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歴史と文学に関するnakakzsのブックマーク (6)

  • 源氏物語で「女の死」の場面ばかり描かれる理由

    最愛の紫上の死は『源氏物語』のクライマックス 「御法」で描かれる紫上の死の場面は、『源氏物語』全体のクライマックスと言っても、まず言い過ぎではあるまい。 紫上という人は、源氏がとして真剣に愛した唯一の人であった。あの須磨明石へ蟄居の折に、いつだって源氏の脳裏に浮かび来たのは紫上であったし、帰京後、また共に暮らすようになった折の叙述に、源氏は、この君の魅力が天下無双のものであることをつくづくと再確認し、「いったいどうやって平気で何年も逢わずにおられたものであろう」と我ながら訝しくさえ思ったとある。 それほどに源氏が心を込めて愛した人が、物の怪の祟りでもなく、まったくの定命(じょうみょう)によって、何の苦しみもなく「消えゆく露の」ようにも儚く死んでしまうのだが、しかし、その死の床には、源氏も、明石の中宮も、夕霧も、みな囲繞して看取っていた。こんな幸福な死に方をした女君は、この人を置いて他には

    源氏物語で「女の死」の場面ばかり描かれる理由
    nakakzs
    nakakzs 2021/03/15
    光源氏の死については、「雲隠」が執筆されたか否かが不明なのもあるから、描かなかったとは言い切れないけど、書かれていたとして想像できる範囲で女性達の死の場面を超えられたとは思えないな。
  • 源氏物語で最古の写本発見 定家本の1帖「教科書が書き換わる可能性」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

    源氏物語の現存する最古の写で、鎌倉時代の歌人・藤原定家による「定家」のうち「若紫」1帖(じょう)が、東京都内の旧大名家の子孫宅で見つかった。冷泉家時雨亭文庫(京都市上京区)が8日発表した。定家が校訂したとみられる書き込みや、鎌倉期に作られた紙の特徴などから、同文庫が定家と鑑定した。 既に確認されている定家4帖は、いずれも国の重要文化財に指定されている。「若紫」は、光源氏が後にとなる紫の上との出会いを描く重要な帖だけに、今後の古典文学研究に大きな一石を投じる可能性がある。 源氏物語(全54帖)の定家は、紫式部による創作から約200年後の13世紀初めに書き写された。昭和初期に国文学者・池田亀鑑(きかん)が調べ、「花散里(はなちるさと)」「柏木」「行幸(みゆき)」「早蕨(さわらび)」の4帖が確認されていた。 今回鑑定した元文化庁主任文化財調査官の藤孝一氏によると、冊子の大きさは縦2

    源氏物語で最古の写本発見 定家本の1帖「教科書が書き換わる可能性」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
    nakakzs
    nakakzs 2019/10/08
    一帖でこれだけ大騒ぎになるのだから、もし存在自体が不明の「雲隠」とか出てきたら(真贋判定に相当かかるだろうが)とんでもないことになるのだろうなあ。
  • 横たわる夕顔、嘆く光源氏…幻の「夕顔の死」見つかる:朝日新聞デジタル

    江戸時代初期に描かれ、全容がわからないこともあって「幻」とも呼ばれる「盛安源氏物語絵巻」のうち、ヒロインの一人である夕顔の死を描いた場面が新たにフランスで見つかった。源氏物語絵巻で不幸な場面を描いたものは、極めて珍しい。 横たわる夕顔や死を嘆く光源氏、駆けつける家臣、建物の内装などが精巧に描かれた図は縦35センチ、横132センチ。保存状態はよく、金がふんだんに使われている。仏のコレクターが購入後、美術史家のエステル・ボエールさんを介して佐野みどり学習院大教授(日美術史)が調査。画風などから盛安の夕顔と確認した。 佐野教授によると、多くの源…

    横たわる夕顔、嘆く光源氏…幻の「夕顔の死」見つかる:朝日新聞デジタル
    nakakzs
    nakakzs 2019/01/16
    そのうち現存どころか存在が疑われている幻の章「雲隠」もひょっこり出てきたりしてな。たぶん日本が大騒ぎになるが。
  • シェイクスピアは「強欲商人」 英教授が研究成果発表+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    1610年に当時46歳だったシェイクスピアを描いたとされる肖像画。シェイクスピアの肖像画は真贋をめぐる論争が絶えないが、その人物像にもこれまでさまざまな説が唱えられてきた(AP) 「ハムレット」や「リア王」といった歴史的な傑作で知られる英劇作家、ウィリアム・シェークスピア(1564~1616年)が、実は飢(き)饉(きん)に乗じて不正蓄財に走ったうえ、脱税の疑いなどで起訴され、刑務所行き寸前だったことが、英研究者らの調査で明らかになった。貧しい人々の権利を擁護するため数々の名作を世に送り出したとされる彼だが、今回、明かされたもうひとつの顔は、代表作「ベニスの商人」に登場する非情な金貸しシャイロック顔負けの“非情なビジネスマン”だった…。 「われわれは、見過ごされがちなシェークスピアのビジネスマンとしての手腕を学ばない限り、彼の作品を完全に理解することはできない」。今回の研究結果を3月31日に

    nakakzs
    nakakzs 2013/04/02
    シェークスピアの考察は腐るほどあるので、そのうちのひとつという前提で興味深い。
  • 三流歌人なぜ選ばれた 百人一首めぐる5つのナゾ - 日本経済新聞

    誰もが一度は遊んでいるであろう正月の定番「百人一首」。飛鳥時代末から鎌倉初期までの約600年間のうち、小野小町ら和歌の達人100人の歌を選んだベスト版だ。恋の歌が多いことでも有名で少女マンガのテーマにもなり、最近は若い世代のファンも増えてきた。第1首の天智天皇から始まり第100首の順徳院で終わるこのアンソロジーは鎌倉初期の大歌人・藤原定家(1162~1241)が優れた歌を選(よ)りすぐって作った

    三流歌人なぜ選ばれた 百人一首めぐる5つのナゾ - 日本経済新聞
    nakakzs
    nakakzs 2013/01/02
    百人一首で一番知名度が上がったのは蝉丸と思う。
  • asahi.com(朝日新聞社):芥川龍之介「朝日は商売仇」 毎日入社時27歳の手紙 - 文化

    新発見された手紙。4行目に「商売仇」の文字がある芥川龍之介  芥川龍之介が大阪毎日新聞に入社したばかりの1919年5月、同社の文芸部副部長で明治詩壇の第一人者だった薄田泣菫(すすきだ・きゅうきん)に送った手紙が見つかった。ライバル紙の大阪朝日新聞を「商売仇(がたき)」と表現してみせるなど、専業作家として雇われた「新入社員」の高揚が読み取れる。  手紙は、泣菫の遺族が岡山県倉敷市に寄贈した遺品から、東京成徳大学の庄司達也教授と岡山大学の西山康一准教授が共同研究で見つけた。  大学在学中に「羅生門」を書いた芥川は、卒業後に就いた英語教師を退職。19年3月、出社の義務がない専業作家として大阪毎日新聞に27歳で入社した。手紙は、その直後に出された。

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