◇県や松山市 空港から4ルート試算 松山市中心部の路面電車を松山空港まで延伸させる構想について、県や市は23日、実現性の検討結果をまとめた。4ルートを想定して利便性や乗客需要を調査した結果、現状で事業者の採算性は厳しいが、空港利用者や沿線住民の増加などの条件を満たす環境になれば「整備の費用を効果が上回り、実現の可能性がある」とした。ルートは絞り込まなかった。(石原敦之) ◇沿線住民増など9条件 県と市、路面電車を運行する伊予鉄道などは2015年7月、観光や地域の活性化を目的に「松山空港アクセス向上検討会」を設立し、路面電車の延伸効果を検証。この日の第6回会合で結果報告を承認した。 4ルート(5・0~5・7キロ)は、松山空港から新空港通りや旧空港通り付近を経由し、JR松山駅に向かう3案(平面、高架の両パターン)、伊予鉄道松山市駅に乗り入れる1案(高架パターン)を想定した。乗客の見込み数や所要
中国政府は「社会信用システム(social credits system)」計画を2014年に発表しています。社会信用システムとは政府が国民の様々な個人情報をデータベース化し管理するもので、2020年の完成を目指しています。ですがこのシステムには、集められた情報から独自の基準で国民を格付けし、点数の高い者を優遇したり、逆に低いものに何らかの制限を課すものも含まれており、実際にそのような制限が実行されはじめました。(訂正を参照) 社会的信用が低いと飛行機に乗れない 中国政府はこのほど、社会信用ポイントの低い国民に対して、高速鉄道や航空機の利用を最長一年間禁止にする処置を、2018年5月1日から開始すると発表しました。中国では高速鉄道や航空機を利用する際には統一の身分証での番号登録が必要なのですが、点数の[信用の]低い者は利用を拒否されるというものです。 対象となる人は、「テロについての誤った
ANAホールディングス(HD)が傘下の格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションとバニラ・エアの2社を統合する方向で調整に入ったことが16日、分かった。売上高を合算すると、LCC国内首位のジェットスター・ジャパンを上回る。ANAHDはLCCの国際線で現行より航続距離の長いアジアの中距離路線への進出を目指しており、2020年ごろの統合を視野に経営基盤を強化してアジア市場を開拓するとみられる。 ピーチは関西空港を、バニラは成田空港を拠点にし、日本各地やアジアに就航している。統合で事業が拡大すれば、アジアから地方都市への訪日客増加も期待できそうだ。
現在は6両編成で運行するポートライナー。神戸空港の民営化で利用者増が見込まれる=16日午後、神戸市中央区神戸空港(撮影・吉田敦史) 神戸市は2018年度、神戸空港の利用者増が4月の民営化によって見込まれることに対応し、三宮と同空港を結ぶポートライナーの輸送力を増強するため、編成車両数を現在の6両から8両へ増やすことを検討する。 ポートライナーの乗客は16年度に2679万人と、この10年間で1・6倍に増えた。企業や学校のポートアイランド進出が相次ぎ、特に通勤・通学が集中する午前8~9時の混雑が課題となっている。 終着駅のある神戸空港は、4月の民営化後、運用規制の在り方が話し合われる見通しだ。便数が増え、ポートライナーの乗客が増える場合を見据え、輸送力増強に乗り出す。8両化による費用や効果などを見積もるほか、三宮駅のプラットホーム拡張に向けた予備設計も行う。18年度当初予算案に関連分の計350
国土交通省などは13日、北海道内7空港の一括民営化について新千歳空港を皮切りに開始時期を3段階に分けると発表した。民間企業による事業開始は20年6月に新千歳、同年10月に旭川、21年3月に稚内、釧路、函館、帯広、女満別とする。7空港の一括民営化は国内で例がなく、民間企業がより円滑に
南海電気鉄道は31日、関西国際空港に乗り入れる空港線で、2017年4~12月期の乗客が前年同期に比べ11%増の1122万人となったと発表した。訪日客の利用が増え続け過去6年で2倍強に増えた。今秋には難波で大型複合ビルを開業する予定で、好調な空港線を企業としての成長につなげるには乗客の周辺ビジネスへの取り込みが課題になる。空港線は泉佐野駅(大阪府泉佐野市)から関空駅を結ぶ路線。旅客の7割が定期券
神戸空港と新幹線のJR新神戸駅とのアクセスを強化しようと、神戸市がこの区間で、専用車線に連節バスを走らせる「バス高速輸送システム(BRT)」を導入する方針であることが18日、分かった。導入すれば、最短15分での移動が可能になる。神戸空港は来年4月の民営化で関西国際、大阪(伊丹)両空港との一体運営が始まり、今後の需要拡大が期待される。神戸市は早ければ3年後に導入し、神戸空港の活性化につなげる。 新神戸駅から神戸空港までの約8キロは現在、市営地下鉄とポートライナーを乗り継ぐ必要があり、所要時間は約30分。特に通勤客らで混雑する朝夕は、大きな荷物を抱える空港利用者が乗車しにくい状況になっている。 一方、BRTは2両のバスをつないだ連節バスを使用し、交通渋滞を避けられる専用車線や優先信号を道路に整備。バス運行の輸送力と高速性を高める。導入で新幹線への乗り換えが促進されれば、外国人観光客でにぎわう大
