【動画】安徳天皇しのぶ「先帝祭」=溝脇正撮影上臈参拝で、独特の足さばき「外八文字」を披露する太夫=3日午後、山口県下関市の赤間神宮、溝脇正撮影 平家と源氏が戦った壇之浦の合戦(1185年)で関門海峡に入水した安徳天皇をしのぶ「先帝祭」が3日、山口県下関市であった。メーンは平家の女官が命日に毎年参拝したという言い伝えにちなんだ「上臈(じょうろう)道中・参拝」。豪華な衣装をまとった5人の太夫が、黒い高げたを外に振り出しながら歩く独特の足運び「外八文字」を披露した。 太夫は稚児や警固らを従えて市内を練り歩き、安徳天皇をまつる赤間神宮へ。水天門から本殿へとかけられた天橋を渡って参拝した。振袖(ふりそで)太夫を務めた九州国際大付属高2年、甲斐英子さん(16)は「衣装が重かったので体を強く動かすよう意識した」と話していた。 関連リンク動画ページ源平合戦から奇兵隊まで 下関の神社で歴史ミュージカル(