白土晴一@「Watch Dogs Tokyo」第1~2巻発売中! @manetoke 第二次世界大戦中にアメリカの図書館司書たちが行った対外情報活動をあれこれ調べて、個人的にちょっと面白くなってきている。戦後のアメリカの図書館サービスの発展に、こういう情報戦をやっていた司書たちが貢献したのかと思うと、ちょっと感じ入るところがある。 2020-07-01 23:55:01
「仕事は本当に好きで天職だと思う。でも食べていけない」。ある図書館の司書の女性(ツイッター名「よるこ」さん)が投稿したツイートが波紋を広げている。女性は大学を卒業後、3つの図書館で合わせて10年以上、働いてきた。しかし、待遇はすべて非正規雇用。給与は正規職員の半分に及ばず、金銭的な困窮から「これ以上働くことは無理」と転職を決意した。 今、公立図書館で働く職員のうち、約7割が非正規雇用という。日本図書館協会の統計によると、1998年に約8千人だった非正規職員は、2018年には約3万人にまで増えている。1998年当時は全体の5割以下だったにも関わらず、この20年間で激増しているのだ。 背景には、自治体の財政難がある。厳しい財政で人件費を削りたい自治体は、次々と職員の非正規雇用化を進めてきた。その結果、図書館の現場では今、何が起きているのか。そして、これから何が起きると予想されるのか。図書館の司
「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の中の人、Dainです。 何かを「選ぶ」ということは、意外とパワーが必要だ。 メリット・デメリットを考慮して、複数の候補から一つを選ぶ。例えば、何を着ていくか、何を食べるかといったことは、小さな選択かもしれない。だが、毎日の積み重ねとなると馬鹿にできない。ただでさえ学業や仕事において、さまざまな決断に迫られているのに、それに加えて日常的な選択が求められる。一日の「選択して決断する」パワーは限られている。世の成功者たちが、トレードマークのように毎日同じ服を着ているのは、パワーセーブのためではないだろうか。 そのようにしてためた選択と決断のためのパワーは、どこに使うべきか? それは、人生の節目に迫られる、大きな決断のリソースとするのである。卒業、入学、就職、結婚、出産、退職など、望む望まないにかかわらず、節目はやってくる。 ・卒業した後、進
この春、大阪市の市立図書館の多くが46年前から続くルールを見直し、図書館での自習を認めた。図書館での自習は、東京都立図書館など全国の数多くの公立図書館で禁じられている。どうして、図書館で自習をしたらダメなのか? 土曜日の12日、大阪市立中央図書館前で約70人が開館を待っていた。図書館によると、夏休みは学生も加わって館内の約1千席が埋まる。 大阪市は1972年以降、市内の各区に市立図書館を建ててきたが、全館で自習を禁止してきた。とはいえ、自習者がつまみ出されるわけではなく、多くの場合は図書館側が黙認している。その結果、一般の利用者からは「席に余裕がないから、譲るように言って」と苦情を言われ、自習する学生からは「どうして席で寝ている人は許されて、自習はダメなのか」と問いただされ、図書館職員は板挟みになっていた。ある職員は「まじめに勉強に来た子たちを追い出したくないが、重い本を持って席を探す人を
民間企業が運営受託する斬新なスタイルで物議もかもした「ツタヤ図書館」の登場などで公共図書館のあり方への関心が高まる中、各地の図書館はあの手この手で進化しつつある。便利な「駅前図書館」の開館や、ATMのような「読書通帳」の導入、さらにビジネス支援に乗り出す図書館も。そんな中、奈良県立図書情報館(奈良市)では、地元の農産物などを販売する物産展との「異色コラボ」で新たな入館者層を開拓。県の直営図書館というお堅いイメージ払拭にも一役買っている。(岩口利一) 垣根の低い図書館 カキやブドウ、ハクサイなど新鮮な果物や野菜が並び、法被姿の店員らによる威勢のいい呼び込みの声が響き渡る。立ち寄った家族連れらが品定めし、お目当ての品を次々に購入していく-。 この風景、実は奈良県立図書情報館の玄関前のもの。とても図書館とは思えない光景だ。館内から出てきた人が野菜を買い求め、店頭をのぞいた人が今度は館内に入ってい
「ぼくの夢は、渋谷に『夜の図書室』をつくること」――そんな1人の思いが、現実になろうとしている。 約1万冊の本をそろえた図書室でありながら、音楽やお酒を楽しみながら気軽に飲食ができるカフェのようなスペース。コンセプトは、昔遊びに行った友だちの家のような空間だ。開館時間は、午後6時から翌朝1時まで。渋谷駅から徒歩7分の道玄坂沿いに5月末日オープンする。 中学生のころから「自分の図書館をつくること」に憧れていた森俊介さんは、クラウドファンディングで自身の夢を語り、支援者を募集。すると、441人が支援。募集終了まで23日を残し、目標金額の10万円に対して289万6700円が集まっている(5月7日現在)。 森さんは、本の記録をつけるようになった大学生のころから、毎年100冊以上の本を読んでいるそう。「1冊1冊すべて、ぼくがちいさなプライドをかけて選書します」――サイトに記されたこの1文が、妙に心に
