10月14日、韓国の最高裁判所はデジタル性犯罪「n番ルーム」事件で「博士ルーム」を運営していたチョ・ジュビン(26歳)へ懲役42年を宣告、刑が確定した。 判決は、児童・青少年の性保護に関する法律違反、淫乱物を製作し配布及び犯罪団体を組織した疑いなどによるもの。10年間の身元公開、児童・青少年関連機関や障害者の福祉施設での就業制限、そして出所後30年間、位置追跡のための電子足輪を付着すること、1億ウォン(約980万円)あまりの追徴金なども科せられた。 残酷さが際立っていた、大規模なデジタル性犯罪事件 韓国でのデジタル性犯罪史上、懲役42年の実刑は前例がなく、ネット上では「ようやく被害者にも目が向けられた判決が出た」「いまだに加害者中心主義だ。量刑はまだ軽い」などの声が飛び交っていた。