日産は以前からこうした「ライフスタイル製品」には熱心な部類である さて、過去には「ガソリンの匂い」「髪の毛が焼けるような匂い」など様々な奇っ怪な香りを持つ香水が自動車メーカーから発売されていますが、今回は日産(ニスモ)が「タイヤの香りがする香水」を発表することに。 TopGearによると、この香水は(日本らしく)桜の香り、そして日産らしい(?)タイヤの香りをブレンドしたもので、「スメル・マイ・ダスト(Smell My Dust)」と命名されています。
HEVは、ホンダにとってまさに“ドル箱”である。世界的なHEVの需要好調を追い風に、同社は2023年度、世界でHEVを約80万台販売した。2024年度は100万台の販売を見込む。2024ビジネスアップデートで三部氏は「現在、北米を中心にHEV事業は好調だ。このままいくと(HEVの販売台数は)180万台まで伸びる可能性がある。ピークは2029年から2030年だろう」と予測した。 これまでホンダは、最大3種類あったハイブリッドシステムをe:HEVのみに絞ることで、コストを効率化してきた。 e:HEVに統一したことで「コンセプトや制御の考え方など基本的な構成を同じにできた。エンジンやモーター、電池などの制御が共通だと、基本的に相似形でハードウエアを設計できる。その分、開発効率が良くなる」とホンダの技術者は説明する。実際に中型セダン「アコード」の2023年型は、2018年の従来型に対して、出力密度
世界初の量産BEV「リーフ」を2010年に販売したEVのパイオニア、日産自動車。ただ、その後の後継車種の販売が遅れ、世界各メーカーがBEVを販売していく中で後塵を拝し、シェアは低下。他の日本メーカーと同様にEVシフトの遅れが批判されていました。 日産自動車が3月25日に発表した新中期計画「The Arc」では、EV巻き返しに向けた具体的な戦略が示されました。日産1社だけでなく、「仲間」たちと共につくり上げるEV、そのあり方とは――。今後の成長を大きく左右する日産EV戦略を詳細に解説します。 日産の今回のEV戦略の肝は自社だけでなく、他社と共同しEVの開発を進めていく点です。新しいパワートレインであるEVの開発には莫大な研究開発費と設備投資がかかります。1社だけで、その費用をまかなおうとすると、コストが嵩み、利益を生み出すことができません。 日産は1999年より、欧州メーカールノーとアライア
中国EV市場での苦戦で利益予想の大幅引き下げとなった日産…消費者意識の変化に取り残されていく日系自動車メーカーの行く末 集英社オンライン / 2024年5月15日 8時0分 〈電気自動車トップ・テスラは中国勢との値引き合戦では勝ち目なしか?…バッテリーの開発市場で競争力を失った稀代のメーカーの現在地〉から続く 日産自動車が岐路に立たされている。主要マーケットと定めていた中国での販売不振が起きているのだ。かつて中国での新車販売台数においては、トヨタやホンダと肩を並べていたが、今では見る影もなくなっている。今、中国ではとにかくEVの値下げ合戦が取り沙汰されているのだが、事情はそれほど単純ではない。EV購入における消費者意識は、ガソリン車とはまったく異なるからだ。 【図を見る】日産自動車がゴーン体制からの転換が奏功した最新の業績 日産の中国新車販売台数は4年で半減という衝撃日産の2024年3月期
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テスラが充電器部門で大量解雇を行ったニュースが伝えられ、テスラがEVの充電サービスから撤退するかのような言説がSNSや一般メディアの記事などで飛び交っています。はたして、このニュースをどう受け止めるべきなのか。GWボケに喝を入れつつ論考してみます。 充電サービスから撤退なんてするはずはない ニッポンがGWに浮かれる4月30日、アメリカで、テスラが充電器部門の幹部や社員を大量解雇したというニュースが伝えられました。 テスラの充電方式は北米標準充電規格(NACS=North American Charging Standard)として公開(SAE J3400)されており、日本のトヨタや日産も今後北米で発売するEVに採用していくことを発表しているほか、フォードやGMなどのアメリカメーカー、メルセデス・ベンツやBMWなどの欧州メーカーも今後は北米発売のEVにNACSを採用することになっています。
今回連携するのは、日産が手掛ける「NissanConnect(日産コネクト)」と、パナソニックの「音声プッシュ通知」だ。アプリで車両の管理や操作ができるコネクテッドカー(つながる車)と、「ゴミの日」や「薬の時間」を自動で音声通知する「しゃべる家電」をつなぎ、相乗効果を目指す。 パナソニックの白物家電を手掛ける社内カンパニー、くらしアプライアンス社で技術総括を務める大穂雅博氏は会見で、「スマホを操作する人だけでなく、家族全体でリアルタイムに情報を共有できる」と新サービスの意義を強調した。子育て中や共働きなど、時間に追われる多忙なファミリー層の利用を見込む。 果たしてどれくらいの需要があるだろう。そのように疑問を感じたのは、「ゾーンアラート」通知。あらかじめ設定してある自宅圏内に、日産の車が入った際、パナソニック製テレビがそれを通知する。アリアで帰宅中の母親と、広大な一軒家で誕生日のサプライズ
