【ソウル=松浦奈美】K-POPグループ「BTS(防弾少年団)」の最年長メンバー、ジンさん(31)が12日、兵役義務を終えて除隊した。他のメンバーも順次兵役や代替服務を終える見込みだ。韓国最大の芸能事務所HYBE(ハイブ)にとってBTSは今も売り上げの大半を占める稼ぎ頭だ。ハイブの株価は12日午前、一時前日終値比2%高をつけた。ジンさんは2022年12月、北朝鮮との軍事境界線に接する漣川(ヨン
陸上自衛隊幹部候補生学校(福岡県久留米市)が、「沖縄作戦において日本軍が長期にわたり善戦敢闘し得た」と評価し、幹部候補生の教育方針にしていたことが市民団体の情報公開で分かった。関東学院大学の林博史名誉教授によると自衛隊のこのような教育は1960年代に明らかになったが、現代も継続していることが改めて浮き彫りになった。住民被害には触れておらず、識者は「戦闘の仕方ばかりを取り上げているのは問題だ」と指摘している。(社会部・塩入雄一郎) 元自衛官などの研究者でつくる軍事問題研究会が、防衛省に公文書を開示請求。2017年8月から9月にかけ、陸自が一般幹部候補生に対して県内で行った「沖縄戦史現地教育」の実施計画が公開された。 実施計画は目的を「沖縄戦史を現地において教育し追体験させることにより、戦場、特に国土戦の実態を深刻に認識させる」と設定。現地教育などが中止となった場合、...
本当の自動車道路に降ります。 スウェーデンでは定期的に行う訓練 北大西洋条約機構(NATO)は2024年5月21日、スウェーデン空軍のJAS 39「グリペン」戦闘機がヨーテボリ近郊の高速道路を使用し、離着陸する訓練の様子を公開しました。 拡大画像 高速道路に着陸する「グリペン」(画像:アメリカ空軍)。 スウェーデンでは、 空軍基地、空港及び補助滑走路が、敵性勢力攻撃や自然災害などにより損傷し使用できなくなった場合に、軍用機が離発着可能なように意図的に整備された道路を使用して、運用することが可能となっています。 訓練に参加した「グリペン」は、地上に着陸すると、移動武装・給油地点ポイント (FARP) を利用し、給油後はすぐさま離陸しました。 訓練に参加したパトリック・ランゲ大尉 は「ウクライナで目にするものと同じことが起きた場合、主要空軍基地周辺は非常に脆弱で、基地全体が破壊される可能性があ
大日本帝国は「終戦構想」が破綻した後も戦争を続け、敗戦を迎えた。写真は1945年9月2日、東京湾上の米戦艦「ミズーリ」で開かれた降伏調印式 始まった戦争は容易に終わらない。ウクライナとガザでの戦争で、私たちはそのことを改めて実感した。戦争を始める為政者の多くは戦場の最前線に行かない。そして戦争の終わらせ方を知らない。かつての大日本帝国(帝国)がそうだったように。今回は帝国の「終戦構想」を振り返りつつ、日本政府が想定する「新しい戦争」について考えてみたい。 開戦1カ月前に「腹案」 5月配信の原稿で書いた通り、帝国の指導者たちは武力で米国を屈服させられないことは分かっていた。ではどうやって戦争を終わらせるつもりだったのか。一応の「終戦構想」があった。開戦1カ月弱前の1941年11月15日、「大本営政府連絡会議」(主要閣僚と陸軍参謀本部、海軍軍令部の幹部らによる会議)でまとめられた「対米英蘭蔣戦
警察によりますと、30日午後4時前、北九州市小倉南区長行東の紫川の河川敷で「河川公園の広場にピストルなどが入った箱が置いてある」と通りかかった人から110番通報がありました。 その後の警察の捜索で、ロケットランチャーとみられるものが数丁置かれているのが見つかりました。 このほか、現場では拳銃や手榴弾のようなものも見つかっています。一部はプラスチック製の箱に入れられていたということです。 警察は何者かが捨てた可能性もあるとみて調べを進めています。
第2の都市で、ロシアに近い北東部の高地にあるハルキウは、あらゆる意味で空からの攻撃に対して無防備なのだ。
「福建」就役と同時に配備!? J-15の電子攻撃機型として開発中の機体 中国軍用機の研究者アンドレアス・ルプレヒトさんが、2024年5月16日に公式X(旧Twitter)に投稿した機体画像が話題となっています。 拡大画像 空母「山東」に着艦するJ-15(画像:中国航空工業集団)。 投稿された画像は、中国航空工業集団(AVIC)が公式Weiboに投稿したものです。空母艦載機J-15の電子攻撃機型となるJ-15Dと思われる機体が写されています。 写真は夕方に機体の後方から撮られたもので、細かい部分は分からないものの、J-15Dで特徴的なキャノピー後部にあるアンテナが確認できます。 J-15Dはアメリカ海軍が運用しているEA-18G「グラウラー」のように、友軍の戦闘機や攻撃機に帯同して敵地へ侵攻し、電波妨害を行うことで友軍を護る能力を持っていると予想されています。 この画像はXのほか中国のSNS
