『流されて八丈島 おひとり島ぐらし7年め』 たかまつやよい ぶんか社 \800+税 (2014年7月5日発売) 東京なのにリゾート地でもある八丈島と聞いて、おそらく多くの人がイメージするのは自然と海で、ダイビング。 本作の作者も島在住のマンガ家として、ライセンスを取ろうとダイビングショップへ向かうと、お店の人は、「島の人でライセンス持ってる人は少ないよ……」。 なぜならば、「ライセンスがなくても島の人は気軽に泳ぎにいけるわけだし 取得にお金もかかるし むしろ島の人ほど持ってない!」とのことで……!? そんな島の暮らしを描いたエッセイ4コマが、たかまつやよいの『流されて八丈島』で、本作はそのシリーズ4冊目だ。 作者のたかまつやよいは、原案とペン入れ・仕上げ担当の“たかまつ”と、ストーリーと下絵担当の“やよい”のユニット。独身女性で「オタクでマンガ家」なやよいが、突然思い立って始めた八丈島生活