『くらしのアナキズム』を読むキッカケ わたしのようなバカでのほほんと生きているようなヤツでも、長いこと人間をやっていると思うのである。 人生とは何か、社会とは何か、なぜこんなにも生きづらいそうな人が溢れているのか、と。 しかし無い知性をいくらふり絞っても出てくるのは「人類は生まれながらにしてドMだから?」など身もふたもない答えぐらいだ。 あるていど知識があれば自ら頭をひねるのも価値あること だが空っぽのやつがまずやるべきは知識を入れることだ。 賢者たちに学ぼう。 立て続けに「テロリズム」「リアリズム」「アナキズム」と、「ズム」な本を読みあさった 『令和元年のテロリズム』(磯部 涼) 『資本主義リアリズム』(マーク フィッシャー) 『くらしのアナキズム』(松村圭一郎) 『令和元年のテロリズム』は先の参院選で起きた銃撃事件がキッカケで、生きづらさを抱えた人が行きつく究極なひとつのカタチとしてタ