2024年に入り、ウクライナへ新たな「ゲパルト」自走対空砲が供給されました。誕生から50年以上も経過した旧式兵器が好まれる理由はどこにあるのでしょうか。 旧式車両がまさかの活躍 2024年1月3日、ドイツはウクライナへの支援として、新たに「ゲパルト」自走対空砲3両と、対空機関砲用砲弾3万発を送ったと発表しました。同車両はウクライナがロシアの侵攻を受けた直後、2022年4月に50両が供給されたのを皮切りに、ドイツ以外の国からも含め、何度か引き渡されています。 拡大画像 ゲパルト自走対空砲(画像:KMW)。 実は、ウクライナとロシアの戦いが始まるまで、同車両は時代遅れの兵器とみなされていました。1973年に配備が開始されたもので、基本設計は50年以上前の車両です。ドイツでは2010年に退役しており、当初はドイツがウクライナ支援をアピールするための供与といわれたことも。 しかし実戦投入されると、
ベストセラー戦闘機F-16を上回る性能と、軽戦闘機F-5譲りの低い取得・整備コストを併せ持ち、傑作戦闘機になり得る素質を大いに示しながら、どこの国にも採用されず消えていったF-20「タイガーシャーク」。その出自と顛末を振り返ります。 F-20の原型 F-5戦闘機って? 1980年代中頃、東西冷戦下における同盟国への援助合戦の「落し子」として、アメリカで誕生したとある高性能機が、どこの国からも採用されることなく生涯を閉じました。その名は「タイガーシャーク」。性能面でも価格面でも優れた機体だったのですが、なぜ試作に終わってしまったのでしょうか。 拡大画像 パリ航空ショーで展示されたF-20「タイガーシャーク」(画像:アメリカ空軍)。 さかのぼること70年ほど前の1950年代末、旧ソ連(現ロシア)はその同盟国に、MiG-17「フレスコ」やMiG-19「ファーマー」といった戦闘機を供給するようにな
空母化改装をした護衛艦「かが」と演習するかも。 日米英の3か国で共同演習も定期的に実施へ イギリス国防省は2024年4月11日、航空母艦を中心に複数の軍艦や補給艦、潜水艦などからなる、いわゆる空母打撃群(キャリア・ストライク・グループ)を東アジア地域へ派遣し、日本へ寄港させると発表しました。 時期は2025年、派遣される空母は「プリンス・オブ・ウェールズ」になります。 拡大画像 イギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」(画像:イギリス海軍)。 「プリンス・オブ・ウェールズ」は、イギリス海軍史上最大の軍艦であるクイーン・エリザベス級航空母艦の2番艦です。満載排水量は約6万8000トン、全長は284mあり、F-35B戦闘機や各種ヘリコプターなど合わせて最大48機を搭載・運用することができます。 2021年9月には、姉妹艦「クイーン・エリザベス」を中心とした空母打撃群が来日しており、日本
WW2開戦前夜、ドイツとの戦争に備え生産していたら、開戦前に国ごと乗っ取られてまるごと使用されてしまった戦車があります。しかも高品質で、その後のドイツの進撃を支えてしまった38(t)戦車の皮肉なお話。 「良い兵器」とは何か 電撃戦を支えてしまった38(t)戦車 強い戦車とはどんな戦車をイメージするでしょうか。強力なエンジン、大きな主砲、厚い装甲、いわゆる「走・攻・守」に優れた戦車をイメージするかもしれません。そうした主砲の口径や装甲厚といったカタログデータも大事ですが、もっと重要なことがあります。それは「動くこと」です。 いくら「走・攻・守」のカタログデータがよくても、故障ばかりしていては役に立ちません。それどころか戦闘中の故障は致命的です。多少、装甲が薄くても主砲が小さくても、とにかく故障しないで動く戦車が現場部隊で歓迎されたのも当然といえるでしょう。 拡大画像 ロシアのクビンカ戦車博物
1940年5月から開始されたフランス及び西欧に対するナチスドイツの「電撃戦」と呼ばれた侵攻作戦。それを支えた存在のひとつともいわれるのが、チェコ製の戦車である38(t)です。 開戦序盤に戦車不足のドイツ機甲部隊を支える 1940年5月から開始されたナチスドイツによるフランス及び西欧への侵攻作戦は「電撃戦」ともいわれ、戦車や自動車などの機甲部隊を中心とした戦法で圧倒した戦として知られています。その電撃戦を支えていた戦車のひとつが、チェコのシュコダ社が開発した軽戦車「38(t)」でした。 拡大画像 元々はチェコ製の38(t)戦車(画像:パブリックドメイン)。 第二次世界大戦は1939年9月1日、ドイツが突如としてポーランドへ侵攻し、始まることとなります。実はこの戦争は当初、ドイツの戦争準備が完全に整った状態で始まったわけではなく、冒険的外交をしすぎたためにイギリス、フランスの参戦を招き、なし崩
