日本人ならばだれもが学校で習う、日本の歴史。2009年には「歴女」が流行語になるなど、近年あらためて日本の歴史に関心が集まっている。 さらに、2014年は、NHK大河ドラマで『軍師官兵衛』が放送され、黒田官兵衛を主人公にしたマンガ作品が急増! 過去の官兵衛登場作品も、コンビニ・コミックや増刊誌などで数多く出版された。 いずれの作品も、史実において語られてきた「官兵衛のパブリック・イメージ」を踏襲しつつも、マンガならではのオリジナリティを発揮しものばかりだ。 今回は、歴史マンガを熱心に研究している、「このマンガがすごい!」でもおなじみのライター・加山竜司さんに、個性の際立った「黒田官兵衛」が登場するマンガ作品をうかがった。 [※2013年から2014年7月に発売されたマンガ単行本のなかから選出をお願いしています。今回は特別に雑誌からの選出もあります。] 加山竜司さんイチオシの3作品! 『後藤