2022年に起こった地味に便利な変化の1つに、GitHubが、Markdownのコードブロックのmermaidを図に変換して表示してくれるようになったことが上げられます(主観)。 これが便利なので、emacsでmarkdownを書きながら自動更新されると嬉しいなと思い、ファイルを見張り自動で更新しつつ、mermaid部分を描画してくれるようなツールfosiを作りました。 インストールと使い方 fosi自体は、node.jsで実装されたCLIで、npmコマンドでインストールできます。 インストール後、markdownファイルがあるディレクトリに移動してください。 fosi -i ファイル名を実行すれば、サーバーがport 3000で立ち上がります。その後、ブラウザでlocalhost:3000にアクセスすれば、markdownが変換されたHTMLが確認できます。 このとき、コードブロックにm
この記事は Vim advent calendar 2021 その2 の22日目の記事です。 昨日はゴリラさんの記事「GitHubのissueを編集するときの補完機能を実装した話」でした。 明日は @seroqn さんの記事「もっと軽量な statusline と tabline」が公開される予定です。 はじめに 今年は Neovim に大きな変化がありました。 v0.5.0 と v0.6.0 のリリースです。特に v0.5.0 から tree-sitter のライブラリが組み込まれたことは大きな話題を集め、以下をはじめとする様々な記事で紹介されました。 これらの記事で紹介されている通り、nvim-treesitter というプラグインを用いると tree-sitter の力を借りられるようになります。高速な構文解析に基づき、シンタックスハイライトやインデントといった様々な処理を正確かつ柔
howto-tech-docs.md 技術文書の書き方 このメモは、私(@ymmt2005)が長年にわたってソフトウェアプロダクト開発に関わってきて 2022年現在こうしたほうが良いと考えているベストプラクティスです。 科学的な分析等に基づくわけではない経験則であるため、今後も随時見直すことがありますし、 ここに書いてあることが常に正しいわけでもあらゆるソフトウェア開発に適するわけでもありません。 しかしながら、実務経験が豊富で、モダンな技術スタックに明るいエンジニアの経験則は一定の 役に立つのではないかと考えて記します。 技術文書とは ここでは、ソフトウェア開発で技術者が書くべき文書ということにします。 ソフトウェアエンジニアにも役割がいろいろあり、アーキテクトと independent contributor では書く文書が違うということはあるでしょうけれど、ここではごっちゃにします。
github.com markdown-mode に markdown-fontify-whole-heading-line flagを実装した. 機能としては org-fontify-whole-heading-line と同じで, non-nilの場合 header lineを丸々一行色付けできるようになる. 特に emacs 27で追加された faceの extend 属性を non-nilにして, 背景色を設定すればその行をすべて色付けできる. (補足 extend 属性が nil だと文字がある部分までしか色付けされない) 設定は以下のようになる (setq markdown-fontify-whole-heading-line t) (set-face-attribute 'markdown-header-face-1 nil :extend t :background "gr
この記事は Hugo でブログを始めようとしている方へ向けた Hugo 入門記事となっており、Hugo による静的なブログの構築・運用方法 を簡単にですが紹介します。 Hugo の Awesome は以下をどうぞ。 Awesome Hugo - 有用なリンクまとめ - Qiita 動的サイトから静的サイトへ WordPress で構築する、というのが長らくブログ運用の主流でした。もちろん現在も多くのサイトが WordPress によって運用されていますが、最近では「 静的サイト 」という選択肢も広まってきています。(調査したわけではありませんがこの分野に関心がある人の中で実感している人は多いと思います。) 静的サイトとは HTML, CSS, JavaScript のみで構成 サーバーサイドの処理を PHP で書いたりする、というような必要はありません。私たちが気にしなければならないのは
ソフトウェアに関する記事やコラムを書くなら、Markdown 記法はとても良い選択です。見た目の統一感があり、覚えやすく、軽量です。 この「Markdown での書きやすさ」を物理書籍や電子書籍の執筆にも応用できたらな、、、 "W3C Paged Media Viewer" はそれを実現する、OSS の Visual Studio Code のエクステンションです。エクステンションを入れただけの超シンプルな環境を使って、手間いらずでサクッと技術書を執筆することができます。 以下に示すとおり導入は簡単です。 1. VS Code を起動します 2. CTRL + SHIFT + X とタイプして Extensions ビューを表⽰します 3. 検索ボックスに paged media と⼊⼒し、 W3C Paged Media Viewer あるいは abechanta.vscode-ext-
