「日経」は23日、ウェブ版に「消費増税に節約で勝つ」と題して「日常生活費を削減するため、まずは買わない生活を」と勧める「消費生活アドバイザー」執筆の記事を掲載しました。「ニンジンの皮」を食べよと勧める記事(21日)に続き、ネット上で批判を浴びています。 記事は、「『削る余地なんてないよ』という人ほど削る余地はまだ残っている」として、10月の増税まで「がんばって取り組みましょう」と執拗(しつよう)に節約を奨励。「生活習慣」見直しと称し「プチ断食」まで迫っています。 しかし、買い控え奨励は大企業の売り上げも減らし、「日経平均株価」さえ押し下げかねないもの。このためツイッターでは「経済新聞の記事じゃないですよ」などの批判的意見が続出。また、「『欲しがりません勝つまでは』の復活だよ」などの“戦前回帰”への皮肉や、「消費削ったら増税した意味なくない?」と増税による税収減への懸念とともに、「増税より減