(出典元: Gui Siebert / Shutterstock.com、Anastasiia Moiseieva / Shutterstock.com、Roman Zaiets / Shutterstock.com) 日産とホンダ「突然」の提携 日産とホンダは、先月3月15日に戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結。これまで、日産はフランスのルノーと、ホンダは米国ゼネラルモーターズとの提携で知られてきたが、日本の自動車メーカー同士の立場で日産とホンダが手を結ぶ関係性は、驚きを呼んだ。 この話が前進すれば、トヨタ自動車(以下、トヨタ)を軸としたダイハツ、スバル、マツダ、スズキという一群と、日産と三菱のアライアンスにホンダを加えたグループに二分される可能性もある。 先月15日に行われた日産とホンダによる共同記者会見は、当日に実施が発表される唐突な開催だった。記者会見の中では、日産の
日産自動車が経営難の自動車内装大手、河西工業を資金支援する。日産を頂点とした「ケイレツ」の構造は約20年前に解体したが、主要取引先の経営破綻は生産への影響が大きい。電気自動車(EV)の普及で自動車業界が「100年に1度の変革期」を迎えている。河西工業と連携を強化し、技術力を高めて生き残りをかける。日産の支援規模は60億円程度になる。河西工業が議決権を抑えた種類株を発行し、日産は当面は連結子会社
BYDは4月25日、中国・北京で開幕した「北京モーターショー(Auto China 2024)」で、同社の最量販車種のひとつである「王朝シリーズ」のミドルクラスセダン『秦』の追加モデル『秦L DM-i』(PHEVモデル)を発表した。 秦は中国市場において日本車キラーとして知られるモデルだ。全長4.5m前後のセダンは、トヨタ『カローラ』『レビン』や日産『シルフィ』など、日系メーカーの売れ筋モデルが顔を揃えるクラスだが、それらのエンジン車と同じ価格帯でPHEVをラインナップする秦は、同クラスのベストセラーになるなど、日本車が得意とするクラスを席巻している。その秦の追加モデルが「秦L DM-i」だ。 ベースモデルの秦のホイールベースを延長し、後部座席の足元の余裕をもたせたもので、ボディサイズは全長/全幅/全高4830/1900/1495mmとひとまわり大柄になった。 BYD自慢の「DM-i」ハイ
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日産は次世代パワートレイン生産技術に関する説明と全固体電池のパイロット生産ラインの予定工場を公開した。 説明に先立ち、日産自動車の副社長坂本秀行氏から、2024-2026年の短期かつ近視眼的経営計画「The Arc」の中で、2021年7月に英国で発表した「EV36Zero」が極めて重要であり、次世代商品力の向上のためにもこの横浜工場での生産技術が重要になると語った。つまりAmbition2030へと繋がるキーテクノロジーというわけだ。 フェラーリ ニューフェラーリ12 Cilindriを北米で発表 【公式動画】 関連記事:日産 英国政府からの資金投資を受け、欧州販売モデルのEV化を加速 「EV36Zero」 関連記事:日産 新経営計画「The Arc」で北米・中国市場を巻き返せるか EV36Zeroはバッテリー工場と製品組み立て工場が隣接し、マイクログリッド(地域電力網)からの100%サス
内燃機関の未来 さて、そうしてCNF時代の内燃機関という話になれば、開発すべきエンジンはおそらく2種類ある。まずは発電用エンジンである。日産のe-POWERや、マツダのロータリーEVは、発電用エンジンと発電機を動力源として、駆動は100%モーターである。こうしたシリーズハイブリッド用の発電専用エンジンには今後大きな進歩が期待できる。 定格でしか運転しないため、全域でのエンジン性能が不要。当然高回転の許容も必要ない。2000回転からせいぜい3000回転が関の山。吸排気効率はピンポイントで定格運転域に最適化が可能になる。 吸排気は気体の脈動の影響を強く受ける。系全体には本来固有の周波数があり、吸気ならば吸気管系の長さと容積で効率の良い回転域が決まる。トロンボーンが管の長さと容積を変えて音の高さを変えるのと同じなのだ。 レース用のエンジンのパワーアップを追求すると特性がピーキーになるのはそういう
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