高齢化が進む中、栄養を十分にとれていないお年寄りが少なくないとして、厚生労働省は家庭向けの配食業者に対し、利用者から健康状態を聞き取るなどして、それぞれに合った食事を提供することなどを求めるガイドラインを大筋でまとめました。 このため厚生労働省は、家庭向けの食事の配達サービスを活用して、高齢者の健康支援につなげようと、都内で開いた専門家会議で、業者向けのガイドラインの案を示しました。 この中では、利用者一人一人に肥満の程度や持病がないかのほか、食べ物をかんだり飲み込んだりする力がどれくらいあるかを事前に聞き取るとしています。そのうえで、栄養のバランスや食事の量などを調整するとともに、栄養を十分に摂取できるように食材を細かく刻むなど、食べやすいメニューを提供するよう求めています。 さらに規模の大きな業者には栄養士を配置して、食生活などの指導も行うよう求めていて、ガイドラインの案は大筋で了承さ
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