著者:トム・ガリー(教養学部附属教養教育開発機構 准教授) 翻訳家・辞書編集者。1957年米国カリフォルニア州生まれ。シカゴ大学で言語学と数学の両修士課程を卒業。1983年から日本に在住。2002~2005年、東京大学大学院理学系研究科化学専攻で「化学英語演習」(Academic English for Chemistry)を担当。現在、教養学部でALESSプログラムのマネージング・ディレクター。
化学者のつぶやき Ph.D.化学者が今年のセンター試験(化学)を解いてみた 2010/1/23 化学者のつぶやき, 日常から 投稿者: cosine 先週末に行われました、センター試験。 筆者自身コレを受験したのはもう10年以上前のことなんで、高校化学かいやはや懐かしいなぁ、なんてことを思いながらニュースを見ておりました。 ・・・ふと魔が差したのでしょう。この10年で自分の知識はどこまで違ったものになったんだろう、なーんてことを大人げなくも知りたくなってしまいました。 で、受験終了以来まったく意識の外にあったはずの、センター試験を解くという暴挙にでてしまうことに。さてさて・・・ 時間を測って実際やってみたところ、見直し含めて40分で終了(制限時間60分)。 まぁ知識も増えてるハズだし、化学量変換なんて毎日嫌というほどやってる。スピード自体上がってるのは納得。うむ。でも計算は意外と大変だった
細胞を乾燥から保護する能力を持つタンパク質の機能を 低分子ペプチドで代替することに成功 - 細胞の常温乾燥保存の道を開く - ポイント 細胞を乾燥から保護する能力を持つタンパク質の機能を、低分子の人工のペプチドで代替することに成功しました。 トレハロースの細胞保護機能を人工のペプチドが強化することを証明しました。 細胞の常温乾燥保存への応用が期待されます。
岡ノ谷一夫さんの新刊『さえずり言語起源論 新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ』を岩波書店編集部から送って頂いた。 編集者の浜門麻美子さんは、私も拙著『心を生みだす遺伝子』(岩波現代文庫)でお世話になった方。 旧版の『小鳥の歌からヒトの言葉へ』も面白かった記憶があるが、それからすでに7年の月日が流れていることに、改めて驚いた。 その間、岡ノ谷さんの研究は理化学研究所脳科学総合研究センターで発展し、ERATOプロジェクトを展開され、所属は東大の駒場に移られた。 「え? 鳥のさえずりがなんでヒトの言葉と関係あるの?」という疑問は、しごく普通の感覚であろう。 だが、本書を読み終わる頃には、「きっとそうに違いない!」と思うようになるはず。 「岩波科学ライブラリー」に収められた本書は、分量的にも丁度良いし、岡ノ谷さんの文体は読みやすい。 従来の言語起源論では、まず「意味」を持つ単語が生じて進化し、その後、
同じ質量の綿と鉄はどちらが重いか。 この問題は簡単ではない。どんな質量の綿や鉄を想定するかによって答えは違う。例えば、1000億太陽質量の鉄と綿だったら両者とも即座にブラックホールだ。両者の終状態はほとんど変わらない。ブラックホールは元の天体が持っていた個性をベリベリと引き剥がしてしまう。 では、もっと質量を減らして1億地球質量だったらどうか。 1億地球質量の綿と1億地球質量の鉄、どちらが重い? だいたい恒星質量の上限域に相当する。300太陽質量だ。 綿は自己重力で潰れていき、位置エネルギーの解放によってどんどん温度を上げる。中心部の温度は100万Kを超え水素の核融合が起こる。巨大な赤ちゃん星の誕生だ。莫大なエネルギーが発生し物質が宇宙空間に激しく流出する。ただし、綿は質量の大部分を炭素と酸素が占めており、恒星と白色矮星の中間のような組成だ。わずかな水素を使い果たすまでは延命すると予想はし
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