香港(CNNMoney) カナダ政府は19日までに、同国ケベックシティーの国際空港周辺空域で着陸態勢にあった旅客機の翼に小型無人飛行機(ドローン)が衝突する異常事態が起きたと報告した。旅客機の被害は軽微で無事に着陸していた。 ドローンと旅客機の衝突は国内で初めてとしている。定期航空会社の団体「国際航空運送協会(IATA)」は世界での報告例はなく、初の事例の可能性があることを示唆した。 カナダの地元メディアによると、今月12日に被害を受けた旅客機は同市に拠点があるチャーター航空会社「スカイジェット」が運航する。乗客6人、乗員2人が搭乗していた。同社の公式サイトによると、運航機材は小型の双発エンジン機となっている。 カナダのガルノー運輸相は声明で無事の着陸に安堵(あんど)したとの声明を発表。会見で「操縦室の窓にぶつかりパイロットが業務遂行出来なかったり、エンジンに衝突したりすれば悲劇的な結果に
石井啓一国土交通相は12日、2020年に訪日外国人客を4千万人に増やす目標を達成するための財源として、日本から出る人に課す「出国税」を含めた新しい財源確保策を検討すると表明した。15日に検討会の初会合を開き、今秋にも具体案を示したい考えだ。 石井氏はこの日の閣議後会見で、「これまで観光庁内で検討してきたが、外部の意見を取り込み具体化を進める」と述べた。 検討会では必要な財源の規模のほか、訪日外国人だけでなく日本人も対象とするのかや、出国者の航空券代に上乗せする「納付金」など税金以外の方法が可能かどうかも議論する。集めたお金の具体的な使い方も議論を呼びそうだ。 出国税は豪州で導入されており、韓国などにも似た制度がある。他にも外国人客に限ったメキシコの「旅行者税」などがあり、こうした海外の制度を参考にする。ただ、日本人も対象に含めると訪日客増加の恩恵を感じづらい人や、日本人の海外旅行者の減少を
兵庫県・淡路島と関西空港を結ぶ定期航路が10年ぶりに復活する。国土交通省が7日、同県洲本市の船会社の航路開設申請を許可した。移動時間が陸路の半分に縮まり、増加する訪日外国人客の取り込みを図る。9日運航を開始する。 運営するのは「淡路関空ライン」。洲本港と関西空港の間で高速船(217人乗り)を1日往復5便走らせる。航行時間は65分。高速バスで最速でも2時間かかる移動時間が大幅に短縮される。 淡路島―関空間には同市の第3セクターが運営する定期航路があったが、利用客が伸び悩み、2007年に休止となった。しかし、近年は日本を訪れる外国人観光客が増加。関空の5月の国際線利用客も過去最高の163万人を記録した。 この日、国交省神戸運輸監理部(神戸市)で許可書を受け取った淡路関空ラインの吉村淳一社長らは「状況は10年前と大きく変わった。淡路島も訪日外国人の受け入れに力を入れ始めており、十分運営できると思
2017年6月3日(土) バニラ航空、関空-奄美 チェックインカウンター。階段の搭乗タラップの写真を見せられ、歩けますか?と聞かれ、歩けませんと返答したら「乗れません」の一言。 昇降車などの設備がないのは理解できるが、担いだりのお手伝いはないみたい。同行者が5人いるので「同行者の手伝いのもと乗降する」というので説得して搭乗しました。奄美空港では、同行者が私の車いすを取りにいき、3人の同行者に車いすを担いでもらって階段を降りました。 完全バリアフリーの清水ヴィラに滞在し、美しい海での最高の思い出を胸に、帰路へ。2日後の奄美空港。チェックインカウンターで空港の車いすに乗り替えて欲しいと言われる。設備はないのはわかっているので、同行者に階段を担いでもらうのには自分の車いすが簡単。できるなら自分のを使いたいと返答。すると15分ぐらい待たされて、ようやく回答が。往路に車いすを担いで降りたのは違反との
鹿児島県奄美市の奄美空港で今月5日、格安航空会社(LCC)バニラ・エア(本社・成田空港)の関西空港行きの便を利用した半身不随で車いすの男性が、階段式のタラップを腕の力で自力で上らされる事態になっていたことがわかった。バニラ・エアは「不快にさせた」と謝罪。車いすでも搭乗できるように設備を整える。 男性は大阪府豊中市のバリアフリー研究所代表、木島英登(ひでとう)さん(44)。高校時代にラグビーの練習中に脊椎(せきつい)を損傷し、車いすで生活している。木島さんは6月3日に知人5人との旅行のため、車いすで関空に向かった。木島さんとバニラ・エアによると、搭乗便はジェット機で、関空には搭乗ブリッジがあるが、奄美空港では降機がタラップになるとして、木島さんは関空の搭乗カウンターでタラップの写真を見せられ、「歩けない人は乗れない」と言われた。木島さんは「同行者の手助けで上り下りする」と伝え、奄美では同行者
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