京都府への緊急事態宣言を受けて、修学旅行生を受け入れている京都の宿泊施設では、秋のシーズンの予約のキャンセルや延期が相次いでいます。 京都市北区にある旅館では、来月から12月の秋の修学旅行シーズンは、全国各地から1日あたり2校の予約が入り、客室の稼働率は99%になっていました。 しかし、京都にも緊急事態宣言が発出されることが決まった今週、学校側から連絡が相次ぎ、すでにおよそ50校がキャンセル、30校からは「延期を検討している」などと伝えられたということです。 この旅館では、去年の売り上げが、感染拡大前のおととしに比べて3分の1程度まで落ち込みましたが、今回の緊急事態宣言を受けて、ことしはさらに厳しくなる見通しだということです。 旅館では、修学旅行生の予約が大幅に減った分、今後は地元の家族連れ向けの新たなプランなどを早急に企画することにしています。 若おかみの馬渕能理子さんは、「予約のキャン