。そうした人生経験に照らしてみても、過去半世紀の日人による海外移住は、金銭目当てというよりは「自己実現」や「生きづらい環境を逃れたい」という意思を反映する傾向が強いという書の指摘には実感として納得がいく。 しかも、移住者には女性が目立って多いというのも至極当然なように思われる。ただし、最近では大地震などの災害リスクや台湾をめぐる安全保障リスク、さらに日経済の長期的なリスクなども海外脱出のプッシュ要因になっているという。とはいえ、海外に出れば万事がバラ色というわけではない

    Book Review:グローバル化がかえって“国境の壁”を厚くする、という逆説 評者・将基面貴巳 | 週刊エコノミスト Online
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    mmsuzuki 2024/05/18
  • Amazon.co.jp: アメリカ映画の文化副読本: 渡辺将人: 本

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    mmsuzuki 2024/05/18
    “アメリカ映画の文化副読本 単行本(ソフトカバー) – 2024/1/26 渡辺将人 (著)”
  • 「芸術と生活をつなげる感覚」哲学者・千葉雅也が新刊で伝えたかったメッセージ【著者インタビュー】(週刊現代) @moneygendai

    『センスの哲学』(文藝春秋)は、気鋭の哲学者・作家の千葉雅也氏によるまったく新しい視点の芸術入門書だ。書で登場する「センス」と「リズム」の関連とは?「芸術と生活をつなげる感覚」とは?著者インタビューをお送りしよう。 新しい芸術入門書 ―書はまず、「芸術と生活をつなげる感覚を伝える」ことに主眼があると説明されます。こうした試みはどこからスタートされたのでしょうか。 試みをスタートさせたというよりは、僕が成長する過程で持つようになった芸術への感触を、素直に文字に起こしたという感じですね。もともと芸術を味わうことは、「べ物を味わう」ようなことだという感覚が自分のなかにあり、その思いをいつかは、さまざまな芸術論や哲学などを援用して文章にしたいと感じていたんです。 ただ、それを20代や30代でやろうとしていたら、恐らくは論文調の硬いものになったでしょうし、より柔らかく昇華させて、いろんな人に届

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  • 詩の中の風景 石垣りん(著/文) - 中央公論新社

    紹介 いつでも訪れることができる、不思議にひろい場所。ときどき深呼吸をしたくなる原っぱ。かたくなな心に手をさしのべてくれ、暮らしの中で鏡のように光るもの。――詩は自分にとって実用のことばという著者が、みずみずしい感性で五三人の詩篇を選び、エッセイを添える。読者ひとりひとりに手渡される詩の世界への招待状。〈解説〉渡邊十絲子 石垣りん (イシガキリン)  (著/文) 石垣りん 一九二〇年東京生まれ。詩人。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿する。小学校卒業後、十四歳で日興業銀行に就職。二十五歳の時に敗戦を迎え、戦後は職場の組合活動にも参加しながら詩作に集中。三八年同人誌「断層」を創刊し福田正夫に師事。五九年第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。六九年第二詩集『表札など』でH氏賞、七一年『石垣りん詩集』で田村俊子賞、七九年『略歴』で地球賞を受賞。二〇〇四年没。

    詩の中の風景 石垣りん(著/文) - 中央公論新社
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    mmsuzuki 2024/05/13
  • 帝国アメリカがゆずるとき 譲歩と圧力の非対称同盟 - 岩波書店

  • 『闇の中の男』 ポール・オースター、柴田元幸/訳 | 新潮社

    老いた男が独り、夜の闇の中で想像に耽る。そのこと自体が、何か特別であるわけではない。眠りにつく前のひとときに想像を巡らせることはありふれた行為だろう。だが、その男の想像している物語が、21世紀に入って内戦に突入した「もう一つのアメリカ」であるとすると、平凡に思えた風景はにわかに不穏な色合いを帯び始める。ポール・オースターの新作小説『闇の中の男』(原書は2008年刊行)は、ゆったりと過ぎる夜の時間と、想像のなかでめまぐるしく展開するアメリカ内戦という、緩急が奇妙に入り混じった語りによって開始される。 「アメリカ」という主題に対するオースターはどこか、密着はしないが、決定的に離れることもない、衛星のような位置を取る作家である。ニューヨークを現実から一歩遊離した記号世界のように描く初期の三部作から、アメリカ的な旅の変奏としての『ムーン・パレス』、1980年代から冷戦終結直後のアメリカ政治を色濃

    『闇の中の男』 ポール・オースター、柴田元幸/訳 | 新潮社