Poster Gallery Gallery of posters presented in major conferences.
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世の中には天才児とよばれる子どもが稀に存在する。ゲノム解析ツールG-languageの開発者、慶應大学特任講師の荒川和晴氏も、少年時代にきっとそうよばれていたに違いない。 4台のスクリーンで解析作業をする荒川氏 (慶應大学湘南藤沢キャンパスにて) 研究室はコテージのような造りになっている 「なぜ世界中の人々は神や宗教を作りだしたのか?その思考の源となる脳のメカニズムはどのようになっているのか?」 こんなナイーブな疑問を持ったことが、生命科学の道に進んだきっかけだ。高校時代に北米の数学コンテストで3位をとり、大学入学時には教授から超高校級とよばれ、大学院修士課程入学後に3年半で博士号を取得した荒川氏。 そんな人並み外れた経歴をもつ彼が今、クマムシにはまっている。彼には、生命現象を数学的に定義づけたいという野望がある。そして、クマムシは、この野望を成し遂げるための最適な研究対象なのである。 ク
ゲノム解析におけるランダム配列の使用について 2010.08.25 ゲノムの解析をしている研究で、特定の傾向を示すためにランダム配列と比較して有意であると示す例をしばしば見にする。が、これは複数の意味で間違っていると僕は思う。うちのラボにいる人は僕がこのランダム配列との比較を好まないことを知っていると思うが、明確に説明したことがない(発表の質疑応答ではその時間がない)ため、ここに一度記しておこうと思う。 手短にまとめておくと、僕が考える大きな問題とは、1. 「統計」や「有意」の考え方を間違えている、2. ゲノムの配列はそもそもランダムではない、3. ランダム配列ではなく、ランダムサンプリングの方が適切、という点にまとめられると思う。 まず一番間違えていると思えるのは、残念ながら非常に良く見るが、ある事象とランダム配列におけるその事象のグラフを示し、それらの有意差をt検定ないしZ検定で見てい
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