今年画業50周年を迎えたみなもと太郎先生。70歳を迎えた今も歴史マンガ『風雲児たち』の連載を抱え、マンガ研究家としても幅広く活躍している。2018年元旦には、みなもと先生の大フ… 続きを読む
今年画業50周年を迎えたみなもと太郎先生。70歳を迎えた今も歴史マンガ『風雲児たち』の連載を抱え、マンガ研究家としても幅広く活躍している。2018年元旦には、みなもと先生の大フ… 続きを読む
先日行ったみなもと太郎のトークショーで ちばてつやの少女マンガがマンガ表現において ターニングポイントになったという話があった。 ちばてつやが死んだら墓に『あしたのジョー』の作者と書かれたのでは浮かばれないとまでみなもと先生は仰った。ちばの功績は登場人物のリアルな感情表現だ。それまでの少女マンガにおける主人公はお人形のような定型であった。少しでもそこから逸脱しようものなら編集からクレームが来たそうだ。 たまたま締め切りに追われムシャクシャしたちばは、クレームを入れられる余裕もないことから、主人公の少女にペロッと舌を出させた。それが読者の共感を生み、大反響となった。このことはちばてつやの自伝に書かれていたことだが、ここから少女マンガの感情表現は深化したわけだ。やがて70年代に24年組と呼ばれる女性作家により、とことん極められ、やがて80年代に少年マンガ、青年マンガにフィードバックすることにな
『風雲児たち』という歴史マンガでお馴染みのマンガ家・みなもと太郎さんは、1947年生まれだから団塊世代のど真ん中だ。物心ついた頃からマンガを読み、ひらがなは全部マンガで覚えたという。当時は物資が不足している時代で、当然マンガも少なかったけど、そういう中でみなもとさんは貪るようにマンガを探し、読み続けていたという。 それが、小学校に上がったり中学校に上がったりする頃になると、状況が変わってくる。一つは、高度経済成長で日本が豊かになり、それまで以上にマンガが読みやすくなったこと。もう一つは、団塊の世代がとにかく人が多かったので、その層を狙ったマンガ単行本や雑誌が次々と刊行されたこと。みなもとさんたちが小学生の頃に少年月刊誌が創刊され、中学に入ると少年週刊誌が創刊され、大人になると劇画青年誌が創刊された。つまり、マンガというエンタメ産業あるいは文化の成長は、団塊の世代の成長とともにあったのだ。
『風雲児たち』などでお馴染みの漫画家みなもと太郎先生がTBSラジオ『タマフル』に出演。漫画家さいとう・たかを先生が日本の漫画界に起こした革命と、あまり知られていないその偉大な功績について話していました。 只今「サタラボ」今回は「さいとう・たかを特集 by みなもと太郞」歴史漫画の大傑作『風雲児たち』などで知られる、漫画家・みなもと太郎先生がさいとう先生について語ってくれます! #utamaru #tbsradio #radiko pic.twitter.com/xN0fHYFTwb — tamafle954 (@tamafuru954) 2016年4月30日 (宇多丸)ここからが、本日の本編でございます。漫画家さいとう・たかをさんがいかに日本の漫画界に革命を起こしたのか? 革命ですよ、みなさん。解説していただきます。レジェンドが、伝説的存在が伝説的存在を語る特集となっております。それでは、
漫画家・みなもと太郎さんからのメッセージ 昭和四十年代というのは、漫画の激動期であった。手塚治虫を初めとした従来の漫画が古いものとされ、凝りに凝った構図や、ひねったストーリーをもつ新しいスタイルの漫画が注目されるようになった。そうした変化によって、昔から活動をしていた多くの漫画家が仕事を失った。 もちろん横山光輝もその流れの中で消えてしまう危険はあった。しかし、横山光輝はその後、「希望の友」や「コムックトム」などの雑誌に『水滸伝』『三国志』を執筆し、その成功によって逆に巨匠への道を歩むこととなったのである。 この事実は長いこと漫画評論家を困らせた。漫画界の地殻変動にも全く動じず、しかもこれまで通りの少年漫画のノリで人気が落ちなかったからだ。なので、評論家たちは、横山漫画の魅力について「子どもにもわかりやすいエンターテイメント性」などと言ってお茶を濁すのが精いっぱいだった。 私が小学六年生く
1979年から続く、みなもと太郎さん(65)の大河歴史ギャグマンガ『風雲児たち』。関ケ原の戦いから描きはじめ、潮出版社版から数え通算51巻目となる最新刊『風雲児たち 幕末編(21)』(リイド社)で、ついに「桜田門外の変」にまで来た。前代未聞の大老暗殺事件が、独特のリアリティーで描かれ、幕藩体制の断末魔を告げている。大作も大詰め間近、と思ったら作者は「あと50巻はかかりそう」。えーっ、まだ半分? 「映画やテレビで登城する井伊直弼を家来が引き留め、用心を進言する場面をさんざん見てきましたが、ありえません」とみなもとさんはいう。江戸彦根藩邸と襲撃場所は、指呼の間。「外で見張っているだけで惨劇は防げた。なのにやらなかった。なぜか。襲われるなんて、直弼も側近たちも夢にも思っていなかったからです」 マンガでは、水戸浪士ら襲撃者は登城見物の「大名オタク」に紛れて待機する。行列に色めき立ちケータイ撮影する
29日に発売されます。 ちなみにNHKの人気番組「家族に乾杯」?で、人気アイドルが「風雲児たち」のことを紹介してくれたとか。 そりゃ追い風だ。とにかく知名度さえあれば、の作品。 このブログも微力ながら宣伝のつもりだぜ。 風雲児たち 幕末編 21 (SPコミックス) 作者: みなもと太郎出版社/メーカー: リイド社発売日: 2012/11/29メディア: コミック購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (24件) を見る以前、この作品については、まもなく討ち入り、という回を取り上げて紹介しました。年甲斐もなく作者・みなもと太郎のジジイ(※還暦過ぎている)が年甲斐も無くまどか☆マギカのパロディをやってる、という話が話題になったんだっけ。 ■万延元年のジャッカルたち…「風雲児たち」で、桜田門外の変がカウントダウン。 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/201
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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