南京大虐殺の生存者、夏淑琴さんは16日、日本の右翼を名誉棄損で訴え、日本の最高裁判所(最高裁)での勝訴が確定した後、日本の弁護士団体を通じて455万7300円(人民元にして31万5000元)の損害賠償を受け取ったと報告した。 侵華日軍南京屠殺遇難同胞紀念館の朱成山館長はこれについて、夏さんの裁判が全面勝利したことになると述べた。夏さんは生きている間に勝訴し、損害賠償を受け取った唯一の南京大虐殺の生存者でもある。 日本の最高裁は今年2月5日、南京大虐殺の生存者である夏淑琴さんが、「南京大虐殺の徹底検証」の著者と出版社を相手に起こした名誉毀損訴訟裁判で、原告の訴えを認める最終判決を言い渡し、原告に対して400万円の損害賠償を支払うよう被告に命じた。 朱館長は、全面勝訴だけでも困難なのに、損害賠償を獲得するのは更に難しいことだとし、歴史を否定しようと企む日本の右翼分子を抑止するだけでなく、今後南