企業内部にない技術や知見を「外」に求める。そして革新的な製品やサービスで開発する。 オープンイノベーションと呼ばれるこの手法で重要なのがマッチングだ。ある技術を欲している企業と、技術を持っている企業を結びつける。 これがなかなか難しい。仲介を手がける専門のコンサルティング会社もあるほどだ。 こうした中、新たな仲介役となりそうなのが日本技術者連盟(東京都港区)が運営する技術検索サイト「WKX(Web Knowledge Expo)」。日本語では技術取引市場と名付けられたこのウェブサイトには、ユーチューブなどのサイトから、技術紹介に関連のある動画を自動的に検索して掲載。その数は13万件で、さらに毎日200~600件のペースで増えている。 技術動画サイトが100億円の年間売上高を生み出す 集めた動画は電気自動車、バイオテクノロジー、新エネルギーなどの分野に分け、新規性、実現性、市場性についてそれ