戦場では、時に相手に「バカな!?」と思わせる作戦が展開されます。それは、航空機が誕生し、より三次元的な戦いが展開されるようになった20世紀以降も変わりませんでした。 航空機を使った大戦中画期的だった爆撃作戦! 拡大画像 国立アメリカ空軍博物館に展示されるドーリットル隊長機のB-25(画像:アメリカ空軍)。 戦場では、時に相手に「バカな!?」と思わせる作戦が展開されます。それは古代から近世はもちろん、航空機が誕生し、戦い方が三次元的になった20世紀以降も変わらず、特に第二次世界大戦中はそうした奇抜な作戦が多数展開されました。その中でも、航空機をもちいた画期的だった作戦3選を紹介します。 「まさか空母から爆撃機が飛ぶなんて!?」アメリカ軍ドーリットル空襲 日本軍相手に太平洋の各地で劣勢が続くさなかの1942年4月18日、アメリカ軍は日本本土に初めての空襲を行いますが、その方法はかなり奇抜なもの
オランダ軍の海兵隊が3月、米軍北部訓練場で行われた米海兵隊の訓練プログラムに参加していたことが27日分かった。沖縄防衛局はオランダ軍の来沖を把握していなかったが、第3海兵師団の交流サイト(SNS)が訓練の動画を流していた。在日米軍基地で米軍以外の他国軍が訓練することは日米安全保障条約で認められないが、条約を逸脱して他国が訓練に参加するといった事例はたびたび起きている。識者は「事実上の安保条約違反が常態化している」と問題視している。(社会部・塩入雄一郎) 米軍の第4海兵連隊とオランダ軍の海兵隊員が3月10日から2週間、北部訓練場でジャングルリーダーコースに参加したことを第3海兵師団の「X」やフェイスブックなどが紹介。「厳しいジャングル環境に米軍と同盟軍が対応するよう設計した」と説明している。 動画では、オランダ軍の海兵隊員2人が北部訓練場内で米海兵隊の指導官から説明を受ける場面が流れる。別の
ウクライナ軍に3万機以上のドローンを供給してきた軍事援助ボランティア(Come Back Alive)は「米国の小型ドローンは未成熟だ」と明かし、Wall Street Journalは「ウクライナで米国製ドローンが存在感を失っているは当局の規制に原因がある」と報じた。 参考:How American Drones Failed to Turn the Tide in Ukraine 戦いの優劣は左右するのはシステムのスペックではなく適応へのスピードAIを搭載した小型ドローン開発に挑戦しているスタートアップ企業らは「伝統的な大手企業が製造する軍事用ドローン」ではなく、早く安く供給できる商用ドローンの開発に照準を合わせており、米国を拠点とするドーロン関連企業(約300社)にも過去2年間で25億ドルの資金がベンチャーキャピタルから流れ込んでいるものの、ウクライナ当局は「米国製ドローンは壊れやす
九州大学で教材として使われていた古いディーゼルエンジンが、このたび静岡県御殿場市で公開されました。これ、実は旧日本軍の戦車用だったとのこと。ただ、関係者は皆そのことを知らなかったとか。なぜ、そうなったのか理由を探ります。 昭和初期に作られた戦車用エンジン 静岡で初の展示 静岡県御殿場市の自動車会社「カマド」で2024年4月7日、NPO法人「防衛技術博物館を創る会」(以下、NPO法人)が収蔵品の見学会を開催しました。 今回の目玉は北海道から譲渡され、現在レストアに向けてクラウドファンディングを実施中の「九五式軽戦車改造ブルドーザー」(通称:ハ号ブル)です。しかし、それ以外にも本イベントが初公開となった珍しい逸品がありました。それが旧日本陸軍戦車用のエンジンである、A6120VD型直列6気筒空冷ディーゼルです。 これは、NPO法人がイベントを開催する1か月ほど前、今年3月に九州大学の内燃機関研
米国製の地対空防衛ミサイルシステム「パトリオット」。ドイツ西部で(2023年10月23日撮影、資料写真)。(c)Ina FASSBENDER / AFP 【4月17日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は16日、ロシア軍がキーウ州最大級の火力発電所を破壊することができたのは、防空ミサイルが底を突いたためだと説明した。 ロシアはここ3週間半、ウクライナの電力供給網を集中的に攻撃。100万人以上が停電の影響を受けている。 トリピリスカ(Trypilska)火力発電所は11日、ロシアのミサイル攻撃で破壊された。 ゼレンスキー氏は米公共放送PBSのインタビューで、「ミサイル11発が飛来した。最初の7発は迎撃に成功したが、残りの4発がトリピリスカを破壊した。なぜか? こちらにミサイルが一発もなかったからだ」「トリピリスカを守るためのミサイル
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