SEなら押さえておきたいIPネットワークの基礎---最終回 ファイアウオール（3）
長谷川 泰右 NTTデータ関西テクシス ソリューションマーケティンググループ テクニカルサポート担当 インターネット・サーバーはDMZで公開する では，社内ネットワークとインターネットの間にファイアウオールを設置した場合，インターネットへ公開するWWWサーバーやメール・サーバーなどは，どこに置くのだろうか。インターネットに公開するからには，グローバル・アドレスを割り当てる必要がある。といって図3のファイアウオールの右側に置くと，インターネットにむき出しの状態になってしまい，ファイアウオールで守ることができない。 一つは，ファイアウオールの左側の社内ネットワークに置き，NATを利用してインターネットへ公開する方法が考えられる。ごく小規模な会社の場合は，このような形態を採るケースがあるかもしれない。しかし，セキュリティ上は好ましくない。万が一WWWサーバーが不正アクセスの被害を受けて乗っ取られ
Webアプリにおけるサーバとクライアントの常識
Webアプリにおけるサーバとクライアントの常識：Webアプリの常識をJSPとStrutsで身につける（3）（1/3 ページ） 本連載は、JSP／サーブレット＋StrutsのWebアプリケーション開発を通じて、Java言語以外（PHPやASP.NET、Ruby on Railsなど）の開発にも通用するWebアプリケーション全般の広い知識・常識を身に付けるための連載です 前回は、「Strutsの常識を知り、EclipseとTomcatの環境構築」と題し、Webアプリケーションフレームワークの1つであるStrutsについての概要を説明したうえで、JDKやEclipse、TomcatなどのWebアプリケーション作成の環境構築を行い、サンプルプログラムを実際に作成してみました。 今回は、「サーバとクライアントの常識」と題し、サーバとクライアントの関係など詳しく説明していくとともに、前回紹介したサンプ
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