「世界最大の図書館」ピンチ=財政難でサービス維持限界−米議会 【ワシントン時事】米国の首都ワシントンの中心に位置し、書籍や資料などの所蔵で世界最大規模を誇る議会図書館が財政難にあえいでいる。日々の業務が増える一方で、職員や予算の削減が続き、図書館によれば、資料収集などに遅れが出始めている。日本を含むアジア部門でも専門家が不足し、国内外の複雑な課題の分析などが困難になっているという。 図書館は書籍など1億5500万点以上を所蔵。2012会計年度(11年10月〜12年9月)のデータによれば、年間約170万人が訪れたほか、議会へは100万件以上の調査結果を報告、著作権の登録は約51万件に上った。日々納本される資料は約1万4000点に達し、10年前の2倍に急増している。 これに対し、図書館の予算は政府の歳出抑制で10年度、11年度の2年間で8%減少した。書籍購入の削減や目録作成の遅れなどが生じ
【染田屋竜太】織田作之助の夫婦善哉(めおとぜんざい)の直筆草稿など貴重な蔵書がある大阪府立中之島図書館が、廃止方針から一転、存続することになった。大阪府の松井一郎知事と大阪市の橋下徹市長が美術館などへの転用を打ち出していたが、リニューアルして魅力を高める。近く大阪府の戦略本部会議で決める。 大阪市北区の淀屋橋にある中之島図書館は、住友家の寄付で1904年に建てられ、外側がルネサンス様式、内側はバロック様式の造り。現役の公共図書館では国内で最も古く、国の重要文化財にもなっている。 約56万冊の蔵書の3分の1を古典籍が占める。論語の注釈書である「正平版論語」の初版や、平安から鎌倉時代の歌人・藤原定家の自筆の「明月記」の一部など貴重な史料を保管する。
突然ですが、私、博士号を取得し、博士(創造都市)となりました。 対象となった論文は「学術出版の技術変遷論考-活版からDTPまで-」です。印刷学会出版部から同名の書籍として出版されておりますので、是非お買いあげください。と、まずは宣伝からはじまり申し訳ない。 「仕事をしながらの論文執筆は大変だったでしょう」とみなさんに感心していただくのだが、私はこのコラムを書いているぐらいで文章を書くのは苦にならないし、論文の素材については、自社の記録を元にしているので、それほど大変だったという感じはない。むしろ、父の時代の古い見積書を探し出したり、退職者にインタビューしたりと割と執筆過程そのものを楽しませていただいた。 大変だったのは文献による記述の裏付けだった。博士論文は論文なので、このコラムのように憶測とか、曖昧な記憶だけで書くわけにはいかない(失礼!)。たとえば「DTP以前にレイアウトが可能なパソコ
カフェや喫茶店、レストラン、食堂などを併設した図書館をまとめた地図が、はてなブックマークでじわじわと注目を集めています。Twitterのハッシュタグ「#図書館カフェ」で集まった情報をもとに、Google マップ上にプロットしています。 ▽ カフェのある図書館マップ (東日本版) - Google マイマップ ▽ カフェのある図書館 #図書館カフェ - Togetter 「カフェのある図書館マップ #図書館カフェ」は、飲食施設を併設した全国の図書館をまとめた地図です。目印やコメントでオリジナルの地図を作成・共有できるGoogle マップの「マイマップ」機能を使用しています。貸し出し図書の飲食施設への持ち込みについては、「貸し出し後持ち込み可」の図書館を青い目印、「貸し出し前持ち込み可」の図書館を緑の目印で表示。図書館名の下に、飲食施設の名称や詳細が掲載されています。 マップ作成の発端は、とあ
国立国会図書館は、2011年5月31日から、歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)がデジタル化した、1900年初頭から1950年前後に国内で製造されたSP盤等の音源「歴史的音源」のうち、データの登録が完了した約2,500の音源について、館内での公開を始めました。このうち、著作権及び著作隣接権の保護期間満了が確認された約100の音源については、インターネットでも提供しています。今後、提供準備の整った音源を順次追加し、最終的には約50,000音源を提供する予定です。 歴史的音源 http://dl.ndl.go.jp/#music 歴史的音源資料を公開しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館 2011/5/31付けのお知らせ) http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2011/1191724_1670.html 「歴史的音源」提供開始のお知らせ(国立国会図書館
佐賀県武雄市は4月13日(水)、iPadを活用した電子図書館サービス「武雄市MY図書館」の実証実験を開始しました。iPad専用のアプリを利用すると、図書館に足を運ばなくても本を借りることができます。 ▽ http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/hisaisya-kasidasi/my-tosyokan.html ▽ http://www.city.takeo.lg.jp/gabai_news/2011/04/post-416.html ▽ 当日キャッシングでお金借りる方法 【※絶対借りることができるのか?】-コピー 武雄市MY図書館は、「武雄市図書館・歴史資料館」の図書をいつでも借りられる全国初の電子図書館サービスです。App StoreもしくはiTunes StoreでダウンロードできるiPad専用の無料アプリを通じて図書を閲覧できます。 この実証実験の対
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