先日ふと気付いたら、ノートにこんな文章を書いていました。 「別に幸せでも構わないじゃないか」と。 日記を書く習慣を持っている人はよくご存知だと思いますが、紙とペンを手にしていると、突然想像もしなかったようなメッセージを受け取ることがあります。 「別に幸せでも構わないじゃないか」 自分が書いたこの文章を読んだとき、それは特別な響きをもって私の中に広がっていきました。 そして続けて、今度はハッキリと意識的に、その下に書き加えました。 「別にお気楽でもいいじゃないか」 「別にポジティブでもいいじゃないか」と。 そうだ、私はずっとこう思えないでいた。 ずっとずっと、そんな風には思えない私だった。 その瞬間私は、過去の自分と出会い直したのだと思います。 幸せになることから全力で逃げ、抵抗してきた自分に。 私が幸せでなかったのは、幸せになりたくなかったからだ。 そんな奇妙で歪んだことが起きていたなんて