手順書フォーマットは千差万別 みなさんは自己流または、組織やプロジェクトで定められた手順書のフォーマットはありますか? 私は自己流の手順書フォーマットがあります。 自己流の手順書フォーマットがあるといっても、かなり扱いがふわふわしているので、備忘やメモの意味合い強めでまとめていきます。 「もっとこうした方がいいよ!!」などフィードバックがあれば、ぜひお願いします! いきなりまとめ 手順書はExcelやスプレッドシートではなく、Markdownで書く 手順書はgitで管理する 5W1Hを意識して手順書を書く 基本的にはCLIを使った手順書にする 手順書はExcelやスプレッドシートではなく、Markdownで書く 手順書をExcelやスプレッドシートで書くメリット・デメリット 手順書をExcelやスプレッドシートで書いている方も多いと思いますが、私はMarkdownで書いています。 Exce
【VS Code + Marp】Markdownから爆速・自由自在なデザインで、プレゼンスライドを作るMarkdownVisualStudioCodeDraw.ioMarpvega TL;DR Visual Studio Code上で、Markdownから、こんな感じのデッキを生成できるようにします。 使用したファイル類は、GitHub tomo-makes/marp-styles にまとめました。 きっかけ 叩き台となる資料がなく、急ぎプレゼンをする機会があり、Marpで作成した 内輪では使っていたが、多くの目に触れるのは初めてで、もう少しデザインを調整したいと思った 今後も使いまわせるものを、スニペット、およびサンプルテーマ化しておこうと思い立った ついでにいろいろな図表の生成とデッキへの入れ方、必要そうな配色、素材のリンクをまとめておきたい Marpとは Marp: Markdown
Qiita 向けの Markdown Exporter の選択 Hugo 向けの Exporter は ox-hugo 一択でよいだろう。Qiita 向けの Markdown の生成には、いつくかの候補を検討した後に、最も機能の差分が少なかった ox-gfm を選択した。他の選択肢としては、標準の ox-md や、こちらの記事で紹介されている ox-qmd などがある。特に ox-qmd はそのものズバリで、最も org-mode から Qiita への再現性が高いと思われた。しかし、自分の設定が悪いのか、org の table が HTML として出力されてしまい、その結果、文字修飾が有効にならないという問題があったため断念した。他にも ox-pandoc からも Markdown を出力できるが、今回は試していない。 ox-hugo と ox-gfm のインストール ox-hugo と
Monaco Markdown Editor For GitHub GitHubでMarkdownを書くときにテキストエリアがVS Codeみたいになるブラウザ拡張 chrome.google.com 機能としては Markdownとコードスニペットのシンタックスハイライト Tabでインデント、Shift+Tabでインデントの戻し マルチカーソル F11でフルスクリーン フルスクリーンモードでは、十分な領域があればプレビューを表示 etc github1s GitHubのリポジトリのURLに1sを追加するだけで、VS Codeでリポジトリを読むことができるサービス 例えば、VS Codeのリポジトリ https://github.com/microsoft/vscode を見たい場合は、 https://github1s.com/microsoft/vscode を開くだけ。 なんだけど、
今年は文章校正の環境を整えられなかったことが大きな課題でした。いままで、秀丸のハイライト……はMacに乗り換えたのでお別れしたり、miを使って表記ルールを入れ込む……は用語統一を登録するので精一杯で実用的にはならなかったりといった具合で、なかなか「これ!」という校正・校閲環境に持って行けていませんでした。 そんなとき見つけたのがtextlintというもの。ATOKのような文章チェックをしてくれるものとイメージしてもらえたらよいかなと思います。 Markdown などのテキストファイルを特定のルールにしたがってチェックするツールです。 ルールは作者の azu さんを始め、多くのルールが公開されています。 (textlintとVSCodeで始める文章校正) で、textlintはVSCodeというエディタで動かせます。VSCode(Visual Studio Code)は、マイクロソフトが提供
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